子どもがしゃべり始めるのはいつから?
子どもはいつしゃべり始めるのでしょうか?あなたが小さい赤ちゃん持つお母さんだったら、赤ちゃんが音を出しているのを聞いたときに疑問に思うことでしょう。
これを解決するために、今回の記事は赤ちゃんの言葉といつしゃべりはじめるのかについて見ていきたいと思います。どうかあなたにも役に立ちますように。
最初の言葉
赤ちゃんの最初の言葉は、周りの大人が勝手に作ったものかもしれません。赤ちゃんがあーとかうーとか時々言い始めると、それをあなたが言った言葉に結び付けて聞こえることがありませんか?
聞いて聞いて、今赤ちゃんが「ちょうちょ」って言ったよ!
子どもの最初の言葉は、私たちは認識できる音にすぎません。しかし私たちはそれを赤ちゃんが意思を持って、何を言ってるかわかって言ったんだと思うことにするのです。
しかし実際は、私たちが子どもに感じる愛と子どもに魅了された脳が勝手に作り出した幻想はさておき、この歳では子どもはただ単に発声しているだけだということを理解しておきましょう。
子どもはすぐに学びます。私たち親が積極的に教えられることもありますが、この年齢で学ぶことはほとんどが直感と、まねっこ、そして本能から来るものです。
子どもが自分の力で習得できる能力の一つがしゃべることです。
子どもがしゃべり始めるときに最初に言う言葉はたいていママやパパのようなものです。
最初は、おそらく「マ」とか「パ、パ、パ、パ、パ」のように言うだけですが、何週間か経つと声帯が鍛えられ、なんとか言葉を完全に言えるようになります。
ここで疑問に戻りましょう。実は、子どもがこの歳までにしゃべるようにならなければならないというルールはないのです。子ども一人一人、または社会的な環境や周囲によって違うのです。
言葉がたくさん話される環境に住んでいたり、人々にいつも話しかけられたりしていると、他の子より早く話し始めるかもしれません。
しかし、これもまた確実ではありません。あなたはお子さんが保育園で最初にしゃべる子になってほしいと思って、何時間も話しかけたりしているかもしれません。
証拠は明らかです。子どもが話すのを励ましたり、子どもに話しかけ、歌を歌ってあげ、本を読んであげたりすることすべてが、しゃべれるようになるプロセスをどんどん進めてくれるのです。
しかし、しゃべりはじめることにはそれぞれの子どものペースがあります。言語の習得は、はいはいしたり歩いたりする運動技能と同じように発達の速さはばらばらなのです。
子どもの発話の発達についての研究によれば、赤ちゃんの半数が6ヵ月になるまでに話し始めるそうです。
子どもの中には、7、8、9ヵ月にこの段階にたどり着くという子もいます。
言葉を理解し語彙を増やすこと
赤ちゃんが最初の言葉を話し始めるときは、その言葉の意味はわかっていません。
親が言っているのでその言葉を繰り返しているだけなのです。ママがママという意味でパパがパパという意味だということはまだわかりません。
生後11ヵ月頃から自分の言っている言葉の意味を理解し始めます。しかし、約15ヵ月くらいまでかかっても普通の範囲内です。
1歳くらいになると、語彙の中により複雑な言葉が入ってきます。欲しいものをお願いしたり、(子どもなりのやり方で)見たり聞いたりすることを説明するようになります。そしておしっこやお水などの基本的欲求を満たしたいときも教えてくれます。
12ヵ月になるまでにたくさんの言葉がわかるようになる子もいれば、「努力をしたがらない」子どももいます。言葉の代わりにジェスチャーを使う子もたくさんいるのです。
トイレに行きたいときに押してきたり、おなかが空いたときに哺乳瓶を指さしたりします。寝たくなった時はベッドの前でふざけたりします。
子どもが話し始めるとき
子どもの声帯に問題がなく、他に言葉でコミュニケーションを取る上で障害になるものがなければ、その子に適したタイミングでしゃべり始めます。
赤ちゃんにはそれぞれの自主性があり、私たちお母さんがそれを受け止め、愛してあげられるかにかかっているのです。