12歳以下の子供がスマホを使うべきでない8の理由

12歳以下の子供がスマホを使うべきでない8の理由

最後の更新: 02 6月, 2018

これまでにないくらい早くから子どもがスマホを持ち始め、どんどん頻繁に使うようになってきていると言って間違いないでしょう。しかし、これが子どもに良くないという正当な理由があるのです。

昔は最も大きな心配と言えば子どもがテレビを観すぎるということでした。しかし今や、子どもたちは寝るときも一緒なほど携帯電話にくぎ付けになっています。

携帯電話の使用は子どもの健康に有害になりうると言うその筋の専門家もいます。

今日は、なぜ12歳以下の子供がスマホを使うべきでないのかという8の理由を紹介します。

赤ちゃんや子どもがスマホを使うべきでない理由

2歳になるまでは、テクノロジーにさらされるべきでないということには重要な理由があります。今日の子どもは手近に電子機器がある環境に生まれてきます。それらを使いすぎないことと、制限なしに使うとどんな影響があるのかを知っておくことはとても大切です。

1.脳の発達

脳がテクノロジーにさらされすぎると、特に0歳から2歳の子どもの脳の成長が加速させられます。これは注意力欠陥障害、認知機能の遅れ、学習の問題、衝動性が強くなり自己統制ができないなどの問題につながることがあります。

子どもとテクノロジー

2.過剰な放射線

世界保健機構(WHO)は、子どもだけでなく大人に対しても、携帯電話はリスクがあるものだと分類しています。携帯電話は放射線を排出しすぎており、子どもはより敏感なので、がんになるリスクが高まるというのです。

3.精神の病気

新しいテクノロジーを使いすぎることで、子どものうつ病や双極性障害、精神病やその他の問題行動などの割合が非常に高まっているということが、いくつかの研究によって明らかにされています。

スマホはその他の要素にもつながっています。例えばソーシャルメディアにより、子どもがネットいじめにあう例も増えています。

4.攻撃的態度

新しいテクノロジーにより、子どもたちはより暴力的で攻撃的なコンテンツを見る確率が上がり、それにより態度が変化するかもしれません。

子どもは見たものを何でも真似するので、事前にチェックせずになんでもコンテンツを見せてしまうことは危険だということを覚えておかなければなりません。したがって、子どもがしていることに親は注意しておかなければなりません。

5.睡眠の変化

専門家は、親が子どもの寝室でのテクノロジーの使用を制限しないと、夜携帯電話を使うことで寝られなくなるということ示唆しています。これによる睡眠不足で、学業成績や健康に大きな悪影響が出てしまいます。

5.注意力欠陥障害

テクノロジーを使いすぎると、注意力欠陥障害を引き起こすことがあります。また、他の子どもや人々との交流が減ってしまいます。

子どもの集中力と記憶力も減退する可能性があります。コンテンツが次々出てくることがこういった分野に影響するのです。

7.小児肥満

テクノロジーをよく使っているということは、座ったままのライフスタイルであるということが多く、これは家庭内でよく見られる問題になってきました。運動をしないことで子どもは肥満になり、糖尿病や有酸素系の問題を引き起こしています。

テクノロジーに子どもが常にさらされることで、子どもは弱弱しくなってしまいます。

8.中毒になる子ども

8歳から18歳までの子どもの11人に1人が新しいテクノロジー中毒になっていると結論づけている研究もあります。そしてこの大変な数字は年を追うごとに増えていくかもしれません。

子どもが電子機器を使うたびに、親や家族、友達とどんどん切り離されていってしまいます。

テクノロジーに依存してしまう子どもたち

子どもや青少年はいつスマホを使っていいの?

日本小児科学会は子どものスマホ使用を禁止するキャンペーンを始めました。親が総括をし、もっと子どもと一緒にレクリエーションゲームを行おうというものです。

アメリカ小児科学会とカナダ小児科協会は0歳から2歳までの赤ちゃんはテクノロジーを使用するべきではないとしています。3歳から5歳までの子どもは、1日に1時間、慎重に使用するべきで、6歳から12歳では2時間以上使用するべきでないとしています。

私たちは新しいテクノロジーが子どもや若者に与えうるダメージに気を付けておかなければなりません。

私たちはこういった新しい機器とともに生まれたようなものなので、これらを使わないようにするのは困難です。しかし、お子さんに使いすぎないようにさせることはできるはずです。これらは重大なダメージになりかねないのですからね。

テクノロジーによって、家族と過ごしたり本を読んだりする時間がなくならないようにすることがとても重要です。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。



このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。