出産が始まるかどうかを知る方法

今回は妊娠中に経験する可能性のある様々な種類の陣痛の違いを見分ける方法を紹介したいと思います。
出産が始まるかどうかを知る方法

最後の更新: 26 10月, 2018

陣痛が始まっているかどうかを知るにはどうすればいいのでしょうか。初めて母親になるという人の多くは、 出産 が始まっても気づけないのではないかと心配すると思います。

さらに、その時を迎えるまでに違った種類の陣痛を経験するという方も多くいます。

こういった陣痛はお母さんの身体を子どもの誕生に備えて準備させるためのものですが、お子さんの生まれる準備ができたというサインではありません。このような陣痛による混乱のため、お母さんたちは常に警戒状態になってしまうのです。

そこで、今回は妊娠中に経験する可能性のある様々な種類の陣痛の違いを見分ける方法を紹介したいと思います。

出産 :準備ができたというサイン

いわゆる前駆期とは、出産の最終段階の一歩手前です。この期間に体が出産のための準備をします。

あなたの体がこの段階に入っていることに気が付くことはとても重要です。それは、これが出産が始まるという指標だからです。これが初めての出産の場合、この段階は数日間続くこともあります。

以下は、あなたの体が前駆期に入っていることを示すサインでのいくつかです:

おしるしが出る

おしるしとは、お母さんの子宮をばい菌から守っている頸管粘液のことです。おしるしが出たということは、以下のようにわかります:

  • おりものがたくさん出て、それが何日も続いているとき。色は卵の白身のような色です。
  • 黄色っぽいおりものとゼラチンのようなものがねばねばしたものがたくさん出るとき。
  • 血の混じった液体が出るとき。茶色、赤、ピンクなどの色をしています。
  • ゼラチンのようなかたまりが出るとき。血が混じっていることもあります。

おしるしは赤ちゃんの誕生まで10日間続くこともあります。とはいえ、これはあなたが妊娠の最終段階に入ったという指標になるものです。

出産 の開始を知る

破水

赤ちゃんの誕生が近づいているサインには、破水もあります。これは羊膜の中で赤ちゃんが浮かんでいる羊水が放出されることです。

これはまるでおもらしをしたかのように感じられることが多いものです。一回に大量の水分が出ることもあれば、少しずつということもあります。

陣痛

出産が近づくと、陣痛を感じ始めます。これは一定でなかったり、最初はとても痛いこともあります。

しかし、日が経つにつれて、これは激しさを増していきます。出産のときの陣痛の特徴は以下のようなものです:

  • 最初はイレギュラーかもしれませんが、時間が経つにつれより強く、リズムのあるものになっていきます。
  • 5分に一回のペースでやってきて、50秒間くらい続きます。
  • ほぼ継続的に痛みが強まっていきます。
  • どんな体勢になっても痛みがなくなりません。

子宮の開き

子宮口の開きは2.5~5センチほどにまでなります。もちろん、これは自分ではわからない兆候です。お医者さんが子宮口の開き具合を判断します。

陣痛と偽陣痛

陣痛を感じ、赤ちゃんが今にも生まれてきそうだと思うことはとてもよくあります。初めての出産のときは特に!

大丈夫です、初めてなんですから。わからないことがなくなるように、偽陣痛の主な特徴をいくつか紹介しますね:

  • この陣痛は不規則です。
  • 頻度や程度が増加することはありません。
  • この陣痛がやってきて消える間隔が長くあきます。
  • 下腹に軽い痛みを感じます。

本当の陣痛はどんな感じ?

本当の陣痛が起きているときにどんなふうに感じるかは説明しがたいものです。あなたの赤ちゃんの体勢など、どのように感じるかに影響を与える要素が多くあるからです。またその感じ方も人それぞれです。

陣痛が始まる瞬間も、どのように感じるかに影響します。これは出産の過程が進むにつれて陣痛も変わっていくからです。

まず、お腹がだんだん硬くなっていくことに気づき始めるでしょう。そしてある時点に達すると、普段の状態に戻ります。これが何度も繰り返し起こります。

お腹が硬くなっていくのがわかったら、子宮の壁も緊張していることに気が付くかもしれません。これにより赤ちゃんの動きを感じやすくなります。

最初の陣痛は30秒も続きません。そして次の陣痛が来るまでに数分かかることもあります。

赤ちゃんのポジションによって、お母さんが感じる陣痛の痛みも変わってきます。以下で、あなたが感じるかもしれない様々なタイプの陣痛について説明します:

陣痛のタイプ 出産

1.激しい腹痛

生理痛がある人なら、どんな痛みかおわかりでしょう。しかし、出産に伴う腹痛は普段慣れているものよりもずっと強いものです。

生理痛の痛みに、お腹がつるような感覚と腹痛が合わさったようなものだと言うお母さんもいます。

2.腰と背中の痛み

赤ちゃんが背中の方に位置しているとこういった陣痛が起こりやすくなります。つまり、赤ちゃんの背中があなたの背中の位置にあるということです。

こういった陣痛を経験したお母さんたちは、まるで腰が背中から引きちぎられるようだと言います。しかし心配しないでください、本当に取れるわけではありません、そんな感じがするだけですよ!

3.我慢できる痛み

そうです。我慢できる痛みです。お母さんの中には、痛みが強すぎるのではないかと恐れ、出産をとても怖がる人もいます。その時が来たら、痛みはどんどん激しくなるのではないかと。

しかし、全てが終わったら、みんな思ったほどではなかったと言います。ですので、痛みは耐えられる程度のものなのです。

出産時についてなにかわからないことがあれば、お医者さんが質問に答えてくれたり、今何が起こっているのかを教えてくれるでしょう。


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  • Brown, H. Trabajo de parto. Manual MSD- Versión para público general. [En línea].
  • ¿Cuáles son las etapas del trabajo de parto?– NIH Eunice Kennedy Shriver National Institute of Child Health and Human Development.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。