お絵かきで創造性を養おう!7つの方法をご紹介
お絵かきは、創造性と想像力のどちらもを育むのに役立つ遊びです。ここでは、お絵かきで子どもの創造性を刺激する7つの方法についてご紹介します。
幼い頃から創造性を育むことの重要性は広く知られています。同様に、困難に直面したとき、創造性に溢れた子どもほど機知に富んだ対応ができることも、よく知られています。
お絵かきで創造性を刺激する
アンヘレス・ヘルヴィージャ教授によると、創造性は、製品であれ、テクニックであれ、現実との対処方法であれ、新しい何かを創造する能力のことを指します。
昨今、創造性は、仕事、教育、家庭生活、私生活など、人生のあらゆる分野で非常に重要です。親が子どもの創造性を刺激するのは、子どもが将来立ち向かうであろう多くの課題に対処する適応能力を促すことにつながります。
多くの学校が、子どもたちが幼少期から絵を描くように奨励します。これは、お絵かきがまだ幼い子どもの創造性を刺激するのに役立つからです。絵を描くことは、つまり子どもが周りの環境を探求し、自分の個性を探求するための手段なのです。
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ヴィクター・ローウェンフェルド教授の発言によれば、お絵かきは子どもが幼い頃から使える表現方法のひとつです。ローウェンフェルド教授は、お絵かきを通して新しい考えを創造することができるので、それが柔軟な考え方を育むのに役立つのだ、と主張しました。
「創造性はただ個人の能力というだけではなく、人生に対する姿勢でもある」
– イッサム・マディ-
お絵かきで子どもの創造性を刺激する7つの方法
- 真っさらな白紙を使って、テンプレートを避けましょう。こうすることで、子どもは自分が好きなように独創性を表現し、自由に感じることができます。テンプレートは大抵の場合が塗り絵用で、新しいお絵かきを追加することを想定していません。
- 怖がっているものや嫌いなものを、面白おかしく描くように挑戦させましょう。
- 自然からひらめきを受けましょう。多くの場合、子どもたちはお花や動物などの自然を描くのが大好きです。既存の枠にとらわれず、普通じゃあり得ないような見た目で動物を描いてみよう、と促して、創造性を後押ししましょう。
- 物語を作って、登場人物の絵を描いてもらいましょう。登場人物の見た目を説明しすぎないようにして物語を作ります。子どもたちはその物語を聞きながら、頭の中で登場人物の見た目を想像しているはずです。物語を聞かせ終わったら、登場人物の絵を描かせます。
- 特別な休日やイベントを活用しましょう。子どもたちに、地元の祝日や特別な出来事についてお絵かきしてもらい、どんなことを考えているか見てみましょう。
- 漫画。絵を通して物語を作ってもらいます。漫画は創造性を育み、描写能力を高める素晴らしい方法です。
- 家族でお絵かきをして遊びましょう。家族と過ごす時間は、子どもの創造性を刺激します。また、遊びは家族間のやり取りを向上させ、ひいては家族同士の絆を強めることにつながります。一方のチームがランダムな単語から絵を描いて、もう片方のチームが何の絵か当てるゲームの「ピクショナリー」で遊んでみてください。
これらの理由から、お絵かきは単なる趣味ではなく、子どもの教育活動でもあるのです。絵を描くことは、子どもの精神と性格を発達する手助けになります。それに、感情表現の仕方を学ぶことにもつながるのです。
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子どもにとってお絵かきは、懸念やフラストレーション、欲望や喜びをを表現する方法なのです。
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