字が読めるようになるための7つの練習法

字が読めるようになるための7つの練習法

最後の更新: 02 6月, 2018

字を読む練習は、勉強のスタート地点としてとてもいい方法です。

これから紹介する楽しいゲームで、お子さんを楽しませつつ集中させることができれば、あっという間に、字を読む能力が飛躍的に向上することになるでしょう。

字が読めるようになるというのはとても長いプロセスであり、楽しくもあり、もどかしくもあります。しかし少しの創造性と長い時間をかければ、お子さんが字を読めるようになる手助けをしてあげられますよ。

なにかいい発想が必要だったら、これから紹介する字を読むための7つの楽しい練習法を参考にしてみてください。これらは全て、あなたのお子さんが夢中になれるようなものばかりのはずです。

字を読むための7つの練習法

1.音のフラッシュカード

まず最初の練習法は、とてもシンプルです。さまざまな音節や文字の発音が書いてあるフラッシュカードを作るだけでOKです。お子さんがやることは、選んだカードで言葉を作ろうとすることです。

さらに楽しさの要素を足すために、フラッシュカードをカゴに入れ、子どもに選ばせてあげましょう。

お子さんが音を選んだら、あなたはそれを声に出して読んであげます。お子さんはその音からどんなイマジネーションを働かせるでしょうね。

字を楽しく読む練習

2.アルファベット・スープ

アルファベット・スープあるいはスパゲッティも、字を読む練習をしている子どもには楽しいアクティビティです。お子さんに目の前にある文字の中から、母音か子音を見つけてもらうというものです。

より学習を豊かにするために、文字を切りとってお子さんに色を塗ってもらうのもいいでしょう。

楽しむことが、お子さんが学ぶのに役立ちます。アクティビティをゲームだと思えると、より学習が進みます。

3.言葉をつくろう

この練習法は他のものより少し難しいものです。小さな紙にアルファベットの文字を書き、切り取ります。ただしそれぞれの紙が同じ大きさになるように注意してください。

次に、テーブルの上にお子さんの手が届くように紙を並べます。まずあなたが言ったアルファベットをお子さんに指さしてもらうことから始めてみましょう。

読み書きができるようになってきたら、文字を選んで一つの言葉を一緒に作ってみましょう。これは字が読めるようになる最も実践的な練習法です。

4.言葉のフラッシュカード

これも字が読めるようになるために最も有効な練習法の一つです。

今回は、言葉の書かれたフレッシュカードを作ります。手書きでもパソコンで打ってもかまいませんが、文字は大きく、鮮明にブロック体で書きましょう。

よりやりやすくするためには、似たような言葉をまとめるといいでしょう。

毎週、新しい言葉をフラッシュカードに足していきます。お子さんの前に座り、できるだけ素早くカードを見せていきます。

最初は、それぞれのカードに何が書かれているか教えてあげなくてはいけないかもしれません。しかし時間が経てば、お子さんはフラッシュカードに書かれている言葉を特定することができるようになります。このゲームには絵を取り入れてもいいですね。

5.言葉と絵

絵があると、お子さんが新しい言葉を特定できるようになるのにとても役立ちます。今回は、母音の音を勉強するためのゲームで使ってみましょう。

まず最初にカゴかボウルを5つ用意します。5つの母音それぞれを分けるためです。次に、それぞれの音で始まる動物やその他のものの絵をプリントアウトします。

プリントされた絵を取り、お子さんにその動物やその他のものの名前を言ってもらいます。そして、お子さんがその言葉がどの母音グループに入るかを自分で考えるのです。

6.くっつきラベル

このアクティビティでは、家の中の物や場所に付箋を貼り付けます。それぞれの付箋をお子さんから見える位置に貼るようにしましょう。

こうすれば、付箋の前を通るたびに、その物や部屋と正しい言葉を結び付けることができます。

のちに、ラベルをはがし、お子さんがすべて正しい場所に貼りなおせるか試してみましょう。

もっと難しくしたい場合は、ラベルを間違った場所に貼るいたずらをしてみるといいですよ。

ゲームが難しすぎる場合は、言葉と一緒に絵を加えてもいいでしょう。

このやり方ならお子さんが楽しく勉強でき、頑張るためのモチベーションになります。

楽しく勉強するのがポイント

7.一緒に本を読む

最後になりましたが、とても重要なものが、お子さんと一緒に本を読むことです。当たり前のように思えるかもしれませんが、これこそお子さんが字が読めるようになるのを助ける最も良いやり方の一つなのです。

一緒に文字を読む時間を作ると、認知的発達や言語の習得に役立ちます。

読み聞かせをしてあげると、お子さんの語彙力や字を読む前のスキルを養うことができ、想像力を育むことができます。

さらに、一緒に本を読むことは親子の絆を強めるために素晴らしいやり方でもあるのです。


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