お子さんの初めての発熱

お子さんの初めての発熱

最後の更新: 22 7月, 2018

子どもが高い熱を出すことほど痛ましいことはありません。初めて41度に達するような発熱は、対処するのが非常に困難な状況となるでしょう。不安と心配で心がいっぱいになり、そのほかのものが入り込む余裕がほとんどなくなってしまいます。

こんなときは、まずお医者さんを探すことを優先しましょう。また、この状況に効果的に対応し、悲劇的な結果にならないようにするには心のサポートも重要です。

発熱に適切に対処しましょう

最初の発熱で感じる苦悩は避けられません

こういったストレスのかかる状況に対し、親が精神的にも身体的にも緊張するのは自然なことですし、完璧に理解できることです。方法も理由もわかりませんが、お子さんの熱を下げ方についての医療的説明を求めて私たちは走り回ります。

より年上の子どもも赤ちゃんも、変な行動をとることで熱の症状を見せ始めます。その小さな目が赤くなったり、疲れて見えるなど、なにかがおかしいのではないかと私たちに疑わせるようなことが見られます。

こういったシグナルに気づくことがとても重要です。赤ちゃんは話したりどんな気分かを伝えることができないからです。少し大きい子でも、病気になったとき、気分が良くないということくらいしか私たちに説明できないかもしれません。

ですから、私たちが常によく注意を払ってあげることがとても大切なのです。熱が値するだけの注目をしてあげなければならないのです。以下は、お子さんの最初の発熱の対処法についてのガイドラインです。

お子さんに熱が出たら

お子さんに熱が出たらどうすればよいか

まず、お子さんが高熱を出していたり少し体温が高くなっていたら、お子さんの小さな体に何か異常があるのだということを知っておきましょう。

しかし、熱が高いか低いかに注意を払いすぎてはいけません。なぜなら、熱が低くても起こる細気管支炎や、高熱ともに起こる扁桃炎などの感染症もあるからです。

母親としての第六感も役に立ちます。そのおかげで、子どもがいつもより不機嫌だとか、疲れていたり無関心な様子だということに気が付くことができるのです。また、きちんと機能する体温計でお子さんの体温を測ることも大切です。

では、質問はどうやって体温によって発熱があるかを判断するかということですね。脇の下の体温により熱を分類するガイドラインは小児科医によって設定されています。

  • 37.5度までの熱。子どもが生後3か月以上の場合、基本的に大きな心配をする必要はありません。
  • 38度~39度は微熱に分類されます。お子さんの体温がここまでいったときは、熱の原因を探し出し治療するため、迷うことなく小児科に相談しましょう。
  • 39度以上の熱は高熱として知られるものになり、緊急の医療措置が必要になります。

口や直腸からお子さんの体温を測る場合は、これらの場所から測る体温は脇の下よりも高いということを理解しておかなければなりません。したがって、これら3つの場所ではそれぞれ違いがあるのだということを知っておくのが大切です。

赤外線体温計を使用する場合は、製造元の説明書に注意深く従いましょう。古くからある体温計の場合は、場所による体温の換算は以下のようになります。

直腸の体温0.5度>口の体温0.5度>脇の下の体温

体温計の読み方や使い方にも注意

生後3ヵ月未満の赤ちゃんの発熱

新生児や生後3か月以下の赤ちゃんの場合、発熱の対処の仕方は異なります。注意をしっかりと払い、ときには違った意味に解釈しなければならないこともあります。

赤ちゃんの服、受けた予防接種、または誰かに今までだっこされていたかなどを考慮に入れなければなりません。こういったことを考慮しなければならないのは、赤ちゃんがまだちゃんと体温を調節できないからです。

赤ちゃんの状態を通常にしても熱が37.5度よりも低くならない場合、お医者さんに診てもらいましょう。お医者さんが、熱の原因を特定し、必要なら治療をしてくれます。

生後3か月を過ぎると、子どもはもう自分自身の免疫力を発達させるので、前にお話ししたような基準で判断できるようになります。

3ヵ月未満は注意

熱を下げるためにできることは?

熱があまり高くない(37.5度)場合は、服を脱がせることから始めるといいでしょう。水をあげたり、温かい食事も与えましょう。

このときはお子さんをハグしたりだっこしたりしすぎないようにします。するとお子さんが自分の体温を調整しやすくなります。

熱が38度以上あるなら、お子さんの体温より2度低いお湯でお風呂に入れてあげます。これができない場合は、うなじ、胸、鼠経部をあたたかいお湯にひたしたスポンジでぬらしてあげます。

また、こういったときのために小児科から勧められている解熱剤をあたえてもいいタイミングです。薬を与えるときは、必ず小児科でもらった指示に従いましょう。

これらすべてをしても熱が下がらない場合は、迷わずお医者さんに相談しましょう。

子どもが1歳になるまでは、熱は信頼できる仲間になることでしょう。なので、熱に親しみ、どんな状況でもどう動けばよいかを知っておくことが大切です。


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  • de Liria, R; Méndez Hernández, M. Fiebre sin foco. Protocolos diagnóstico-terapéuticos de la AEP:

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