子どもに部屋の片付けを教える時の10のヒント

子どもに「お部屋を片付けなさい!」ともう何度言ったでしょうか?この記事では、そんな問題の解決に役立つ、子どもに整理整頓を教えるヒントをお教えします。
子どもに部屋の片付けを教える時の10のヒント

最後の更新: 27 2月, 2019

お子さんに部屋の整理整頓を教える時に苦戦しているなら、ぜひこの記事のヒントを参考にしてみてください。

子供部屋は大抵小さく、何人かで共有されており、収納スペースが足りないことが一般的です。なのに、そんな部屋に季節外れの衣類や、古いおもちゃだって収納しないといけませんよね。

それに、クローゼットも引き出しもいっぱいで、おもちゃがカーペットを覆ってしまっている時、子どもたちは整頓できません。こんな状態をどう解決するかと言うと、「整理」と「収納」と「簡素化」です。

子どもにお部屋の片付けを教える10のヒント

子どもの部屋が散らかっている、と言うのはなにも今始まったことではありません。では、下記にある子どもがお部屋の整理整頓ができるようになるヒントを見ていきましょう。

1. 全てのものに、それぞれの場所を与える

お部屋のもの全部に特定の位置を決めることで決められた位置に喜んでものを戻すようになり、次に「おもちゃ探し」をするのを楽しみにしてくれるでしょう。

2. たくさんの収納スペースを用意する

より多くの収納スペースを与えるためには、作り付けのキャビネット、引き出し、収納ユニット、ものを掛けるフック、又はバスケットなどがオススメです。どれも子どもの手が届きやすい高さに置かなければダメですよ。

また、棚やゴミ箱にラベルを貼って、どこに何を置けばいいかわかるようにするのも手です。 まだ字が読めない場合、写真やイラストを付けてあげましょう。

3. ルーチンを決める

日々守るお掃除の決め事を設定して、その都度小さな変更を重ねていけば子どもたちだけでなく家族全員が使えます。

アイディアとしては、毎朝ベッドメイキングをする、幼稚園から帰ってきたらリュックを掛ける、別のおもちゃで遊ぶ前に今遊んだおもちゃを片付ける、などです。

 

部屋の掃除をしない男の子

4. 棚を使う

棚は本を保管するだけでなく、子どもが作ったおもちゃやアートを飾るのにも使えます。

5. 子どもが必要とするときは手伝う

お子さんの年齢によっては、お掃除を始める手助けが必要な場合もあります。年少のお子さんのために、ゲームやお話を利用して、ものに対する自立精神や責任を教えながら清潔さを説くことも良いでしょう。

6. もので釣ったり、報酬を与えない

子どもの自立精神を促進し、お部屋の整理整頓を保つためには、もので釣ったり報酬に頼るべきではありません。もちろん、正しいやり方を教えながら励ましてあげるのはオッケーです。

特定の位置を決めることで、決められた位置に喜んでものを戻すようになります。

7. 衣服をどこに置くか子どもに見せる

最初に服を山積みにして、それぞれどこに保管するべきかを見せます。お子さんが服をハンガーにかける方法を知らないなら、ここで教える良い機会です。最初の山が終わったら次に山積みにした服の番です。

こちらもお読みください:赤ちゃんの服を洗う時に気をつけること

8. 容器を使う

おもちゃの箱やそのままの棚は子どもの持ち物を保管する場所に最適ではありません。おもちゃを整理するためのベストな方法は、容器に入れることです。

小さいおもちゃにはプラスチック製の容器を、ブロック・トラック・車やぬいぐるみには大きな容器を使用してください。

容器を使うことのメリットは1度に使うおもちゃの量を親がコントロールできるということです。お子さんが新しいおもちゃで遊びたいと言ったら、まず今使っているおもちゃを片付けさせれば大丈夫。

9. 下から上へ整理する

お子さんの身長に合わせて、お部屋の下からまず整理して、上に移動していくことがオススメです。

と言うことで、もしお子さんと収納スペースを共有している場合、子どものおもちゃや持ち物のほとんどは下の棚や引き出しに入れて、頻繁に使用するものや大人の持ち物は高い場所に起きましょう。

お掃除する女の子 整理整頓  子ども 部屋 

10. お片付けに参加する

お子さんにお片付けを教えるための最後のアドバイスは、お片付けに参加すること。お子さんと一緒に、あなたの家庭に最も合ったお片付け方法を作っていくのです。

お子さんと一緒に作り上げていくことで、子どもがお片付けのやり方をより理解することができます。

今回ご紹介したシンプルなアドバイスが、子どもたちの整理整頓と部屋の散らかりを改善するヒントになるはずです。

幼少期に学ぶ正しいお片付けは、お子さんが成長した後もずっと続くということをお忘れなく!


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。