旅行時の赤ちゃんのケア方法
子供が小さければ小さいほど、旅行は大変なものです。出来れば生後3か月を過ぎるまでは旅行は避けるべきですが、選択肢がない場合もあります。ですので、ここでは赤ちゃんを連れて旅行するときのヒントをいくつかご紹介します。
旅行中の赤ちゃんのケア方法
安全
飛行中や移動中の授乳などは出来るだけ避けるようにしましょう。あまり動きすぎる状態での授乳は危険な場合があります。赤ちゃんはめまいを感じたり、耳が痛くなることがあります。
また紫外線を避けるため、カーテンなどを利用しましょう。飛行機や電車、バスの場合はすでにカーテンが備え付けてあります。
また、移動中に何が起こるか分からないので緊急処置用のキットを持っておきましょう。赤ちゃん用の痛み止め、コリック対処用品、鼻づまり用の薬、歯が生えるときの不快感に対処する道具などを入れておくと良いです。
年齢や体重に合ったシートも必ず用意しましょう。ベルトもしっかり締めてください。
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授乳方法を考える
母乳が一番楽な方法です。何一つ道具を必要としないですし、赤ちゃんを胸に抱いてあげるだけで済みます。
母乳が無理なら、ミルクをボトルに入れて与えるのが良いですが、必ず自分で作るようにしましょう。
適温に温めたお湯やボトルクリーナーを持ち歩くと良いでしょう。
もしすでに食事を摂れるなら、赤ちゃん用の離乳食を持っていきましょう。よだれ掛けやスプーンも忘れないようにしてください。出来るだけ赤ちゃんにとって心地の良い環境を作ってあげるのが良いです。
ウェットシートを持ち歩くと便利です。口の周りを拭いたり、吐き出したりしたときに使えます。水は必ず持っていてください。食べ物と一緒に水分もとることが大切です。
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赤ちゃんとの楽しい時間
旅行前はしっかり赤ちゃんが睡眠を取れるようにしておきましょう。特に赤ちゃんが良く動く場合は、ベビーカーなど、親子共々楽なので便利です。
ガラガラ、ぬいぐるみ、噛むためのおもちゃ、その他のおもちゃもあると便利です。
景色などの変化も赤ちゃんを落ち着かせます。飛行機や電車なら中を歩き回ったり、車なら2時間ごとに止まって歩くようにしましょう。
2時間座らせたら、少し足などを動けるようにしてあげてください。また水分もしっかり摂らせることを忘れないでください。
以上のヒントに加えて、体を清潔に保ってあげることも重要です。
テーブルを拭いたり、必要に応じておむつを替えるようにしましょう。長時間汚れたおむつを履かせたままにしないでください。赤ちゃんにとって非常に不快なものです。