子どもに教えてあげよう:生態系について教えてくれる映画
子どもに楽しみながら人生におけるたくさんの重要な教訓、そして自然や環境に対する尊敬の気持ちを教えてくれるツールになりえるのが映画です。今日は子どもに生態系について教えてくれる映画の名作をいくつかご紹介しましょう。
普段享受している自然無くして、私たちが生きることはできません。ですので、そのケアをすることが重要です。この大切な教訓を子どもが学ぶためには、さまざまな小さなアクションを起こすことができます。
今日、私たちは常に気候変動についての警告をメディアから受け取っています。さらに植物や水、動物、そして自分たちが呼吸している空気への大きな被害も目にしてきていますよね。
子どもが小さいころから、私たちは環境のケアをすることの重要性について教育しなければなりません。そうすることで、自然がどんなに大切かについて理解しながら成長することができます。
生態系について子どもに教えるのにベストなツールとして、本や映画があります。 お子さんと一緒に読める本については以前ご紹介しました。
ですので、今日は自然のケアをすることの重要性について子どもが理解するのに役立つ映画をいくつかご紹介したいと思います。
子どもに生態系について教えてくれる映画
ウォーリー
「ウォーリー」はピクサーとディズニーが2008年に公開した映画です。これは人類が避難場所を求めて宇宙船に乗り、地球から脱出せざるをえなくなった世界の話です。それがなぜ起こったかというと、地球の環境の有毒性に耐えられなくなってしまったからなのです。
© Pixar, Walt Disney Pictures
この映画は2009年のアカデミー長編アニメ映画賞を含む数々の賞を受賞しています。「ウォーリー」はとても小さな子供にも、リサイクルや社会全体としてゴミを減らすことの大切さについて教えてくれます。そしてもちろん、こういったメッセージが小さな子供にも届くように巧みに組み込まれているのです。
バンビ
生態系について教えてくれる映画の2番目もディズニー映画です。「バンビ」はディズニーが製作したクラシック作品の中でも最もよく知られているものの一つでしょう。
ディズニーがこの映画を公開したのはかなり昔の1942年です。しかしその古さにも関わらず、重要なキャラクターの死は今でも、その生息場所に暮らしている動物を尊重し保護することの重要性を子どもに教えてくれます。
ファインディング・ニモ
この2003年の映画もまたディズニーからで、動物が主人公のものです。「ファインディング・ニモ」は海の生物に焦点を当てています。このアニメ映画に出てくるニモ、ドリー、そしてその他のキャラクターは、きっとあなたのこともお子さんのことも笑わせてくれるでしょう。
そしてお話の中には、子どもにも大人にも重要で力強いメッセージが含まれています。この意味ではその倫理観は「バンビ」のそれと似ています。つまり動物とその動物の暮らしている場所を尊重し守ることの重要性です。
海の生き物は、気候変動の影響を最も受けている種の一つです。ですので、ビーチで一日過ごした後にゴミ拾いをするなどのシンプルな習慣を身に着けることが、子どもにはとても大切なのです。「ファインディング・ニモ」は子どもが海の底の世界が大好きになり、それに感謝しケアをしたいと思うようになるのに役立つでしょう。
まだまだある!子どもに生態系について教えてくれる映画
ロラックスおじさんの不思議な種
ドクター・スースによって1971年に書かれた絵本に基づいて2012年に制作されたこの映画も、子どもに生態系について教えてくれます。環境のケアをすることの大切さ、人類の産業化、木の伐採など…これらがユニバーサル・ピクチャーズの作ったこの映画の中に出てくる主な問題です。
さらに、映画のオフィシャル・ウェブサイトでは子どもが楽しめるアクティビティも用意されています。ここにあるゲームや映像も、リサイクルや環境のケア、地産地消などといった課題について子どもに教えるのにさらに役立ちます。
このウェブサイトは家庭ではもちろん学校での使用にもぴったりです。おもしろくて魅力的なコンテンツを通して、子どもが生態系について学ぶことができるからです。
ポカホンタス
ご紹介する最後の映画もまたディズニーのクラシックです。1995年に公開された「ポカホンタス」は、過去に私たちが自然を顧みなかった歴史を通して重要な教訓を教えてくれます。お子さんはこの映画を観ることでそれ以外にも多くの価値ある教訓を学ぶことができるでしょう。
この映画では息を飲むような美しい映像や音楽を通して、自然を讃える歌が流れます。実際、メインキャラクターの一人はしゃべる木で、主人公の相談に乗ってくれるのです。とてもシンプルな方法で、子どもたちは身の回りの環境の重要性とその繊細なバランスについて学ぶことができるでしょう。