親がSNSに載せるべきではないこと

親がSNSに載せるべきではないこと
María Alejandra Castro Arbeláez

によってレビューと承認されています。 心理学者 María Alejandra Castro Arbeláez.

によって書かれた Eva Maria Rodriguez Diego

最後の更新: 27 12月, 2022

子供の成長が嬉しい親は写真をたくさん撮って、SNSに載せることも良くあるかと思います。無害に思えるこの行為も、いくつか注意をしなくてはいけない点があります。今日は親がSNSに載せるべきではないことの紹介をしたいと思います。

一昔前は子供の写真を共有するためにはパソコンのメールで送ったり、CDに焼き増ししたりとそんなに気軽には行えなかったですよね。でも今ではボタン一つで写真を共有できてしまうことが、事態を少し複雑化させています。

今日では写真やビデオを家族や友達に共有することはとても簡単になっています。そのことで、危険性が高まっているとも言えるのです。

SNSに子どもの写真を乗せることは無害のように思えますが、実は長い目で見るといくつかの問題があるのです。SNSのプライバシー設定をしていなく、誰でも見ることができることで、より危険性が強まります。

写真を撮っている親からしてみれば、かわいいわが子の写真をSNSにアップしているだけにも思え、特にこの行為について深く考えない場合も多いかと思います。だけれでも、アップする前に一度熟慮する必要があります。

危険性があるかもしれない例を挙げてみましょう。たとえば、子供が公共の場にいる写真をアップしたとしましょう。他人にとっては、あなたと子供がいつどこで何をするのかのパターンがわかってしまいます。

公共の場でも、公園などで写真を撮ったとしますよね。公園にはたくさんの他の子どもも遊んでいます。写真の中に他の子どもが写り込む可能性も非常に高いです。

他の気を付けないといけない例でいえば、子供の丸裸の写真や上半身裸の写真です。子供が大きくなって見れば、それは恥ずかしい写真ですし、いじめの対象になったり、他人からストーカーの対照になる可能性もあります。

それでは、SNSに載せるべきではない子供の写真やビデオについて詳しくみていきましょう。

おまると男の子

トイレトレーニングの写真はSNSに載せるべきではない

トイレトレーニングは子育てのイベントでも一大事で親にとって思い出として写真を撮りたい気持ちはわかります。おしっこやうんちをするためにトイレに座って頑張っている姿の子どもはかわいいですよね。

ただ、その様子の写真やビデオをSNSに載せるのは止めましょう。

おむつを替えている姿やお風呂タイム、着替えをさせている姿なども同様です。誰でも写真を見ることができるSNSではどんなふうに写真が活用されるかわかりません。小さい子にだってプライバシーがあることを忘れないでください。大人がトイレやお風呂に入っている姿はSNSには絶対載せないですよね。

恥ずかしい思い出はSNSに載せるべきではない

子供をきまり悪く感じさせることで罰を与えるというのは子育ての一環なのかもしれません。ただ、その子供にとって恥ずかしい思い出というのをシェアすることで、親の立場も悪くすることがあります。

SNSに情報を乗せるということは、長い間他の人からも見られる情報だということです。

もし子供にやった行為に対して怒りを感じたのであっても、それを家族や友達、そして他人にも共有する必要がありません。

子供をしかりつけることなどは、家庭内で出来事に抑えておきましょう。世界中と共有する必要はありません。

他の子どもが写っている写真はSNSに載せるべきではない

もし子供の写真をSNSに載せたいのであれば、基本的なことは守り、後はあなたの自由でしょう。その決定権は親として責任があります。

ただ、他の子どもが写っている写真やビデオを公共の場にシェアすることは話が別です。

泣く赤ちゃん

公園や学校のイベント、誕生日会など子供がたくさんいる場所で写真を撮るのはあなたの自由です。

ですが、未成年の写真をSNSに載せるのはその子供の親の了承が必要です。同じように他人があなたの子どもを勝手にSNSに載せることはできないのです。

病気の子どもの様子をSNSに載せるべきではない

子供が病気の時は、かわいく感じることもありますよね。家族に写真を共有することは問題ないです。

ただそれをSNSに載せるとなると話は別です。

弱った子供の姿は親にとってはかわいく見えても、他人にとってはプライバシー性の高いもので、可哀そうだと思われることもあるでしょう。

そしてオンラインに写真を載せるということは、その写真がどのように使われるかわかりません。

個人情報はSNSに載せるべきではない

写真は言葉で表現するよりずっと多くのことを他人に伝えます。個人情報を含んだ写真やビデオをSNSに載せるということは非常にリスクが高い行動です。

子供の学校の場所や住所、電話番号などが写真に写りこんでしまう場合もあるので、注意しましょう。

個人情報をSNSに載せるということは子供を危険に合わせることになります。プライバシーをきちんと守り、責任のある行動を心がけましょう。

まとめ

SNSを見ると子供の写真を常にアップしている親がたくさんいますよね。周りがそうしているからといって、自分も同じようにしなくてはいけないと限りません。家族のプライバシーを守るのはあなたの役目です。

オンラインに写真を載せる前によく考え行動するようにしましょう。

ブログに使われている写真はどうなのでしょうか?ストック写真と言われて、著作権のないか、必要な手続きをふんだうえで使われている写真なので心配はいりません。


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