怒っている子供と話す時の6つのカギ

子どもは欲しいものが手に入らなかったり、「ダメ」と言われると怒り出すことがあります。ここではそんな子供の癇癪を止める5つのコツをお伝えします。
怒っている子供と話す時の6つのカギ

最後の更新: 27 3月, 2019

目的を達せなかった時、「怒る」というのはいたって普通の反応です。子供の場合、様々な状況でこういった感情が爆発することがあります。ここではそういった場合の子供への話し方について6つのカギをご紹介します。

子どもが怒っていると母親のあなたも悲しくなった イライラしたりするかもしれません。ですが、これはとても普通のリアクションであることを覚えておいてください。何に子供が怒っているのか、その原因をしっかりと確認しておけば、次に同じような状況に陥った時、うまく対処できるようになります。

怒っている子供と話す6つのカギ

まずはあなた自身が落ち着き、我慢強くなくてはなりません。そうすればきっと乗り越えられるはずです!

1.常に冷静で

子どもに話すときは、冷静でいるよう心がけましょう。隣に座って、怒りが鎮まるのを待ちます。

キックをしたり泣き叫んだり、伝えたいことを体で表現するかもしれません。もしあなた自身が冷静さを失いそうになったら、その場を少し離れて、落ち着いてからまた戻るようにします。あなたが落ち着いていれば、子供もその内落ち着きを取り戻します。

 

2.子どもをリラックスさせる

子どもに気持ちを落ち着かせる方法を教えれば、感情の爆発も少しマシになるかも知れません。体をリラックスさせることは、ストレスや慢性的なイライラ、癇癪に効果的です。

呼吸法、集中、怒りを体から吐き出す基本のテクニックなど、子どもに怒りをコントロールするコツを教えてあげてください。こういったテクニックを使うと、ネガティブな感情を体から吐き出すことが出来ます。

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3.「怒る」ことを避ける

子どもが良く怒り出す状況を知り、どうすればよいかを考えてみましょう。例えば喉が渇くとすぐに泣いてしまう子どもなら、水を持ち歩くようにする、などです。

怒りがきまぐれなものなら、他に気をそらすようにしてみるのも手です。怒っていた原因を忘れるよう、場所を変えてみたり、おもちゃやその他のものに気を取られるように導きます。

 

「子供は大人に3つのことを教えてくれる:特別な理由もなしに幸せな気持ちになること、常に何かに縛られること、全ての力を使って欲しいものを求める方法を知ることだ」

パウロ・コエーリョ 

 

4.声のトーン

はっきりとした口調で言葉を伝えなければ、子供は言っていることを聞いてはくれません。子供は周りで起こっていること全てに興味を示します。ですので、簡単に気が散るのです。同じことを何度も繰り返し話さなければなりません。

はっきりとした聞こえやすいトーンで話すと、子どもの耳にもちゃんと言われていることが届きます。もし1度試しても効かない場合は、違った話し方も試してみてください。そうでなければ、あなた自身が状況をコントロールすることが出来なくなってしまいます。

 

5.言葉を使って怒りを表現させる

子供は怒りだすと、物を叩いたり投げたりしがちです。あなたは、「こういった暴力的な行動を受け付けることはしない」ということを子供に伝えなければなりません。それでもやめなければ、それなりの結果がついてくることを伝えましょう。

もし攻撃的な行動を取ることで欲しいものが手に入ることが分かれば、子供はそれを毎回するようになります。ですので、怒りを言葉にして表現するよう導きます。

 

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6.怒りに巻き込まれない

絶対に怒りの感情に巻き込まれてはいけません。どんなにその状況が長く続こうと、子供の不合理な訴えや、泣き叫ぶことで欲しいものを手に入れようとすることを許してはいけません。たとえ公の場にいたとしてもです。

もしそうしてしまうことは、「それが欲しいものを手に入れる正しい方法なのだ」と子供に教えてしまっているようなものです。子どもは自分の思い通りになると勘違いをします。

子供の怒りは、前向きかつポジティブな方法で鎮めていきましょう。罰を与えるは必要ありません。努力をすれば、きっと子供の怒りも治まります!


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