赤ちゃんの熱を下げる簡単な10のコツ
ママのみなさん、赤ちゃんに熱があるときは迷わず体温を下げさせましょう。熱は、身体の病気に対する自然な反応であり、病原体の拡大を防ぐための防御反応であることは事実です。しかし、高熱は、小さな子供には危険なこともあります。
話を進める前に、発熱はその原因によって、無害なこともあれば非常に深刻なこともあるということを警告しておきます。したがって、お子さんの体温が38度以上になった場合には、あるいはそうなる前にでも、小児科に連れていきましょう。医療の専門家が、どんな薬を使ったらよいかを教えてくれるでしょう。
小児科医は、発熱の裏にどんな原因があるのかを診断します。また、あなたのお子さんのかかりつけのお医者さんが、お子さんに必要な薬を処方してくれます。お医者さんが処方した薬を飲む正確なタイミングと量、またその他に注意することもメモしておくことが大切です。
小児科医の意見や処方された薬を軽視することはあってはなりません。「昔はこうやったもものだった」とか、「私のお母さんはこうしていた」という民間療法でお子さんの熱を治そうとしてはいけません。
ここで紹介する方法や、インターネットで見つかるその他のコツは、処方された薬を補うものや、代替策でしかありません。明確にしておきたいのは、これは医療の専門家によって処方された治療法の代わりになるものではないので、あくまで参考として聞いてほしい ということです。
それでは、(お医者さんの勧めに従いつつ)お子さんの熱を下げる最も効果的なコツをいくつか紹介したいと思います。
お子さんの熱を下げるコツ
コツ#1ー薄い布をかける
熱があるときは服をたくさん着せないようにします。お子さんの体温が上がっていることに気が付いたら、布団をかけてはいけません。ブランケットの中にいたいと子どもが言っても、それは良くないです。熱が下がりにくくなるので、お子さんに服を着せすぎるのもやめましょう。
コツ#2ー軽くお風呂に入る
ぬるま湯のお風呂に入れたり、おでこをぬらしてあげましょう。少し涼むためにバスタブの中で遊ばせてあげてもいいでしょう。お子さんの体温がすぐに下がるのがわかると思います。
コツ#3-冷たいアイシング
冷たく湿ったアイシングをあててあげましょう。 水は冷たすぎないものにしましょう。アイシングをお子さんのおでこと首の後ろに数秒間当て、新しいものに取り換えます。これを続けて行いましょう。
コツ#4ー水
お子さんの水分の摂取量を増やしましょう。特に水、母乳、天然の果汁などです。ベストな果汁は、メロン、オレンジ、ミカン、パイナップルなどです。お子さんが咳もしている場合は乳製品を与えるのは控えましょう。
コツ#5-アロエを使ってみる
アロエの葉を見つけたら、皮をむき、中のクリアなジェルが外に出てくるようにします。お子さんのおでこに葉を乗せ、少しの間置いたままにします。
数分経ったら、葉をどけて、熱で乾いたジェルをはがします。新しいジェルの部分を出したら、また葉をお子さんのおでこに乗せ、冷たさが保てるようにします。お子さんに葉を乗せる前に、鋭く尖った端を必ず取り除くようにしましょう。
コツ#6-汗をかかせる
お子さんの体を動かしましょう。いえ、ジムに行って腹筋やベンチプレスのようなことをしなさいと言っているのではありません。しかし、お子さんに熱があるときには、お子さんがやりたがれば、一緒にボールを追いかけたりしても大丈夫です。音楽をかけてダンスをしたり、お子さんの好きな曲のビートに合わせてジャンプしたりしてもいいでしょう。
身体的な活動により汗をかくことで、熱が下がるのがわかり驚くと思います。
コツ#7-アップルサイダービネガー
水5に対し、アップルサイダービネガーを1混ぜます。それをてぬぐいにつけてお子さんのおでこと首の後ろにあてます。てぬぐいがあったかくなる度に混合液につけなおし、これを繰り返します。
コツ#8-ジャガイモとタマネギ
タマネギを千切りにし、靴下の中で、それがお子さんの足のかかとの部分に来るようにします。30分経ったら、タマネギを新しい新鮮なものに取り換えます。お子さんの咳も辛い場合は、半分に切ったタマネギを寝室に置いておくと、夜の間咳を和らげることができます。タマネギは朝になったら捨てましょう。
タマネギのにおいがお子さんには強すぎる場合、この同じ靴下を使った方法をジャガイモでやることもできます。これもまた効果があります。
コツ#9-ティータイム
タイムとカモミールのお茶をあげてみましょう。お湯をポットで沸かし、これらの薬草を沸騰したお湯に入れます。潰した葉や、植物の茎を入れてもいいでしょう。
数秒間植物を煮ます。そして、お湯を火から離し、冷まします。お湯をこします。この液体をお子さんに与える(2分の1カップ)前に、スプーン一杯のはちみつと、レモンを10滴足しましょう。
お子さんが2歳以下の場合、この混ぜたものをお子さんに与える前に、必ずかかりつけの小児科に相談してください。これを試す前に、お子さんの準備ができていることを確かめなければならないからです。
コツ#10-肌と肌
裸にしたお子さんを、あなたの裸の胸の上に寝かせてあげることで、肌と肌の触れ合いをしましょう。驚くべきことに、肌と肌の触れ合いがお子さんの体温調節に役立つのです。また、これは赤ちゃんをスリングなどに入れた状態でも行うことができます。お子さんは、たくさんお母さんと寄り添えて、とてもハッピーになりますよ。
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