厄介な症状である巻き爪の治療法をご紹介します!
この記事は厄介な巻き爪に関する記事です。不適切な爪の切り方、遺伝、適さない靴など、様々な理由から起こる巻き爪の治療法をご紹介します。
これは足の爪に現れることが多く、よく聞かれる問題です。しかし巻き爪が手の爪に起こることもあります。
巻き爪はどうして内側に伸びていくのか?
巻き爪は、爪の大きさに対して、爪の周りの皮膚がもっと大きくなってしまう、つり合いの悪さから起こります。気付いたらなるべく早く治療しましょう。心配しなくても、巻き爪は家庭でも直す方法があります。
巻き爪の周辺で、腫れる、熱を持つ、膿が出る、異臭など、炎症を起こしていないことを確認したら家庭療法が可能です。爪が皮膚に食い込んでしまい、ばい菌が入りやすくなることもあります。
炎症を起こしたら、まずは爪を伸ばしてみましょう。そして足を温かい塩水に浸してみて下さい。その後きれいなタオルでふいてから消毒液で患部を消毒しましょう。
しかし家庭で巻き爪の治療をするのが不安であれば、足病治療の専門医に処置してもらうこともできます。局所麻酔をして足の治療をしてくれるでしょう。小規模の手術処理で炎症を起こした爪を切って取り除きます。
巻き爪の治療法
皮膚をえぐることはしないで、浸す
- 初めて巻き爪に気付いたらすぐに処置を始めましょう。皮膚をえぐって巻き爪を取り除くようなことは避けないと、皮膚をさらに損傷してしまいます。そこで患部をぬるま湯に浸して皮膚を柔らかくします。
- 患部を浸すと爪が柔らかくなって、炎症を治療しやすくなります。これが巻き爪の最も危ない部分となります。そこで塩水を使って、痛みと炎症を抑えるようにしましょう。一日に3、4回浸すと効果が上がります。
- 最後に細菌が繁殖しないように、しっかり絆創膏を貼っておきます。巻き爪がまた伸びてきたら、爪をなるべく真っすぐに切るようにしましょう。爪の切り方を間違えることが、次に説明する通り、巻き爪の一番の原因となっています。
お風呂場で時間をかけて、患部をよく洗うようにします。そして抗菌性のせっけんを使って、きれいに洗浄しましょう。
爪に影響があれば、局所麻酔が効いている間に、皮膚に食い込んでしまった部分の爪を取り除いてもらった後に、抗生物質の治療をすることも可能です。
巻き爪の防止法
正しい爪の切り方
爪を正しく切るだけでも、巻き爪の防止になります。安全な爪切りを使って、爪の端が見えるようにまっすぐ切るようにしましょう。爪を短く切り過ぎても、爪の端が皮膚に食い込みやすくなってしまいます。
履き心地のよい靴を選ぶ
きつ過ぎない靴と靴下を履きましょう。実は、巻き爪のもう一つの原因はきつい靴なのです。
そこで巻き爪が悪化しないようにするためにも、つま先に少し余裕のある靴を履くことをお勧めします。適切な靴はつま先が自由に動くスペースがある靴です。
最後に、炎症を起こしている場合は、それが広がったり、もっと複雑な状態になり兼ねないので、気を付けて治療するようにして下さい。
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Daniel, C. R., Iorizzo, M., Tosti, A., & Piraccini, B. M. (2006). Ingrown toenails. Cutis, 78(6), 407–408. https://doi.org/10.4103/0378-6323.95442
- Haneke, E. (2012). Controversies in the treatment of ingrown nails. Dermatology Research and Practice. https://doi.org/10.1155/2012/783924
- Heidelbaugh, J. J., & Lee, H. (2009, February 15). Management of the ingrown toenail. American Family Physician. https://doi.org/10.1016/j.jmathb.2017.08.004