40代でママになる高齢出産のメリットとは

2018年5月16日

数年前までは、40代でママになるメリットなど話題にもなりませんでした。出産時のリスク、妊婦の命に係わる危険、流産や早産の可能性など、問題点ばかりが指摘されていたのです。しかし、最近では、高齢出産に対する見解が以前よりも良くなってきています。

近年の研究結果によると、定期健診を怠らず、妊娠中の健康管理をしっかりすれば、高齢出産でも危険な状態になる可能性は低いと発表されました。現代医学の発展と妊娠・出産の研究によって、社会的通念をくつがえしたと言えるでしょう。その結果、年齢に関わらず多くの女性が、念願の母親になる夢をかなえられるようになりました。

40代でママになるメリットは何か、よく考えてみる必要があります。身体的な利点だけでなく、精神的な影響があります。高齢であるからこそ生じる変化によって、今まで知られていた以上に良い面もあります。

高齢出産の生理学的な利点とは

知的向上

特に問題解決などに関する知能の鋭さは、年齢と共に向上します。言語に関する語学才能も飛躍的に良くなります。

米国老年医学会誌の発表によると、妊娠によって分泌されるホルモンが関与していると伝えられています。プロゲステロンという女性ホルモンが、脳組織の発達に関係します。そしてエストロゲンが脳の構造に変化を起こします。

健康なライフスタイルと食生活

若い女性に比べて年齢が上の女性は、より健康を意識した食生活になります。質の良い食品を選び、健康な食事を心がけます。もちろん自分の日常の食事が、胎児や妊婦の身体にどう影響するか、強く意識して生活します。高齢出産の危険を知っているからこそ、健康管理をしっかりして、問題が起こらないように気を付けているのです。

ヨガをする母親

精神的に成熟した妊婦の利点

仕事と経済的安定

40代の女性はたいてい仕事を持っていて、経済的に安定しています。赤ちゃんの養育、将来の教育に、何不自由なく与えることができるという、心の安心感があります。キャリアの目標は達成して、仕事面での野望が子どもに悪影響を与えるということは、ほとんどありません。

精神的・感情的なバランス

40代の女性の方が妊娠するための準備ができていて、母親としての新しい人生に取りくむことができます。精神的に成熟していると、妊娠にまつわる変化に対応できて、落ち着いて変化を受け入れられます。

さらに若い母親より人生経験を積んで、生きる上での知恵もつき賢いです。歳を重ねた分、様々な状況を乗り越えてきた経験から、この妊娠出産という大きな仕事も、疲れすぎることなく落ち着いてこなせるのです。

子どもをとがめたりしない

若いお母さんは子どもをとがめることがあります。振り返ってみると、若い時だからこそあった良いチャンスや楽しいことを、妊娠したことで逃してしまったと思うのです。それを子どものせいにするのは何ともわがままで不公平であるにも関わらず、若い母親はそう感じずにはいられないのです。

歳を重ねると、そういう不満を感じるケースは減っていきます。40代でママになると決心する時は、もう既に若い時代を経験して、人生の次の段階へ足を踏み入れる心準備ができているのです。

「子どもはおもちゃではありません。親のかなわない願望の代用に子ども、などと後から気付くなどとんでもありません。子どもというのは、幸福そのもの創りだす義務しかないのです。」 – シモーヌ・ド・ボーヴォワール

自分の決断を充分承知している

相手がいてもいなくても、女性は母親なるという意識的な選択をしたのです。自分が何をしたいのかはっきり分かっていて、良い点と悪い点もすべて考慮した上で決心しました。妊娠することが、人生にどう影響するか理解して、新たな挑戦に立ち向かう心構えができているのです。

この年齢で、あまり考えもせず、ただ焦ってママになると決めるのは珍しいでしょう。若いママにくらべて、熟年ママの方が不安や心配も少ないです。

40代でママになると決めた方へのアドバイス

  • 40代でママになると決めたら、産婦人科医や主治医の診察を受けることが重要です。
  • 毎月の定期健診を受け、胎児の健康状態を確認しましょう。
  • この年齢になると、まず妊娠するのも難しい場合もありますが、けして不可能ではありません。不妊治療法などの生殖補助も除外しないで考慮に入れましょう。
  • 活力は少し衰えてしまったかもしれませんが、それは心配いりません。
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