人生の教訓を教えてくれるピクサー映画のメッセージ7選

家族、友情、自分の望むもののために闘うことの価値は、ピクサー映画の中に見ることのできるポジティブなメッセージの数例です。ピクサー映画の中の人生の教訓をさらに見てみましょう!
人生の教訓を教えてくれるピクサー映画のメッセージ7選
Natalia Cobos Serrano

によって書かれ、確認されています。 社会教育者 Natalia Cobos Serrano.

最後の更新: 27 12月, 2022

ピクサーのアニメーション映画を観て育ったという人はたくさんいるでしょう。出てくるキャラクターたちのことが大好きになり、彼らからたくさんの価値ある人生の教訓を学んできたと思います。

努力、忍耐、友情や家族の力などはピクサー映画に最も関係のある価値観です。今回の記事では、ピクサー映画に出てくる人生についてのパワフルなメッセージを7つご紹介します。

人生の価値ある教訓を含んだピクサー映画のセリフ

1.トイストーリー(1995)

俺がついてるぜ 俺がついてるぜ
辛いことばかりでも 君はくじけちゃだめだよ
思い出せよ、ともだちを
君のすぐそばに
いつも俺がいる

-トイストーリー-

このピクサーアニメーションスタジオの代表的な映画は、アニメーション映画のターニングポイントとなりました。『トイストーリー』は友情という価値観についてとても重要なメッセージを伝えてくれます。

言語学者のジャウメ・デュラン氏が指摘しているように、『トイストーリー』は友情とは仲間と団結を意味するという概念を掘り下げています。しかしそれだけではありません。デュラン氏によればこの映画の本当のメッセージは、幸せとは他の人を幸せにすることだ、ということです。

ですので、『トイストーリー』から学べる人生の教訓は、真の友情とはそのために友人と離れることになってしまったとしても、一番その人のためになることを願うことだと言えます。

2.モンスターズインク(2001)

「君と僕はチームだろ。僕たちの友情より大切なものなんてない。」

-モンスターズインク-

この映画の主人公であるサリーとマイクは互いに全く異なる親友です。『モンスターズインク』もまた、価値のあるメッセージを伝えてくれます。それは、人を見た目で判断しないことです。

ピクサー映画 人生 教訓

© Walt Disney Pictures & Pixar Animation Studios

この映画は、本質的に「モンスター」という概念を面白おかしく描きながら、ステレオタイプや偏見に立ち向かおうというものになっています。映画の最後には、これらの恐怖を引き起こす存在とされているモンスターたちが、人を笑わせることでより充実感を感じることに気が付きます。

3.ファインディング・ニモ(2003)

「人生にがっかりさせられたら、どうすればいいか知ってる?答えは泳ぎ続けることさ!」

-ファインディング・ニモ-

この映画は家族と友情の力を描いており、 辛抱強く挑戦を乗り越えることについても語っています。マーリンは友達のドリーの力を借りて、息子のニモを探す中で様々な恐怖や偏見にぶつかります。そしてニモを見つけるまで彼は決してあきらめません。

『ファインディング・ニモ』は、ものごとがどれだけうまくいかなくても、自分の夢や目標に向かって闘い続けることを教えてくれます。人生は誰にとっても大変なものであり、常に失敗や困難が伴います。それでも、希望を手放してはいけません。

4.Mr.インクレディブル(2004)

「一緒だと強くなれる」

-Mr.インクレディブル-

このピクサーのスーパーヒーローにとって、間違いなく家族というものが隠されたスーパーパワーになっています。 毎日互いに接する上では難しいことがあっても、家族がいると強くなれることを教えてくれます。

映画の中の登場人物は、ケンカをしたり怒ったりしますが、家族として、チームとして協力できるようになります。こうやって一人一人がスーパーパワーを持っているとはいえ、本当のスーパーパワーは家族としての強さにあるということを教えてくれているのです。

まだまだあります!パワフルなピクサー映画のフレーズ

5.レミーのおいしいレストラン(2007)

「置いてきたものにばかり気を取られていると、目の前にあるものが見えないよ」

-レミーのおいしいレストラン-

この映画自体がとても価値のあるメッセージとなっています。自分が大好きなことをすることはできないだろうと他人に言われても、あきらめてはいけません。この映画の主人公はシェフになることを夢見ているネズミです。情熱があれば、自分がやりたいと思ったことをすることができるんだと、他のネズミたちに示そうとするのです。

また、『レミーのおいしいレストラン』は、過去のことを考えるとくじけそうになってしまうので、未来を見据えることが大切だと教えてくれます。過去について考えていると、未来のことに集中できず、進歩したり向上したりできなくなってしまいますからね。

ピクサー映画 人生 教訓

© Pixar Animation Studios

6.メリダとおそろしの森(2012)

「運命は人の手の及ばないところにある、運命は変えられないと言う人もいる。でもそうじゃない。運命は自分の手の中にあって、それがわかるには勇敢になりさえすればいいんだ。」

-メリダとおそろしの森-

何かに挑戦するのは怖いこともありますし、勇敢であることは簡単なこととは限りません。これはこの物語の主人公メリダにはよくわかっています。困難や障害物があったとしても、人生でどの道を選択するかは自分次第だということを、この映画は教えてくれます。そしてそうするためには、勇敢になること、つまり自分の恐怖心と向き合うことが大切です。

勇敢になることはもちろん大変なことですが、手に届くところにあるというメッセージを送っています。そして一生懸命頑張り、自信を持ってそのことに専念すれば、私たちは無敵にもなれるということを教えてくれます。

7.インサイド・ヘッド(2015)

「いつだって物事を転換して、楽しみを見つけることができるんだよ」

-インサイド・ヘッド-

この映画は自分の感情が正当なものであるとうことだけでなく、必要なものだということを教えてくれます。私たちは幸せを受け止めるのと同じように悲しみの子とも受け止めてあげなければなりません。しかし、キャラクター「ヨロコビ」が言うセリフの一つが私たちにパワフルな教訓を教えてくれます。彼女の言葉は問題やいざこざを解決する際に特に価値があります。

困難な状況においては、ネガティブで破壊的な思考にとりつかれてしまうかもしれません。ネガティブになると、イライラしているときや物事が思い通りにいかない時にとても疲れてしまいます。

しかし、『インサイド・ヘッド』は、このような思考に集中していては行き詰ってしまうということを教えてくれます。そうではなくて、新しい視点から問題を見る必要があるのです。

ピクサー映画から学べることは?

ピクサー映画からは、努力と忍耐の価値、家族や友人の力、そして自分の夢を追うことの大切さを学ぶことができます。これらはピクサースタジオが作品の中に込めている力強い価値観のほんの一部です。

しかし、すべてのピクサー映画の裏に見つけることのできるメッセージがあり、それは幸せの鍵はありのままの自分でいることだということです。そして、誰にも頼ることなく自分の欲しいもの、自分を幸せにしてくれるものを見つけることです。


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