生後2カ月の赤ちゃんについて知りたい!
生後2カ月の赤ちゃんは、あらゆる感覚機能が発達してきます。赤ちゃんが生後2カ月になると、以前のように一日中寝ているのではなく、よく動き始めるようになります。
この時期に赤ちゃんとたくさん時間を過ごして、話しかけるなど刺激を与えるのに最適な時期です。
赤ちゃんのこの変化によって、両親も子どもの成長を目の当たりにして、とても熱心になることでしょう。赤ちゃんが最初の音を発して、周りから聞こえてくる人の声や物音に気付くようになります。
周囲で何が起こっているのか、赤ちゃんは興味を見せているようにも見えます。しかし聞こえてくる音や光の変化などが何なのか、赤ちゃんはまだ判断できません。
生後2カ月の赤ちゃんの特徴
子どもの人生2カ月の時点で、次のような特徴があります。
- 赤ちゃんはほんの短い時間だけ、自分の頭を支えられます。
- 2カ月の赤ちゃんは、人や物を目で追って顔を動かすことができます。
- 赤ちゃんは笑顔を見せるかもしれません。そしてその先もたくさんの笑顔を楽しめるので、写真を撮りましょう。
- 手の先まで動かせるようになりましたが、赤ちゃんは物をつかむことはまだできません。
- 赤ちゃんの栄養源は、できるだけ母乳だけにしましょう。もしそれが不可能であれば粉ミルクにして下さい。
- 赤ちゃんの排便の頻度は少し変化していきます。おもつにうんちをしないで5日経つこともありますが、心配は要りません。赤ちゃんは母乳を取り入れて、不必要な排泄物がほどんどないからです。しかし粉ミルクだと、うんちがもっと頻繁に出るでしょう。
生後2カ月の赤ちゃんに見られる変化
栄養に関して、赤ちゃんは一日に5~6回、毎回150~180㎖ほどの母乳を飲みます。
赤ちゃんの身長と体重などの大きさに影響する、いくつかの要因が挙げられます。出産時の体重と身長、性別、そして赤ちゃんが生まれた時点での妊娠期間などが影響します。
赤ちゃんが生まれたときの体重は、平均約3kg、身長は平均約50cmです。
動きに関しては、赤ちゃんの筋力がつき、各身体部分の連携ができると、新たな動きを取り入れることができます。小さい赤ちゃんながら、自分の身体をコントロールできるように学び始めたのです。
赤ちゃんをうつ伏せに寝せると、腕で支えながら、少し頭を上げることができるかもしれません。仰向けの状態から赤ちゃんを起こす時に、腕を引っ張ると、自分で頭を支えようとするでしょう。
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2カ月目には赤ちゃんの視力が向上して、両親の顔を認識できるようになります。それで、時々笑顔を見せてくれることもあるかもしれません。
それと共に、赤ちゃんが母親のおっぱいや哺乳瓶を見ると、反応するようになるでしょう。それまで数週間の経験によって、授乳の際赤ちゃんの吸入能力が上達します。母乳を飲む時間も縮まり、授乳が効率よくなるでしょう。
これらの赤ちゃんの発達はあくまで目安で、赤ちゃんそれぞれの発達ペースがあり、それに準じて成長するということを覚えておいて下さい。
赤ちゃんの視力が向上して、両親の顔を認識できるようになります。
生後2カ月の赤ちゃんの子育てアドバイス
- 子どもの予防接種スケジュールを把握して、計画的にできるだけ推奨される時期にワクチンを受けるようにして下さい。小さな赤ちゃんの免疫力は弱いので、ワクチン投与によって病気の防止になります。予防接種の後、数時間で微熱が見られることがあることをお忘れなく。
- 常に注意深くしましょう。赤ちゃんがベッドで寝ている時も、おむつ替えの途中でも、常に赤ちゃんに注意するようにして下さい。まだ起き上がることができなくても、赤ちゃんは動き回って、寝ている状態から転がったり滑り落ちることもあるのです。危険なことが起こらないように警戒するようにして下さい。
- 衛生面では、赤ちゃんのおむつを頻繁に変えて、おむつかぶれにならないように気を付けましょう。赤ちゃんのおしりを濡れた布で拭いてあげるのが一番です。この年齢の子どもはお風呂が大好きです。それを利用して1~2日おきにお風呂に入れると良いでしょう。しかしお風呂の頻度に関しては、専門家の間でもいくつか違った意見があるようです。
生後2カ月の赤ちゃんに与える刺激
生後2カ月は、赤ちゃんに刺激を与えるのにとても良い時期と言えるでしょう。子どもは徐々に、自分の周りの環境にふれあい、人との関わりを持つようになります。
赤ちゃんが起きている時間をうまく利用するのが重要になってきます。赤ちゃんに話しかけ、抱っこして、赤ちゃんがいるこの世界を見せてあげましょう。赤ちゃんにママを触らせたり、自分の手足で遊んだりして、毎日発見することができます。
こちらも参考にして下さい:赤ちゃんの感覚の発達を刺激する:生後0~6ヵ月
赤ちゃんを仰向けに寝せた状態で、上からぶら下げるモビールが見えるようにできます。物を認識したり、目の焦点を合わせたりできる他、色や音や動きに対する感覚を刺激します。
一緒にお散歩しながら話しかけると、赤ちゃんが外の世界を見い出すことができるのです。ぜひ赤ちゃんの成長に参加しましょう。
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