2人目の子供を授かるということ
初めての出産を済ませてしまうと、 2人目の子供 の妊娠は最初の妊娠ほど嬉しいものではないとお考えではないでしょうか?初めて我が子を腕の中に抱いた経験を超えるものはないと思っている方もいると思います。
今回は、2人目の子供の妊娠がどれほど素晴らしい経験であるかについて話していきたいと思います。
初めて母になったときの気持ち
初めて子を持つ喜び、その小さな心臓の鼓動を感じれば、これ以上の幸福は無いと感じるのも無理ありません。
初めての妊娠、出産、そして我が子との対面は、この世の母親、全てにとっての人生でもっとも大切な瞬間と言えるかもしれません。受精した瞬間から、永遠に続くプラトニックなラブストーリーが始まるのです。
母親とは、どのように我が身を我が子へ捧げるのか、身をなげうって尽くすのか、そして、どのようにその愛の前に傅くのかを初めから分かっているものです。我が子に食事を与え、あやし、清潔に保ち、寄り添う。我が子を眠りへと誘い、そしてその腕に抱きしめるのです。
全ては無償の愛故にです。しかし、初子の誕生や、初子と過ごす時間、その一瞬一瞬が両親に与える対価は言葉で形容できるものでなく、まるで魔法です。
泣かない知性、笑わない哲学、子供に頭を下げない偉大さなど要らない。
2人のお母さんになることで周囲への愛が深まる
2人の幼い子供を抱え、疲れてきっている、あるいはそれが最悪の時だと感じてしまうお母さん方もいることでしょう。
しかし、それと同時に、2人の子供に恵まれたことがどんなに幸せであるかもご存知かと思います。2人の子供を持つということは、2つの笑顔、2つの声、2つの楽しみ、2通りの生き甲斐を得るということです。 そして、2人の異なる人間があなたを世界で一番の母親だと認めてくれるチャンスを得たということでもあります。
時には、2人の子を育むことが、不可能のように感じられるかもしれません。子ども、自分自身、家庭、仕事、それ以外にも多くの責任を背負わなければならないからです。
毎日の生活の中でこういった複数の、ある種の仕事を同時にこなすためにどれだけのやりくりや、創意工夫が必要かは経験した人にしかわかりません。
2人の子供を持つことは、魔法を習得することといっても過言ではないかもしれません:
- 時には、手軽に済ませてしまうかもしれませんが、それでも時間通りに夕食を支度する。
- 一日中、我が子を腕に抱いたまま、一人でカゴいっぱいの家族全員分の衣服を洗濯をし、ベッドメイキングを済ませる。
- 2人の子供をもつ母親の一日はまるで、24時間以上あるかのように見えます。1日1日を、一生懸命に過ごすことは誰しも同じかもしれません。しかし、その忙しさの中で泣いている子供をあやし、寄り添い、遊び、弟や妹に嫉妬する兄姉を慰める時間を見つけなければならないのです。言うなれば、てんてこ舞いです。
赤子を見ると、なぜ笑顔になるのだろうか?おそらくそれは無防備で、真の笑顔を私たちに向けることのできる存在であるからだろう。そして、彼らにこれっぽっちも悪意がないことを我々が知っているからだろう。だからこそ、彼らは我々の認識の中で物欲しそうに微笑むのだ。
2人目の子供 :それはもう1つの生き甲斐である
自然から2度目の母になるという贈り物を与えられたとき、それは、最初の妊娠や出産の良い思い出を再び体験する機会を与えられたということです。
きっと、心に残る思い出の中から、膨大な形容できない感覚を思い起こすことでしょう。母親であれば、これから経験しようとしていることが、この世でもっとも幸福なことだと既にわかっていることでしょう。
子を持つことが、あなたが生きる理由を見つけること、幸せになること、人として成長すること、夢や我が子のために戦うことであるというのならば、 2人子を持つこととは、単純にそれらを2倍にすることではないでしょうか?
2人目を授かること、それは、これまで以上に幸せになる、そして人として成長する機会を授かったということです。
宇宙は不思議に満ちている。しかし、宇宙創造の歴史の中での最高傑作は紛れもなく母性である。
-アーネスト・バソット
子供が成長し、あなたが誰にとっての何であるのかをしっかりと心に刻んでいれば、きっと幸せそうにあなたを「お母さん」と呼ぶことでしょう。このことを忘れないでください。