妊娠を促すヨガのポーズ:活力を与える6つのアサーナ
妊娠を促す6つのヨガポーズとその効果について知っていると、真剣に妊娠しようとしている人にはとても効果的です。
これらのエクササイズが、なぜ女性が母親になるために役立つのでしょうか。その答えは、ヨガには女性の身体に及ぼすポジティブ効果があるからです。
まず初めに、ヨガはストレスを軽減する素晴らしいツールです。ヨガには身体のデトックス効果があり、血流と免疫系の機能を改善します。このようなエクササイズはホルモンを調整するのに役立ち、不妊のためのホルモン治療を効果的にするというプラス面もあります。
「ヨガの姿勢は妊婦の身体の変化にも合わせられるので、妊娠期はヨガを始めるのに最適です。女性の骨盤や腹壁を強化して伸縮させるので、柔軟性を向上して不安感を抑えます。」
– エスター・アゾン・ロペス、エデュアルド・ミア・ラモス –
妊娠前と妊娠中のためのベストヨガポーズ
1.座って前屈する
足を前に出して座り、腰を曲げて腕を伸ばし足先に届くように前屈します。このポーズは腰、ヒップ、ふくらはぎの筋肉の収縮をほぐします。
筋肉をリラックスさせると、特に卵巣と子宮などの生殖器を活性化します。
2.妊娠を促すヨガポーズ:蜂の呼吸法
このヨガポーズまたはアーサナは、不妊の主な原因であるストレスを和らげます。
真っすぐに座って、人差し指で耳の付け根を押さえて深呼吸します。耳の軟骨を軽く押して息を吸い、(このポーズの名の通り)蜂のような音を出します。これを6~7回繰り返します。
3.仰向けの合蹠(がっせき)のポーズ
このポーズは、まず心地良い平らな場所に仰向けに寝て、首に枕を置いて支えます。足の裏を床に付けひざを曲げてから、各ひざを横に降ろしていき脚を開くことで骨盤を開きます。
これは体内の筋肉、および股の付け根の筋肉を訓練するヨガポーズです。これは体外受精、ストレス、生理痛の際に起こる、身体の不具合を緩和します。
できればこのポーズを10分ほど保持するように頑張りましょう。その間一定の呼吸を保ち、姿勢を変える時は急に動かないように気を付けてください。
4.妊娠を促すヨガポーズ:ろうそく(肩立ち)のポーズ
このアーサナは甲状腺を刺激します。甲状腺欠陥が不妊に関与することもあるのはご存知ですね。仰向けに寝て、脚をそろえて伸ばし、腕は身体の脇に置き手のひらを上に向けます。
次に脚を上げていき、90度の角度になるようにします。そして手で腰を持ち上げるように支えてから、脚をさらに上方向へあげます。
この姿勢を約90秒間保ちます。その後、徐々に腰を下げていき、ゆっくりと脚を下ろして身体全体を床に戻します。
5.両足を壁に上げるポーズ
この姿勢を15分から20分ほど保つようにすると良いでしょう。壁の横に寝て、脚を壁に上げます。
性交の後にこのヨガポーズを試すと、妊娠する可能性が高まると言われています。これは精子が体内で、卵管と子宮に近い位置にいくのではないかという考えに基いています。
6.妊娠を促すヨガポーズ:コブラのポーズ
うつ伏せに寝て、手のひらを床に向けます。つま先を伸ばして、足の裏を上向きにします。落ち着いて息を吸って、ゆっくりと息を吐きながら上半身を持ち上げます。手をついて脚と腰を床に押しながら、身体を反らせます。
ヨガのポーズの中でも、コブラのポーズは生殖器の血液の流れが良くなるので、妊娠に勧められます。
これはホルモンバランスにも役立ちます。さらに性交の後に卵子が受精するのを促進する、頸管粘膜を分泌しやすくします。
妊娠するためのヨガのポーズを組み合わせて習慣付け、後に妊娠してからも続けましょう。運動する効果だけでなく、よりリラックスできストレスや不安を解消できます。
一日に45分から1時間だけ、心を身体を開放してあげてください。ヨガの素晴らしい効果をぜひ利用しましょう!
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Barbira Freedman F. (2005). Yoga para embarazo, parto y más. Madrid: Tursen & H. Blume;