赤ちゃんの健康と衛生を保つ5つのコツ
赤ちゃんを清潔に保ち健康をケアすることは適切な栄養分を与えることと同じくらい大切です。
これからプロのアドバイスをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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小児科医は、乳児の健康と衛生に関する情報を含んだ包括的なアドバイスを提供してくれますが、いざ実行するとなると、不安になったり混乱したりするかもしれません。赤ちゃんはとても小さく、今にも壊れそうな繊細な存在です。
赤ちゃんの健康と衛星を保つ5つのコツ
まず最初にお伝えしたいのは、赤ちゃんの健康と衛生を保つカギは、親の衛生面にあるということです。赤ちゃんを触ったり、授乳したり、おむつを替える時の手は常に清潔でなくてはなりません。
なぜなら赤ちゃんはまだ免疫力が弱いからです。下手をすると、親が子供の健康を害することになりかねません。
赤ちゃんの体は部分ごとにケアの仕方が異なります。
1.赤ちゃんのお肌
赤ちゃんのお肌はとてもデリケートにできています。赤ちゃん専用の製品を使ってください。研磨剤などが入っていません。お肌のしわの部分や、胸、腕、足、お尻周りを良く洗いましょう。
シャンプーはほんの少しで良いです。目に入らないよう気を付けて洗いましょう。シャンプーや石鹸は必ずきれいに洗い流してください。
お風呂から上げたら、隅々までしっかり拭いてから保湿クリームなどを付けます。香水などは使わないでください。
お肌に刺激を与えたり、においも赤ちゃんにとって不快なものかもしれません。どうしてもしたいのであれば、お肌ではなく洋服につけるようにしてください。
2.おむつ交換
おむつを替えるときは、お尻を綺麗に拭いてあげてください。普段おむつや腸の動きで湿度が高くなっている部分です。
出来ることなら、おしりふきなど濡れたティッシュで拭くのではなく、暖かいお湯と柔らかいスポンジを使って洗いましょう。
女の子の場合は膣内の汚物が入ってしまわないよう、必ず前から後ろに拭くようにします。膣周りもきれいに拭きましょう。
3.耳掃除
多くの人が意外だと驚くかもしれませんが、綿棒を使って耳掃除をするのは避けてください。
お風呂から上がった時は、耳の外側部分だけ、しっかりと拭くようにします。綿棒を中に入れることで、耳垢を奥の方まで押してしまう可能性があります。耳をふさぎ、感染症を引き起こす恐れがあります。
4.爪のケア
赤ちゃんの手はとても華奢なので、爪を切るのは少々怖いと感じるかも知れません。
その場合は、爪やすりを使って少しずつ削ることをお勧めします。適切な長さを保つようにしましょう。
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5.おへその掃除
おへそにくっついたままのへその緒は、大体1か月になる前に自然に落ちます。ですが、清潔に保つため、1日2回はガーゼやコットンに低いパーセンテージのアルコールをつけて綺麗に掃除します。
おむつを替えるときは特に注意しましょう。へその緒は無理やりとったりせず、必ず自然に落ちるのを待ちます。
ご紹介した5つを実行するのは、初めはとても大変だと感じるかも知れません。ですが、やっていくうちに徐々に日常生活のルーティンの1つして慣れていくでしょう。