赤ちゃんが眠りにつけない5つの理由
赤ちゃんが6ヵ月にもなると一晩中通して寝ることができるようになります。しかし、赤ちゃんがあまりよく眠れていなく、心配になる人もいるかもしれません。
理由は様々ですが、それぞれの理由に対し解決策があり、その解決策は非常にシンプルな場合もあります。親に必要なのは愛情と忍耐です。この2つを持って赤ちゃんに接することを心がけましょう。
赤ちゃんがよく寝ない5つの理由
1人で寝る方法を知らない
赤ちゃんは徐々に時間をかけて、1人で寝ることを学ぶ、理解していきます。すぐに眠りにつくこともありますが、何らかの理由で目を覚ました時にどうやってまた眠りにつけばいいのかわからない場合があります。
これは大人にも起こる非常に一般的な現象です。正常な人の睡眠サイクルは周期的であるため、ほとんどの人が夜中に一度は目を覚ますことがあるでしょう。眠りのサイクルが終わるたびに私たちは目を覚ましますが、大人の場合、何か寝られない理由がない限り、すぐに再び眠りにつくことができます。
赤ん坊にも同じように睡眠サイクルがあり、1つの睡眠サイクルが終わったら騒音や暑さ、濡れたオムツやお腹がすいて目を覚ます可能性があります。このニーズは大半は泣くことで親に伝えられます。泣く行為は、赤ちゃんがベットで1人でいることを怖がっている時にも使われる表現方法です。
赤ちゃんのニーズが何であれ、できる限りすぐに赤ちゃんの側に駆けつけて、再びあなたの腕の中で眠れるようにしてください。繰り返し行っていれば、睡眠のルーティーンが徐々に安定してくるのがわかるでしょう。
ベビーベッドの外で眠る習慣がある
ベビーベッドの外でしか眠ることができない子供がいます。なぜなら、リビングのソファや両親のベッドなど、気がつかないうちに寝ている場所を休む場所と関連付けてしまっている場合があるからです。そうした場合、ベビーベッドに連れて行くと起きてしまいなかなか寝付けない、といった問題が発生します。
この悪い習慣は、ベビーベッドを何か楽しく素敵な休息の時間に関連付けることによって変えることができます。
ベビーベッドを快適で居心地の良い場所として扱い、家の他の場所で寝る前にベビーベッドへ連れて行って寝かせましょう。はじめのうちは泣く可能性が高いですが、忍耐強く何回もチャレンジしてみてください。
家で過ごすのになんですばらしい夜だろう。唇のデュオと子供の歌!
私に子供がいたら、スヤスヤ眠る姿を見るためにベビーベッドにそっと近づくでしょう。―マヌエル ・グティエレス・ナヘラ―
いつも必ず見守り、ベビーベッドが赤ちゃんの眠るべき場所で、安全な場所であることを優しく教えてあげてください。他にも、ベビーベッドで遊ぶのを避けて、眠ることだけにベビーベッドを使用してください。そうすれば、ベビーベッドを寝る場所と関連付けるのがより簡単になります。
就寝時に遊ぶ
赤ちゃんが7ヶ月を超えていて、寝る準備ができているのにまだ遊びたいと言う場合は、体がまだ十分に疲れきっていないのでしょう。
これがたまに起こる場合は、別の環境で刺激を緩和させるために夕方に散歩をしてみてください。しかし、頻繁に起こるのであれば、散歩に連れて行くことに加えて、1日のスケジュールを見直してみてください。もしかしたら、赤ちゃんはとても遅く起きていて、それなのに早くに寝かせつけている可能性があります。
孤独を感じる赤ちゃん
赤ちゃんには、両親が近くにいないのを怖がっている時、分離不安の症状が現れています。これは7ヶ月から8ヶ月の赤ちゃんに多く見られますが、心配しないでください。あなたが見えなくても、まだ近くにいることがわかるようになったらこの問題はすぐに解消するでしょう。
今は良き母親として赤ちゃんが泣いたらすぐに近くに駆け寄って慰め、愛情と優しい言葉で落ち着かさせてあげてください。たとえ小さくても赤ちゃんはそれを理解し、気分が落ち着くでしょう。
赤ちゃんにテディベアや布を与えてその香りで赤ちゃんをリラックスさせる方法もあります。子供は与えられた物と両親を関連付けることを学び、それが部屋にあるだけで安心します。この効果を高めるためには、寝る前に数分間ぬいぐるみや布とあなたが一緒に遊ぶことが大事です。
ベビーベッドの中から何かを要求する
赤ちゃんが話し始めるようになると、ベビーベットに入ったときに何かを要求する可能性が多く出てくるでしょう。1歳半の子供には非常に一般的なことです。あなたの赤ちゃんにも同じようなことが起こった場合は、以下の方法が効果的です。
赤ちゃんが要求することが全て満たされてからベビーベッドへ連れてきてください。もし何かを要求し始めたら、もう食事も済んで、水もしっかり飲み、すべてケアするべきことが済んでいることを赤ちゃんに思い出させてあげてください。その後、1回だけ赤ちゃんと話してください。毅然とした態度でしっかりと一貫性を持って赤ちゃんに接することが非常に重要です。少しずつ睡眠のルーティーンを変更し、忍耐深く繰り返し行っていれば、赤ちゃんはすぐに1人で眠ることを学ぶでしょう!
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