【子どものスキルアップ!】注意力と集中力を高める絵本
今回は子どもの注意力と集中力を高めてくれる、楽しく簡単で面白い本をご紹介します。
現代の子ども達は多くの刺激にさらされているので、子どもが注目して、何か物や行為に集中できるようになることが増々重要になってきています。
子ども達がこの能力を発達させるためのゲームなどもありますが、子ども向けの本を利用するのもこのような力のスキルアップに適しているのです。
子どもの注意力と集中力を高める本
The Odd One Out: A Spotting Book by Britta Teckentrup
「どこにいるかわかるかな?」 著ブリッタ・テッケントラップ
このタイプの本は、子どもの注意力を発達させて集中力を高めるのにとても役立ちます。ページをめくる毎に繰り返される質問形式に対して、子ども達はじっくり集中して他とは違う要素を探さなければいけないのです。
この本の主役は動物たちです。子どもは動物が出てくる本が大好きなので、それも子どもが夢中になる要因になるでしょう。
各ページの構成は同じで、本の右ページにはやさしい詞がつづられています。この詞の中に、左側のページに並ぶ動物たちの中から違うものを探すヒントがあるのです。
この本は大ヒットだったため、著者は続編「そっくりさん どこにいるか わかるかな?」を出版しました。今度は違う動物を探すだけでなく、違うペアを探さなければなりません。
さらに著者は第三弾の「あかちゃん どこにいるか わかるかな?」も出しました。最初の2冊と似ていますが、この本で子ども達は色々な動物の赤ちゃんを探します。
Look and Find Book Collection by Thierry Laval
「どこだか見つけてみよう!」シリーズ 著ティエリー・ラヴァル
この素晴らしいコレクションの題名通り、何かを探すという構造になっています。各絵本は次のようなテーマに基いています。
- 歴史
- 世界
- 学校
- 家
- 乗り物
- 先史時代
- 農場
これらの本のページには窓のような折りたたんだ、めくり仕掛けがあります。この見開きページを開けて探します。
子ども達がとても驚くのは、これらのページを開くと出てくる、細かく描かれた素晴らしいイラストです。 本を楽しみながら、子どもが学び、発見し、能力を向上させることができるのです。この本の推奨年齢は5~9歳です。
子どもの注意力と集中力を高める本(続き)
The Mouse Mansion by Karina Schaapman
「マウスマンション サムとユリア」 著カリーナ・スカープマン
この驚異的な本のページをめくると、限りない情報が詰まっています。この本を読むと、子ども達はマウスマンションに住むジュリアと友達のサムの物語について学びます。しかし何よりも、イラストではなく著者の自宅に実在するドールハウスの画像に、子ども達は惹きつけられるでしょう。
これも子ども達の注意力と集中力を高める本です。これらの緻密な部屋を注意深く見入りながら、子ども達は様々なものを探していくことができます。
Where’s Wally? by Martin Handford
「ウォーリーをさがせ!」 著マーティン・ハンドフォード
この本は絵本リストから外せません。眼鏡をかけ、青いジーパン、赤と白のストライプの長袖シャツと帽子をかぶった主人公は長年みんなに親しまれてきました。
この本は児童書の中でも、注意力と集中力を高める本として間違いなくパイオニア的な存在です。このシリーズは数知れない種類の本が発行されており、様々な世界へ旅をするウォーリーは年齢に関わらずみんなに愛されています。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Teckentrup, B. (2015). Uno como ninguno. Flamboyant.
- Teckentrup, B. (2016). Dos como ninguno. Flamboyant.
- Haworth, K. (2018). ¿Dónde está el bebé?. Flamboyant.
- Laval, T. (2008). Busca y encuentra en el mundo. SM
- Handford, M. (2019). ¿Dónde está Wally?. B de Block.
- Schaapman, K. (2015). La casa de los ratones. Blackie.