赤ちゃんの生後7か月目の発達
あっという間に赤ちゃんは生後7か月目に入り、以前よりもっと自立したがっているようなのは確かです。
7か月になると1人でおすわりができるようになり、はいはいも始めた頃でしょうか。
子どもの成長は人それぞれですが、みな共通しているのは子どもの発達にママの励ましがとても大事ということです。
生後7か月目における赤ちゃんの変化
体重と身長
一般的に子どもの大きさは様々です。赤ちゃんの食事によって身体の成長ぶりが変わってくるからです。
7か月目に入ると、体重は大体 7~9.5 Kg、身長は 66~72 cm 位を前後する赤ちゃんが多いです。
言葉や音を繰り返す
まさにこの時期です。ぜひ言語発達を刺激してあげましょう。人とのかかわりを持たせて、歌や遊びでどんどん言葉を使いましょう。
子どもの言葉を注意して聞いていると、音や言葉を繰り返すことができるかもしれません。一言だったとしても、子どもが初めて発音するのを聞き逃したくないですね。
たくさん試して、何度も失敗する時期
赤ちゃんの足がしっかりしていれば、はいはいを始めたがるでしょう。両手とひざに重心をかけて、起き上がるために足で立ってみようとするかもしれません。
もしその兆候が見られなくても心配はいりません。時間がかかるかもしれませんが、ちゃんと時期が来たら立ち上がるようになります。
だめなことは「だめ」と教える時期
信じがたいですが、この発達段階で、赤ちゃんは既に拒否を理解できます。ママがはっきり「だめ」と言うと、その言い方で赤ちゃんは感じ取ります。
もう最初の歯が生え始めたかもしれません。ママの乳首を噛んだり、何か危ないものをつかんだりするときは、しっかり「だめ」を聞かせる練習をしましょう。
7か月の子どもの食事
6か月頃から野菜・果物・シリアルなどの離乳食を試してみた子どももいるでしょう。もしまだ始めていなかったら、小児科医の次の検診で、新しい食べ物を試してみるように指示されるでしょう。
7か月に入ると、鶏肉など脂肪分の少ない加熱された肉類を小さく切って食べさせてみると良いでしょう。
小麦やコーンミールなどの細かい穀類を食事に混ぜてみて、色々な食材を試してみましょう。スポンジケーキ、柔らかいクッキー、小さく切ったパンなども食べさせてみましょう。
この時期のアドバイス
この時期の赤ちゃんの成長はとても早く感じるでしょう。子どもが自分で色々できるようになりたいと思えるように、指導してあげることが必要になってきます。
楽しみながら強調運動を促進するためのアドバイスを参考にして、子どもにどんな効果があるか見てみましょう。
- 食事の時間に自立心を育てる。子どもにスプーンを持たせて、それを口の方へ寄せるように動かしてあげましょう。
- 手のひらを使って音を出す練習をさせる。投げキッスの動きを教えたり、音が出るおもちゃで遊ばせるのも良いでしょう。
- 健康的な睡眠を習慣付ける。子どもがある一定の睡眠サイクルに慣れてくる頃です。
- この時期に赤ちゃんを独りで寝かせ始める。
- 強調運動を促進し、色・形・文字などを認識するような遊びをする。鏡の前で遊ばせてみましょう。
- 家の中で、子どもが安全に遊べる場所を作る。
生後7か月目に入ると、徐々に赤ちゃんが自立できるようになる時期です。
赤ちゃんを遊ばせながら、ママが少しゆっくりできる時間が持てるようになります。独りで食べたり、足をかじったりして独りで遊べるようになるのもこの時期です。
赤ちゃんの食事に関して質問がある場合は、小児科医に相談し、毎月どんな食材を増やしていくべきか、など聞いてみると良いでしょう。
お医者さんによっては、赤ちゃんが1歳になるまで魚をあげないように勧める場合と、アレルギーの心配からもっと待ってから魚を与えるように指示する先生もいます。