働くお父さんお母さんへ:子どもの夏休みの予定を立てよう!
今年も夏が近づいてきました。子どもと一緒に遊びたいのはやまやまなのに、仕事のせいでなかなか子どもに時間を使ってあげることができないかもしれません。これは、子どもの面倒を見てくれる人がいない場合は問題となります。ですので今回の記事では、お仕事をされている方向けに、子どもの夏休みの計画の仕方についてのアドバイスをご紹介したいと思います。
テレビやその他のデジタルメディアが子どもにとって魅力的なのは周知の事実です。こういったものは子どもを楽しませるだけでなく教育もしてくれます。しかし、子どもにディスプレイばかり見せ続けることはよくないことだというのもわかっていますよね。
休暇中は、子どもが毎日の学校生活や日常生活から逃避できるようなものであるべきです。つまり、子どもには、一生心に残るような、いつもと違う、特別な活動をさせてあげたい期間になります。
多くの親がこの期間をなにか生産的な活動につかって欲しいと思うでしょう。例えば苦手な教科を克服してほしいと思っているかもしれません。
「休暇は必要なものであって贅沢品ではない。」
-リンダ・ブルーム―
しかし、子どもにも休む時間が必要です。学校がある間はやらなければならないことであふれています。午前中は授業があり、午後は宿題をして、さらに課外活動がある子もいるでしょう。
子どもの夏休みの計画を立てよう
デイキャンプ
市などが主催しているデイキャンプは子どもの長期休暇にもってこいです。最初はサマーキャンプなどに比べて内容が少なくおもしろくないと思うかもしれませんが、それは全くの間違いですよ!
デイキャンプは、教育的、文化的、余暇的なものなどさまざまなアクティビティを楽しむことができる素晴らしい選択肢です。キャンプでできるアクティビティはクラフトやリーディングワークショップから遠足、人気のゲームなどさまざまなものがあります。さらに、地元できっと新しい友達を作ることもできるでしょう。
キャンプ
サマーキャンプは子どもが一年の中で一番好きな行事かもしれません。子どもにとって、キャンプは一生忘れることのない特別な経験になります。長い時間親元から離れるのは初めてという子も多いでしょう。
自然と触れ合い、常に多くの人に囲まれながら色々な運動をすることになるので、サマーキャンプは学校生活の繰り返しに変化をもたらすベストな経験になるのです。
語学コースに参加
これは外国語の勉強が苦手な子どもには魅力的な活動ではないでしょうね。なにかの罰だとさえ思うかもしれません。
しかし、語学を勉強することには多くのメリットがあります。その言葉を学んでブラッシュアップできるだけでなく、素晴らしい文化的経験にもなるでしょう。新しい文化について知り、それを経験し、新しい友達を作り、責任感や自立性などのスキルを身に着けることもできるのです。
スポーツ
スポーツは自由時間を過ごすのにとてもいい方法です。実際、どんな年齢の子どもにも発達に良い影響を与える活動ですし、好ましい身体の成長は子どもの学習を助けることにもなるのです。
パブロ・ガヒード教授によると、運動技能の高い子どもはより自分に自信を持っているそうです。さらに、他の人とも自信を持って接することができ、それにより人と交流するスキルを高めることができるのです。
休暇は学習の機会
今年はコロナウイルスの影響で夏休みは短くなりますが、休みは子どもが新しい趣味と出会う素晴らしい機会になります。パブロ・ガヒードは写真や絵画など子どもの趣味を伸ばしてあげることの重要性を指摘しています。こういった活動から、子どもは一生続くような趣味や仕事を見つけ出すことさえあるのです。
キャンプやスポーツ、社会的な活動が、子どもが自分のまわりの環境を快適だと感じるのに役立つのは明らかです。毎日の繰り返しへの変化というシンプルな事実によって、この新しい状況を作り出すことができますし、それにより新しい挑戦をすることにもなります。
ですので、仕事をしながら子どもの夏休みの計画を立てる何て大変だと最初は思うかもしれませんが、これは素晴らしい機会になりえるのです。 子どもが社会性を身に着けたり、責任感や自立性などの価値のある特性を高める機会にもなります。
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- Garrido, P. (2010). Educar en el ocio y el tiempo libre. Ediciones Palabra. España: Madrid.