1歳になるまで毎週できるアクティビティ
お子さんが生まれて最初の1年は、ゲームやまねっこ遊びが健康な発達のための基礎になります。この記事ではお子さんの発達段階によって、それぞれ遊べる様々なアクティビティを紹介します。
これらのゲームは、愛情の絆を深めることにも役立ちます。お子さんの感覚や脳の精神運動の中心を刺激することにも使えます。最も重要なことは、お子さんが安全で愛されていると感じることのできる環境を作り出せるということです。
ゲームを通して、子どもは世界について学び始めます。では、前置きはこれくらいにして詳しく見ていきましょう。
さあ遊びましょう!お子さんが1歳になるまで毎週できるアクティビティ
生後0~3か月のアクティビティ
この頃は、赤ちゃんは実質的に食べるか寝るかしかしません。ですので、お子さんが起きていて食事を待っているときに刺激を与えなければなりません。
子守歌を優しく歌ったり、お子さんの名前を呼んであげたり、お子さんの手を取り、あなただとわかるように指を握らせてあげるなどして刺激を与えることができます。
またお風呂の後に、クリームを使って少しマッサージをしてあげるのもいいでしょう。お腹や四肢をマッサージしてあげると、消化を助け、腕や脚をリラックスさせることができます。
筋肉を鍛えるために、お子さんの脚を持って、自転車をこぐかのように優しく動かしてあげましょう。足にキスをしてあげるのも、赤ちゃんにはうれしいことです。
小児科では、身体の中にビタミンDを生成するため太陽の光をあてるのに、朝散歩に連れていくことを勧めています。この散歩の間、音が出るおもちゃを近くに持っておきましょう。
赤ちゃんを腕に抱きながら歌ったり踊ったりするのも、赤ちゃんにはとても楽しいことです。これは赤ちゃんがあなたの声や動きがわかるようになることにもつながります。お子さんに話すときは常に楽しそうな声で話しましょう。
お風呂の前と寝る前に、赤ちゃんと安心してリラックスできる儀式を作りましょう。それによりこの二つのタスクをするのがあなたも赤ちゃんも楽になります。
例えば、お風呂に入れる前に赤ちゃんをおむつだけか裸にしてゆりかごに数分入れます。そうすると赤ちゃんはもうすぐお風呂の時間だということがわかるようになります。
同じように、寝る前にはお部屋を少し暗くし、電子機器の電源を切り、静かな環境を作ります。お子さんはこういった習慣にすぐに慣れてくれるでしょう。
生後3~6カ月のアクティビティ
この月齢になると、お子さんはすでに周りの環境のことがわかっています。さらにアクティブにもなっているでしょう。お風呂の時間のゲームをしましょう。
お子さんにお湯の中で足をばたつかせて楽しませてあげましょう。一緒に遊ぶためにゴムでできたアヒルをあげてもいいでしょう。
おむつの交換も、刺激と遊びの時間にすることができます。お子さんのお腹をくすぐって、おもちゃで遊ばせてあげ、歌を歌ってあげましょう。
この月齢では、赤ちゃんはなんでもつかんで口に持っていきたがります。小さな部品のあるおもちゃで遊ばせないように気を付けましょう。音が出るぬいぐるみやボールなどが安全で楽しい選択肢です。
赤ちゃんを支え、歌を歌ってあげながら、あなたの脚の上や何か柔らかいものの上に赤ちゃんを立たせてあげましょう。赤ちゃんは歌を歌ってもらうのが大好きです。
この頃は、お子さんに子供向けの本を読み始めるのにも適した月齢です。繰り返しや擬音が入っている本がおすすめです。
生後6~9カ月のアクティビティ
この月齢では、子どもははいはいができるくらい四肢が強くなっています。ボールで遊んだり、おもちゃを投げて遊びましょう。
木琴やピアノ、その他の遊ぶときに音が出るおもちゃなどで、音を鳴らさせてあげましょう。
立体図形をゲームの中に取り入れましょう。お子さんはその物体を特定するために、声を出し始めます。
生後9~12カ月のアクティビティ
この段階では興味がどんどん出てきます。はいはいをマスターしていなくても、お子さんは走りたがります。小さなものや壁に寄りかかって立ち上がるための方法を探します。
この頃は常にお子さんを監視していなければなりません。コンセントにはベビーガードをつけることで安全な環境づくりをすることが重要です。
お子さんが遊べる柔らかいマットを置き、お子さんが危険な状況になることなく遊べるようにしてあげるのも勧められています。
お子さんの音楽のレパートリーや読むスキルをどんどん伸ばしてあげましょう。お子さんを名前で呼んであげ、顔で感情を表現しましょう。この年齢では、お馬さんごっこをすることもできます。お子さんが一緒に遊べるペットを与えるのもいいでしょう。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Liliana, S. (2012). Estimulación temprana. Guía de actividades para niños de hasta 2 años. Ediciones Lea.
- Carabaño, T. (2019b, mayo 9). Estimulación en los bebés: aprender a activar los sentidos. Recuperado abril de 2020, de https://mejorconsalud.as.com/estimulacion-en-los-bebes-aprender-a-activar-los-sentidos/