子どもが水ぶくれになっちゃった!一番良い治療法を教えて!
さまざまな事故や怪我でできた傷をどのように治すかを知っておくことは大切なことです。子どもに水ぶくれができるのも意外にもよくあることなので、この記事ではその治し方についてお話しします。
水ぶくれができるまで
基本的に、水ぶくれとは火傷や摩擦、アレルギー、ワクチンなどででき、皮膚の内側に水のたまる場合とそうでない場合があります。その大きさはさまざまで、数ミリのものから数センチにわたるものまであります。
普通は危険なものではありませんが、特に手や足にできた場合はとても気になりますよね。たいてい水ぶくれの中には膿がたまり、それが皮膚の下で新しくできている皮膚を保湿し守る役割をしています。
主に問題になるのは、それが破裂した時です。そうすると泥や植物、ペットなどに触った際に雑菌が入ってしまうことになるかもしれないからです。
では水ぶくれができる原因にはどんなものがあるでしょうか?よくあるものから珍しいケースまでたくさんの原因がありますが、例えば新しい靴でかかとやつま先が擦れたり、とても熱い表面を触ったり、保護をせずに太陽の下にいたりすることなどがあります。
時には湿疹の結果としてできたり、ツタやウルシなどの毒を持った植物をさわることでできたりもします。さらに、後天性表皮水疱症や単純ヘルペス、水ぼうそうなどの皮膚の感染症などの病気からできることもあります。
お子さんに水ぶくれができたときは
水ぶくれができる原因よりも、それが破れて痛みを伴うことがないように気を付けてあげなければなりません。
水ぶくれが破れないようにするのにいい方法は、バンドエイドを巻くことです。そうすれば何かに当たったり病原体から感染することもありませんからね。ただ、子どもだとバンドエイドをすぐ取ってしまうのでなかなか難しいこともあります。
しかし水ぶくれが汚れないようにすることが大切です。ガーゼや似たようなものを巻く際にも、毎時間新しいものと交換し、お風呂や寝る前にも交換を忘れないようにしましょう。
水ぶくれを決して破ろうとしてはいけません。破ってしまうと、膿が流れ出てしまって生成中の新しい皮膚を守ることができなくなってしまいます。
一方で、水ぶくれが7.5センチ以上の大きさの場合はお医者さんに相談しましょう。また膿が濁っていたり変な膿がある場合もお医者さんで治療法を聞いた方がいいでしょう。
場合によっては、お医者さんが医療用メスで水膨れを開けて抗生剤や治療用のクリームを塗ることもあります。幸いこういった処置は痛くありません。その後はその部分にバンドエイドを貼っておき、泥などが入らないようにしましょう。そうすればばい菌が入ることもありません。
「水ぶくれができる最もよくある原因は、かかとやつま先が擦れてしまう新しい靴を履いた時、とても熱い表面を触った時、または保護なしで太陽の下にいた時などです。」
水ぶくれができないようにするには
水ぶくれができるのを防ぐには、気を付けてあげることです。事故が起きないようにできることは全てやりましょう。例えばアイロンから目を離さないようにしたり、カウンターの端に熱湯の入った入れ物を置かないようにしましょう。
子どもは好奇心が旺盛で、危険という感覚を持っていません。ですので、注意を引いたものには、それが熱いかもしれないとか触ったら怪我をするかもしれないと考えることなく触ってしまうのです。
また、お子さんが新しい靴を履くときは、かかとをすりむかないように靴下を履かせてあげましょう。水ぶくれになりやすい部分にバンドエイドを貼っておくのもいいでしょう。
また、旅行に行くときは最低でも50SPFの日焼け止めを塗りましょう。そして2時間ごとに塗りなおし、曇りの日でもビーチに行くわけではなくても塗るようにしましょう。プールに行ったり夏に公園を散歩する際にも日焼け止めは欠かせません。
水ぶくれを100%防ぐことは不可能ですが、これらのアドバイスを参考にすれば水ぶくれができにくくすることは可能です。何か起こった時のために、殺菌クリームや保湿クリームなどを常備しておくようにしましょう。
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