【デジタル世代】子どもをテクノロジーから引き離す9つの方法
多くの子ども達の、携帯電話、コンピュータ、ゲーム機、タブレットなど、デジタル デバイス使用が増加してきています。これは2020年3月以来、私達が直面してきた困難な状況が多大な影響を与えた結果でもあります。間違いなくこれは親にとって心配の種となるでしょう。そこで今回の記事では、子ども達をテクノロジーから引き離すコツについて説明します。
インターネットというのは、合理的に利用すれば学習や情報を調べるのに非常に便利なツールとなります。それと同時に、遠くに住んでいて会えない家族や友達とコミュニケーションを取る方法にもなっています。
問題なのはこれらのデバイスを乱用することで、子ども達の気分や心と体の健康に悪影響を与えることもあるという点です。
子どもをテクノロジーから引き離すコツ
家族や友人と会えないときに、テクノロジーは私達の人とのつながりを深めてくれます。モニターが外の世界への窓口となったのです。
さらに多くの子ども達は直接学校へ行けず、遠隔授業を受けるためにもっとデバイスを使用しなければなりません。
子ども達がネットサーフィンなど色々な事をする際の安全を確保するため、親がインターネットの適切な利用法を管理して、一連のルールを設定する必要があります。そこで私達の毎日の生活にストレスをもたらさないで済むための、いくつかの要点について見てみましょう。
子ども達と遊ぶ
私達は毎日子ども達と遊ぶ時間を持たなければいけません。ボードゲームやパズル、様々なキャラクターのつもりになって遊ぶロールプレイング ゲーム等を利用できますね。基本的に子ども達の創造性や想像力をかき立てるものであれば何でもいいのです。
子ども達と一緒に遊ぶ時間を確保してあげると、一日で最も楽しい時間となるでしょう。結局のところ、子ども達は両親と遊ぶのが大好きなのです。
子ども達を家事に参加させる
子ども達をモニターから引き離す一つの方法は、年齢と能力、そして子どもの発達段階にも適した家事の役割を与えることです。例えば子ども部屋のおもちゃを片づける、夕食のテーブル設定をする、デザート作りを手伝うなど、子どもが参加できる家事をさせてみましょう。
こうすることで、子ども達は責任感について学び、自分が大事であると感じられるようになります。家庭で手伝っている自覚を持ち、しかも家事の間だけでも子ども達はテクノロジーから離れていることになります。
デジタル世代の脱テクノロジー:読書のすすめ
毎日子どもと一緒に、本を読むことに集中する時間を少しでも持つようにしましょう。これで子どもが読書に対してかなり興味を持つようになるでしょう。
家族が大勢いるのであれば読書クラブを作り、読んだ本について共に話し合うこともできます。これは勿論、もう読めるようになった子どもには特に良い方法です。
デバイスを使う場所を設定する
自宅の居間や食卓など、子ども達がデバイスを利用しても良い共用の場所を設定しましょう。さらに大人が近くにいる間だけデバイスを使えるようにします。一人で使っていると、簡単に現実からかけ離れてしまうことにもなり兼ねません。それに加えて、ネット利用中に子ども達が危険にさらされる可能性もあります。
親がデバイス利用を監視する
インターネットのアクセスがあって、ペアレンタルコントロールを設定していないデバイスを、子ども達が利用できる場所に放置してはいけません。子どもがインターネットを使う際、親がいる状態で安全性をコントロールできるように設定することが重要です。
常に子どもの年齢に適したコンテンツを選ぶ
幼いお子さんが映画や番組を見る場合は、必ず年齢に適したものであるかどうか確認する必要があります。子どもの年齢に合っていないコンテンツは、精神的にまだ早すぎるので問題を引き起こすこともあります。
そのためできる限り、毎日のアクティビティを共に行い、ストリーミング映画や番組、ゲームなどを一緒に楽しむようにしましょう。
子どもをテクノロジーから引き離す方法(続き)
子どもとの会話を持ち話し合う
全ての事をこなすための時間を作ることの重要性を子ども達と話し合い、期日に合わせて宿題をしたり、デバイス利用のルールを守ることを伝えます。
常に子ども達の年齢と理解力に合わせて会話を適応させることも大事です。デバイスの制限や規則を決めたら、矛盾することなく忠実に徹底することをよく覚えておいてください。
抵抗することを受け入れる
デジタルコンテンツを利用する時間を制限するのが大人にも大変だとしたら、まだ精神的に幼くて簡単に夢中になってしまう子ども達にとってさらに難しいことでしょう。子ども達がこの規制を吸収して受け入れるまでに時間がかかるということに、理解を示してあげなければなりません。
子どものために脱テクノロジーのお手本となる
この要点の中でもこれは親にとって最も難しい方法になるかもしれません。食事中や子ども達が遊んでいる間を利用して、つい携帯電話に手を出してしまうことがない人などいるでしょうか?
これこそ私達が避けなければいけないことなのです。あなた自身がそれに従わなければ、これまでのアドバイスに従おうとする努力が無意味になってしまいます。なぜかと言うと、子ども達は何かを指示されるよりも、大人がお手本となった方がきちんと従うようになるものです。
つまり、子どもをテクノロジーから引き離すためには、親もそれを実践することがとても重要なのです。デバイスの利用を徐々に減らしていくことで、過剰なスクリーン時間によって起こる不安やうつなどの疾患から子ども達を守ることになることを忘れてはいけません。
同時にそれは良質な休息とアクティブなライフスタイルをもたらすことになり、また言うまでもなく子どもの長期的な視力を守ることもなるのです。
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