子供に覚えてもらいたいマナーや価値観
子供にきちんと教育ができているかは、子供の言葉遣いや行動に現れます。いくつかの特定のフレーズを子供が使うことによって、あなたがきちんとマナーを教えていることがわかります。
子供に良いマナーとその価値を教えるためのテクニックはたくさんありますが、いつもそれが簡単に行くとは限りません。
それゆえに、多くの親や教師は子供たちに良いマナーをきちんと教えてあげられているのか、心配になります。
そしてこの心配が不安心、挫折感、そして鬱へと繋がることがあります。
しかし、子供がきちんと学んでいるかをはかる手段があります。
今回は、子供が良いマナーを学べていることを示す、言葉や言葉遣いをご紹介します。
1. 自分の持っているゲームは一番じゃないけど、でもこのゲームがあって嬉しい。
マナーのある子供は、良いものと悪いものがあることを理解することができます。
自分が一番良いものを手にしていないからと言って、すでに手にしているものごとに対し感謝の念を示さなくていい訳ではないということを理解するべきです。
どんなに小さなものにも価値があることを教えることが、親が子供にとってできる最高の教育です。
こうすることで、子供が有害なほどの願望のために、自分の人生を幸せに生きられない人間に育たないようにしてあげることができるのです。
2. 何かを知ることができるテレビ番組が好き
最近では、子供向けのテレビ番組は有り余るほどたくさんありますが、中にはあまり子供には適切ではない内容のものもたくさんあります。
ですから、教育的価値のあるテレビ番組のみを見せることが大切です。
また、年齢にそぐわない内容の番組を見ないようにすることも重要です。
一緒に家にいる大人は、これらがどれだけ子供にとって害があるかを理解していなければなりません。
3. 犬は欲しいけど、ちゃんと世話ができるかわからないな。
きちんと教育を受けている子供は、ペットを持つことで生まれる責任を自分が持つことができるかを考えることができるはずです。
もちろん、ペットを持つかどうかの決断には親も関わるべきです。ペットを持つことでどんな責任が生まれるのかを、子供がどれだけ理解しているかどうかを評価するのは親の仕事です。
4. スポーツは疲れるけど、自分にとって大事なんだよね。
努力、犠牲、忍耐力は、子供に教えられるべき価値観です。そしてこれらはスポーツとより強いつながりがあります。
子供が早いうちからスポーツをすることは健康的ですし、子供の身体的・心理的成長、そして社交性の発達に重要です。
5. いつも気をかけてくれてありがとう。
子供の中には、周囲の大人が子供のためにしてあげているものごとに感謝の気持ちを持てない子がいます。
感謝の気持ちを持てるということは、マナーを身につけているという大変素晴らしいサインです。
何かを受け取るだけではなく、受け取ったこと自体を認識できるのです。
多くの親や教師が、良いマナーを子供にきちんと教えてあげられているのか心配になります。
6. ファーストフードは好きだけど、おうちのごはんの方がもっと好き
多くの人が、そして特に子供はファーストフードが大好きです。
しかし、本当に良い教育を受けている子供だけが、家庭でのナチュラルで手作りの料理が本当の満足感と健康をもたらしてくれると知っています。
7. 携帯はいらない
最近は、特に友達が携帯を持っている場合などは、携帯がないと生きられないような気持ちになる子供がいます。
子供は、携帯がエンターテイメントとコミュニケーションの道具であり、生死に関わるようなものではないということを理解しなくてはいけません。
8. 疲れたから早く寝よう
子供には、良いマナーの他にも教えるべきことがあります。正しいバランスのとれた生活ができるためのルール、価値観、身の回りの整理術なども教えられるべきです。
子供は、平日と週末で、それぞれ決まった時間にベッドに入らないといけないのだと理解すべきです。
どのようにして親は子供に良いマナーを教えられるか
子供に良いマナーを身につけて欲しいのであれば、家庭と学校の両方でマナーが教えられなければなりません。
そのための目安をご紹介します。
- 毎日のアクティビティのスケジュールを守る。
- 決められたルールは全て守る。
- 自分の役割、責任を果たす。
- 良いマナーや良い言葉遣いを使うことの価値を教える。
- 子供が様々な物事の価値がわかるように手伝う。
- 家族の時間を大切にする。
- インターネットやテレビをあって当たり前のものと思わせない。
- 健康的な食事を心がける。
- ゲームだけが楽しみにならないようにする。
今回ご紹介した言葉や行動をお子さんがしているのを耳にしたり目にしたら、お子さんには良いマナーが身についていると胸を張りましょう。
良いマナーを教えることは簡単ではありませんし、自分が見本とならなければなりません。しかし、その結果は必ずや、やって良かったと思える素晴らしいものとなることを覚えておきましょう。