叔母は子どもにとって第二の母なのです
叔母というのは、自分の兄弟姉妹に赤ちゃんが生まれることを、まるで自分のことのように喜びます。家族の1人として、甥や姪を抱きしめたり、キスをしたり、子育ての手助けをして、まるで 第二の母 のような存在になるでしょう。
叔母から甥や姪に対する愛情は、幸せと冒険に溢れた特別なものです。信頼に満ちた友情を結び、いたずらやゲームを楽しみ、時にはしつけさえもします。
親と比べて大目に見てくれたり、甘えさせてくれたりもします。境界線をしっかりを把握しつつ、甥や姪の安全に常に気を配っています。
多くの子供たちが、叔母を第二の母ととらえています。子供にとって叔母とは、守ってくれる友達のような存在なのです。
第二の母 :一緒にお話をしてくれる
叔母は常に子供と両親の間に立ってバランスを保ってくれる存在です。みんなを良く知っているので、賢明にふるまうことが出来るのです。
またお話もしてくれます。子供時代、兄弟でやった楽しかった出来事などを、愛情をこめて話してくれます。
叔母は時に先生に、時に看護士になり、第二の母として子供たちのお世話をします。こうしたことを通して子供たちの中で叔母はとても近い友達となっていくのです。常に子供たちの健康に気遣っています。
叔母だけが母のように抱きしめ、姉妹のように秘密を分かち合い、友達のように楽しい時間を過ごす存在となれるのです。
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子供の成長と健康への叔母としての役割り
子供の人生や成長への叔母の役割は、いろんな意味でとても重要です。ひとつは「無意識的家族構成」に対する重要な役割、つまり心理的なものです。
「無意識的家族構成」とは無意識の中で作り上げられる家族の絆です。
「叔母は家族を結びつける陰の立役者。先祖との結びつき。特別視されることのない、またほとんど理解されることのない。経験するすべてのことが私たちを形作り、無意識的な心理を決定する。」
-心理学者フィレンツェ・デル・ロシオ・ロペスの記事より抜粋。
赤ちゃんが生まれることですべてが変わる
赤ちゃんが生まれると、周りの人すべての人生が一変します。叔母は、まるで自分の子供が生まれたかのように、自分が母親であるかのように赤ちゃんを愛します。
多くの叔母は、甥や姪を初めて抱くことから、母性が膨らみ、母親になるための術を学んでいきます。
役割も立場も家族の中に赤ちゃんが登場することで一変します。赤ちゃんと兄弟姉妹の絆が出来上がると同時に、両親と叔母の絆もまた深まります。
家族間の愛情は大きく膨らみ、叔母から赤ちゃんに対する愛情もまた膨らむのです。赤ちゃんの小さな目を見た瞬間から、まるで自分の子供であるかのように愛するようになるでしょう。
その愛情は子供の成長とともに次第に深まります。子供にとって叔母は永遠の支援者であり、友達となるのです。
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叔母の大切さを忘れないで
叔母は甥や姪が興味を持つことを分かち合うことが出来ます。親は忙しかったり、他にやることがあったりして、叔母のように時間や喜びを分かち合うことが出来ないこともあるでしょう。
叔母と甥、姪の間の絆は、祖父母との間に出来る絆に近いとも言われています。ですが、祖父母ほど年齢の差がないことで、関係性は全く異なったものとも言えます。
Savvy Auntie(叔母と代母ゴッドマザーのオンラインコミュニティー)の創立者メラニー・ノットキン氏は、叔母は親のような責任がないため、甥や姪と素晴らしい関係を築くことが出来ると述べています。
親はしつけをする必要があります。そして、これが大きな違いを生み出すのです。