子供を愛することで自分の心の広さを知る
心には特定の経験による影響 だけで大きく成長する部分があります。母親になるという経験をすると、内側から成長し、変化を経て、満たされるようになるのです。
まるで超能力がついたかのように、精神が強くなり、心の底から愛する人、我が子が存在する事への感謝や、命の重さを知ります。
この記事のタイトルを見て驚いた方もいるかもしれません。本当の愛が何かを知るために、子供を作る必要があるのでしょうか?この答えはもちろん「NO」です。
子供たちと触れ合う機会のある多くの専門家たちも似たような経験をするでしょう。子供の目を通して世界を見つめ、子供から学び、子供を愛し、子供たちを成長と幸せに導きます。
こちらもご覧ください 子供におはようのキスをすること
子供にほんの少しの愛情を注ぐだけで、心の豊かさを得ることが出来る
人はみな「完璧」な姿、つまり他人とつながり、愛し、愛され、互いの経験から学び、絆を深める準備が整った状態で生まれてきます。
全ての人生経験がわたしたちを強く、そして価値のある人間にしてくれます。人生を通して得る愛情や人間関係は、感情に知恵という産物を与えてくれるのです。
そこに努力と忍耐を必要とする子供を授かることで、個人として成長する機会を得ます。この経験は人の心を豊かにしてくれるのです。
子供を愛するとき、心に何が生まれるか
世の中には子供の愛し方の分からない人もいます。これはただ悲しいことだけでなく、子供の心にトラウマが残ったり、問題を生涯抱えることになったりします。
全ての人が子供を育てたり教育するスキルを持っているわけではありません。これは家族だけでなく、先生や教授などにも言えることで、子供も敏感に感じ取ります。
こういった人たちは子供から何かを学んだり、共に過ごす喜びを感じるというような、人生における最高の贈り物を1つ失っていると言えるでしょう。
それでは子供からもらう喜びとは何でしょう。
子供が必要としているものは「愛」のみ
子供を教育し、育て、導くとき、愛情や肯定的な励ましがどれほど大きな力を持つか気づきます。感謝の心を育てるには愛と楽観的な思考が必要です。
・愛情と尊厳を持って接する方が、怒鳴りと恐れを与えながら接するよりも、ずっと良い反応が得られるでしょう。
・愛情がどれだけ子供の成長につながるかに気づくでしょう。安心感と愛情をを与え、勇気づけることで、言葉を発したりや最初の一歩を踏み出すことが出来るのです。
人生のささいな物事に感謝できるようになる
子供との生活はカタツムリや亀の歩みのように、午後の風に揺れるたんぽぽのようにゆったりとしたリズムで流れます。
子供の目にはすべてが新鮮でわくわくする、また魅力的で可能性に溢れたものです。
大人が失ってしまった、子どものその素晴らしさに感謝できる人は、自分の中にある子供の部分を呼び覚ますことが出来ます。それは自分を信じることであり、空に浮かぶ雲や窓に落ちる雫を眺めながら夢を描くことなのです。
人生の教訓、心のありようを伝えることを学ぶ
私たちは子供の精神医学や神経科学、教師や人生のコーチなどの専門家ではないかもしれません。ですが、毎日の生活の中で、あなたは子供にそれ以上のことを教えているのです。
子供たちは大人に対して非常に我慢強くあらねばならない
-アントワーヌ・ド・セイント‐エクスペリー
誰も子供へのしつけの仕方を教えてはくれません。ですが、日ごとに、子供が何を必要としているか分かるようになります。
・子供の機嫌をコントロールする術を持っている。
・子供がいたずらをするであろう事を予期することが出来る。
・子供が怖がっている時に、安心させてあげることが出来る。
・忍耐強くあることが出来る。
・膝を擦りむいたとき、小さなたんこぶが出来た時、足首をひねった時、それを癒すキスやハグという武器を持っている。
子育てはあなたを成長させます。子供に全てをささげることで、気持ちが喜びに満たされるのです。
こちらもご覧ください 子供は親の真似をするもの