読書という贈り物:十代のための本ベスト8
世の中には十代が好む本が山のようにあります。そこで今回は十代にぴったりの本、ベスト8をご紹介しましょう。
この年代は本に熱中しやすいので書かれている内容はとても重要になります。中には自ら本を書き始めるほど熱中する子供もいるでしょう。
読書はとても良いものですが、良い本を選ぶためには、その本の主旨をしっかりと知っておく必要があります。
本の中には、読み手の人生を変えてしまうような衝撃的なものもあります。
十代の好み、興味、向上心に沿った素晴らしい本を知れるよう、ここではその本の一部をご紹介します。きっとあなたのお子さんも、もっと本が好きになりますよ。
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十代のための本ベスト8
1.クローディアの秘密
この本は、クローディアと彼女が興味を持った、あることについて書かれたお話です。クローディアと彼女の弟は、親からの扱われ方に飽き飽きし、家出をすることに決めました。
家を飛び出したところから冒険が始まります。そこはニューヨークのメトロポリタン美術館。
美術館の中で、彼らは興味をそそる、ある彫像を発見します。そしてそこからこの芸術作品の謎の元所有者、バジルE・フランクワイヤー婦人へと導かれていくのです。
2.夜中に犬に起こった奇妙な事件
アスペルガー症候群を抱える15歳の少年クリストファー・ボーン。母親はすでに亡くなっており、父親と二人暮らしの少年の話です。
クリストファーは優秀で数学の得意な生徒です。そしてそれ以上に、素晴らしい記憶力の持ち主でした。
ですが、彼は他人とのコミュニケーションにおいて重大な問題を抱えていました。例えば、茶色や黄色が大っ嫌いです。また人から触られると過剰に反応します。
彼はある日、殴られ殺された近所の犬の死骸を発見しましす。教授はこのことを書くよう勧めます。クリストファーは誰が犬を殺したのかを探り始めます。
シャーロックホームズのように調べまわり、多くの驚くべき事実を発見します。証拠品は数多くの思いもよらない事実へと彼を導びくのです。
3.The 6 most important decisions you’ll ever make(最も大切な6つの決断)
この本は世界中の十代の少年少女の実話で、責任や決定の大切さを教えてくれます。
ほとんどの十代の子供たちは、両親の保護のもとに暮らしています。
ですが、彼らもいつか自分自身で物事を決定していかねばなりません。良いことも悪いことも、彼らの選択が今後の人生という冒険の方向性を決定します。
この本では、思春期以降、彼らが対峙するであろう重大な問題とその決定について書かれています。
4.デューン
これはSF好きの子供たちにはぴったりの本です。物語の舞台はアラキスという惑星です。
アラキスはメランガと呼ばれる人間の能力を最大限に高めるスパイスを持つ唯一の惑星です。これは宇宙の中でも最も貴重な成分だと考えられています。
人間たちはメランガを集めることにします。ですが、欲と野心から、住人の間に裏切りや背信が生まれます。
アラキスの砂漠に取り残された主人公。生き残り、皆の元へ戻って正義を貫くために彼は闘います。
賞を獲得したこの小説は、政治、宗教、経済、テクノロジー、人間の感情という様々な要素が絡み合ったお話となっています。
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5.サボルタ事件の真相
これはエデュアルド・メランドーサによって書かれた物語です。20世紀初めのスペイン、バルセロナが舞台となっています。
若き弁護士ハビエル・ミランダは、エリート主義のビジネス社会の力に苦しみます。彼は「人の本当の姿は見た目とは違うのだ」ということを学びます。
6.何かが道をやってくる
この物語はホラーとファンタジーという2つの要素を兼ねています。
ある10月の出来事。主人公は近所に住むジム・ナイトシェードとウイリアム・ハロウェイという2人のごく普通の13歳の少年たちです。
ある日、サーカスが街にやって来ました。そこから奇妙なことが始まります。この悪夢のような出来事から、2人は恐怖と闘うことを学びます。
7.フランツ・カフカ:少女の人形と手紙
本によると、作者であるフランツ・カフカは、死の1年前に奇妙な体験をしています。
ある日ベルリンのステグリッツパークを歩いていたフランツは、幼い少女と出会います。彼女は人形を失くしたと泣いていました。
「変身」の作者であるカフカは、少女を慰めるため物語を作り上げます。彼は少女に「人形は本当な失くなったのではなく、旅に出たのだ」と言いました。
次の日、郵便配達員になりすましたカフカは、公園に手紙を持ってきます。それから3週間、彼は毎日手紙を書いて少女に届けました。
手紙には人形が世界中を旅して遭遇した冒険が書かれていました。
8.透明人間
グリフィンという科学者は何年にも及ぶ研究から、ついに透明になる方法を見つけます。
彼は自分自身を透明にすることに成功しますが、元に戻ることは出来ませんでした。
彼は町に恐怖をもたらし始めます。
グリフィンは彼の古い友人であるドクター・ケンプと対峙します。ケンプはグリフィンの秘密を知っており、彼を助けるかそうでないかを選択しなければなりません。
「多くを読み、たくさん歩く者は、より遠くへ行き、また多くを知ることが出来る」
-ミゲル・デ・セルバンデス・サアベドラ
子供は幼いうちから本の楽しみを知るべきです。大人になる日常的に過程で読み続けることで、読書は習慣となり、生涯の喜びとなるでしょう。
十代の興味とチャレンジ精神を呼び起こす本を見つけるのは難しいかもしれませんが、質の良い本選びはとても大切です。
本から学び、様々な見方を身に着けさせましょう。
次に本屋さんに行ったときのため、リストを作っておくと良いですね。
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