子供たちをコンセントから遠ざけるコツ

今回ご紹介する安全に関するコツを利用すれば、赤ちゃんが動き回っても安心安全な家庭にすることができるでしょう。子供たちの好奇心はリスクというものを知りません。慎重に慎重を重ねましょう。
子供たちをコンセントから遠ざけるコツ
María José Roldán

によってレビューと承認されています。 教育心理学者 María José Roldán.

によって書かれた María José Roldán

最後の更新: 27 12月, 2022

親ならだれでも子供たちにとっての家庭内の安全を確実にしたいものです。そして、子供たちを感電の危険から守るためにはコンセントから遠ざけるコツを知ることが非常に重要です。

スペインの統計によると、感電によるやけどなどの事故は家庭で起こる危険な事故の中で4番目の位置を占めています。ですので、いたずら好きな子供たちが危ない目にあわないように、どのように守ればよいのかを知る必要があります。

子供たちをコンセントから遠ざけるコツ

コンセントは、2つの接続器を通して電気の通り道を作る装置です。一方は例えば携帯電話の充電器などのコードの先についている差込プラグで、もう一方は電気を使うために差込プラグを差して接続するために壁に設置してあるコンセントと呼ばれる差し込み口です。

差し込みプラグもコンセントも、小さな子供たちにとってはとても魅力的に映ります。壁のコンセントがより子供たちの好奇心を刺激し、その穴に小さな指を入れようとするケースが多いのです。

幸いなことに、コンセントに関連した家庭内事故を防ぐためにさまざまな安全グッズが市販されています。では、その中でも一般的な安全対策についてお話していきます。

電気のスイッチを入れる子供

 

差込プラグによる事故の予防

すでにお話ししたとおり、差込プラグは電化製品のコードの先についている装置です。差込プラグに関する安全対策は次のとおりです。

  • 電気充電器はけして子供に触らせないようにしましょう。その他の電化製品のコードも同様です。
  • 電化製品はできる限り、床に近い高さや子供が届く高さではないコンセントに接続しておくべきです。
  • 携帯電話を充電した後、充電器をコンセントに差したままにしておくのは絶対にやめましょう。子供は物を口に入れたがるものです。もしもコンセントに差さったままの充電器の先を口に入れると、電気ショックを受ける可能性があります。
  • 電気コードは子供たちの目に触れないところに置くようにしましょう。そうすれば興味がわいて触りたくなることもありません。

感電によるやけどなどの事故は家庭で起こる危険な事故の中で4番目の位置を占めています

 

コンセント(差し込み口)による事故の予防

コンセントは壁に設置されている差し込み口ですが、子供たちはその穴に自分の指やおもちゃを差し込む傾向があるので非常に危険です。

子供たちをコンセントから遠ざけて家庭内事故を防ぐには、コンセントキャップを購入することです。さらに、床の高さや子供が届く高さのコンセントの穴は全てふさいでおかなければなりません。

コンセントキャップは安全グッズを取り扱う子供用品店や通販、100円ショップでも入手でき、さまざまな価格と形態があります。理想的なのは、自宅のコンセントと同色の商品を手に入れることです。そうすればより子供たちの目にとまらずにすみます。

また、電化製品を接続するためにコンセントキャップを外した時は、子供たちが手にとって口に入れないよう届かないところに保管しましょう。

電気コードで遊ぶ子供たち

 

家庭外でコンセントによる事故を防ぐための方法

自宅でのコンセントによる事故の予防は比較的簡単です。しかし、旅行中はどうしたらいいでしょうか?

効果的な方法として、塗装用マスキングテープを携帯し、子供が遊ぶ場所にあるコンセントをふさぐという方法があります。

この場合、その色や質感(紙製)が子供の目に留まりにくいことから、他のテープではなく塗装用マスキングテープが最適です。

テープが手元にない場合は、宿泊先のホテルなどに絆創膏を数枚頼みましょう。絆創膏もしっかり貼りつくので子供たちがはがすのが難しく、コンセントをふさぐのに役立ちます。

以上のように、安全対策をとることは全く難しいことではないので、親の不注意と子供の好奇心によって怖い思いをしなくてすみます。今すぐこの簡単なコツを実践して、安心して子供たちを遊ばせましょう。

 


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。