妊娠中にパパが不安になるのは普通のこと?

妊娠中にパパが不安になるのは普通のこと?

最後の更新: 07 7月, 2018

妊娠中、赤ちゃんを宿しているのはママなのに、気分が悪くなっているのはパパなんだよね、と友達が言っているのをよく耳にします。これがおもしろいのは置いておいて、パパが不安を感じることはとても一般的なのです。

パパによっては、食べたくてしかたがないものが出てきたり、胃酸の 逆流など妊娠に関するさまざまな症状が出る人もいるのです

これって普通のこと?

通常、このような反応は普通のことです。しかし、パパの不安は関心を持たれていないという気持ちと関わっていることがあります。つまりこれはお腹に赤ちゃんを宿しているママだけでなく、パパも赤ちゃんを妊娠している気持ちなんだという思いの表れなのです。

これは全くその通りなので、パパもまた赤ちゃんを妊娠しているのです。奥さんが経験しているのと同じ身体の変化はないかもしれませんが、パパの生活も変わっています。

この妊娠は、パパが決めたことでもあります。パパもママと一緒に妊娠を計画しました。妊娠する前は、いろいろな計画をしたり、質問やアドバイスをしたり、夫婦が赤ちゃんをこの世界に連れてくる準備をするための期間がありました。

実のところ、まだ赤ちゃんが計画段階でしかなかったこういった準備期間には、両親ともが積極的に妊娠のための活動に参加することができていました。

しかし赤ちゃんを妊娠したとたん、ほとんどの注目を集めるのは女性になってしまいます。パパについて心配をしてくれる人はいません。しかし、パパもまた妊娠しているようなものなのです。

そして二人は一つになるだろう
ーマルコによる福音書10:8

この有名な引用から、夫婦は一緒になると、二人は一心同体になるということが理解できると思います。つまり喜びも痛みも、一人が感じるときもう一人も感じるということです。

これがパパが不安になることの理由の一つで、なぜパパも妊娠中のパートナーと同じ症状がでるかの理由なのです。

夫婦は一心同体

パパの不安の原因

  • パパは赤ちゃんをライバル視してしまうことがあります。もしこのことで悩んでいるのであれば、できるだけ赤ちゃんの傍にいてあげましょう。こうすれば赤ちゃんと絆を強めることができ、こういった求められていないと思う感情からあなたを守ってくれます。
  • 見捨てられたような気持になることが多いなら、赤ちゃんの誕生ににより昔抱いていた恐れが呼び起こされることがあります。あなたとあなたのパートナーが長年一緒にいて、時間を共に過ごし、なんでも共有してきたとしても、赤ちゃんが人生に起こす激動は、計画して生まれてほしいと思っていた場合でさえも夫婦間の危機につながってしまうこともあるのです。
  • お父さんになることや、完璧なパパになれるのかということに不安を感じているかもしれません。心配しなくて大丈夫ですよ、お子さんの成長とともに克服できるようになります。
  • 無意識に、あなたのパートナーが持つ女性の身体ができることをうらやましく思っているかもしれません。その結果、仲間外れにされているように感じるのです。

どうしたらいいのか

  • パートナーと話をし、自分がどう感じているかを伝えましょう。
  • リラックスしようとしてみてください。出産の日が近づくと出てきやすい不安のせいで、食欲を失ったり、吐き気や痛みが起こらないようにしましょう。
  • 夫婦として一緒にできることをしよう、とパートナーに頼んでみましょう。散歩をしたり、映画館に行ったり、ロマンチックなディナーに行くのもいいでしょう。
  • この必要とされていない感情を乗り越えるためには、参加することがベストな方法です。パートナーが直面している新しい経験全てを一緒に経験しましょう。クリニックや検診、エコーを見るときなどに一緒に行きましょう。あなたたち二人ともがお子さんが成長するのを見て、心音を聞き、動くのを見て、健康に育っているかをチェックする権利があるのです。
酸化することで不安は解消できます

妊娠とは、夫婦として一緒に経験するものです。パパもママもそれぞれの方法で赤ちゃんの誕生に備えています。ママはお腹に赤ちゃんを宿し、あなたは全ての段階で彼女と共にいて、サポートをしてあげ、お子さんの誕生を共に迎えてあげるのです。

また、赤ちゃんに必要なものを一緒に購入し、お部屋を飾りましょう。妊娠クラスにも一緒に行きましょう。結局、あなたたち二人ともが同じ恐怖、同じ不安、そして同じわくわくを感じているのですから。


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