ドリームワークスの傑作子供向け映画を見てみよう!
強敵ディズニーやピクサーと競争しなければならないのにも関わらず、ドリームワークスは数々のヒット作を出してきました。今日は、最近のドリームワークスの傑作映画をご紹介したいと思います。
ドリームワークスのアニメは、子どもたちの大好きな物語になっています。さらにドリームワークスはアニメーション映画としてオスカーを取った最初の映画スタジオなのです。
アカデミー賞を受賞したのはドリームワークスのどの映画か当てられますか?以下にその答えと、ドリームワークスの作品だとは知らなかったかもしれない名作映画をご紹介します。
ぜひ読んでみてくださいね!
ドリームワークスの子供向け映画
シュレックシリーズ
子供向けアニメ映画の大ヒット作といえば「シュレック」ですね。これまでのステレオタイプにとらわれない映画であり、このシリーズが大ヒットした秘訣は様々な側面をうまく組み合わせたことでした。まず、このシリーズは年齢を問わずストーリーが面白いと思えるものだったので、子どもにも大人にも受けました。
© DreamWorks Animation
二点目に、「シュレックは」発表当時の18年前に、全く画期的な映画として登場しました。ストーリーはおとぎの世界で進んでいき、最初は典型的なお姫様の出てくるおとぎ話のように見えます。しかし、この映画では何もかもが違います。まずお姫様をひどい王子様から救う役目は緑色の怪物ですからね。
さらに、登場人物たちの会話もとても面白いものになっています。よくある問題を抱えたたくさんのキャラクターが出てきて、いろいろな古典的なおとぎ話が織り交ぜられています。これらのすべての要素が「シュレック」が大ヒットするのに大きな役割を果たしました。
実際、2002年のオスカーでベスト・アニメーション映画賞を取ったのがこの「シュレック」の一作目でした。さらにドリームワークスはこの世界中の人に愛されている緑色の怪物がヒーローとして活躍する映画を、この後3本出しています。
ヒックとドラゴン
ドラゴンは本でも映画でも、子どもが一番好きなものの一つです。子どもはドラゴンにとても魅了されているので、ドリームワークスは2010年に「ヒックとドラゴン」を発表しました。そしてこれは瞬く間にドリームワークスのアニメの中でも最もすばらしい子供向け映画となったのです。
この物語の主人公はヒックという若者で、彼の父親や社会からの期待に応えられないでいます。ほとんどの子供向け映画と同じように、「ヒックとドラゴン」の中にもその冒険の中に大切なメッセージが込められています。そしてこの映画に込められたメッセージは、これまでにないくらい今と関わりのあるものになっています。それは、ありのままの自分でいていいのだ、ということです。他の人と同じようになる必要はないのです。
「ヒックとドラゴン」は、6歳ごろの子どもに推奨されています。とはいえ、それより大きな子どもも冒険に満ちた物語を楽しむことができますし、映画のメッセージをきちんと受け取ることができます。より小さい子どもについても、最初から最後まで物語を楽しめるでしょう。
また、この映画のヒットを受けて、ドリームワークスは2014年に「ヒックとドラゴン2」を発表しました。今年になって「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」も公開されました。さらに、このシリーズはとても人気なので、ドリームワークスは未就学児向けのシリーズ「ドラゴン:レスキューライダーズ」をネットフリックスで製作しました。
まだまだあります!ドリームワークスの映画
チキンラン
「シュレック」の大ヒットの1年前、ドリームワークスはこれまた素晴らしい映画「チキンラン」を発表しています。この映画は約20年前に公開されたものですが、今でも大きな記録を保持しています。「チキンラン」はストップモーション・アニメーションとしては今までで一番の大ヒットとなったのです。
© DreamWorks Animation
この物語は鶏舎の中が舞台です。鶏舎の中で、自分の未来に待っていることに気づいためんどりたちが脱走計画を立てます。この物語の目的は家族みんなを楽しませることですが、多くの動物が暮らさざるを得ない悲劇的な状況についても明らかにしています。
カンフー・パンダ
子どもは動物がヒーローとして出てくる映画を観るのが大好きなので、「カンフー・パンダ」も大きなヒット作となりました。「カンフー・パンダ」は子供向けのコメデイ映画で、パンダのポーを含むたくさんの動物たちが出てきます。
ポーは「龍の戦士」に選ばれると、最も強いカンフー使いであるマスターファイブに入隊します。そしてもちろん彼らも動物です。トラ、ツル、サル、ヘビ、そしてカマキリです。
しかし映画の動物だけが映画の素晴らしいところではありません。この映画が他の子供向け映画と一線を画するのは、そのグラフィックデザインと各シーンで出てくる大胆な配色です。そして今回も、2011年と2016年に続編が製作されています。
お子さんがまだこれらの映画を観たことが無いなら、家族のムービーナイトを企画してみてはいかがでしょうか。お子さんはご紹介した映画はもちろん、その他のドリームワークスの映画もきっと楽しんでくれるはずです。ぜひ観てみてくださいね!