子どもの幼少期を大切にしよう
幼少期は人生で順応性がある時期なので、この時期に起こることは子どもの成長にとても影響します。つまり、子ども時代のの経験と教訓は、性格を決めて、大人になってからの人生をも左右するのです。
お分かりの通り、幼少期は大人が思うよりも複雑です。美しくて難しいこの時期に子どもは世界を見出すのです。脳はまだ発達している途中でも、感情について理解するようになります。
そして、何よりも幼いときに愛についてたくさん学びます。全ての成長は、目の前で起こることに基づいているからです。模範となる人、素晴らしいお手本になる人を理解することで、自分自身が子どもとして、そして人として特徴づけられるのです。
ですので、あなたが子どもをどう扱うかが、この段階で決定的な要因になるでしょう。人生の方向性が、健全な方か不健全な方へ行くか、方向性が築かれていくのです。ママやパパ、そしてその子に関わる人すべては、子どもの美しさが引き立つようにするには、ダイアモンドの原石のようにしっかりと磨かれないといけないのです。
親から子に反映される影響には気を付けて
ママ、私の子ども時代には気を付けてね。遅かれ早かれ、ママから反映されるものが私の性格となると覚えておいてね。私に教えてくれることは自分でも実践してね。行動と言葉で私に色々教えてください。間違えることを恐れないで。つまずいて失敗することで私達は学ぶことができて、そこから一緒にまた立ち上がっていけるから。
よく育てられた子どもの影には、たいてい見識のある献身的な両親がいるものだと覚えておいてください。母親父親としての役割を認めて、子どもの模範となるという責任を受け入れるのです。
嘘をついたり、怒鳴ったり、子どもに失礼なことしたり、不適切な行動を示す前に、よく考えてください。子どもはあなたの行動を全て適切な行為だと思ってしまいます。
また、純粋な親子の愛情と、虐待とを混同させるような真似はしないでください。怒鳴り散らしたり、あらゆる攻撃的な大人の行動に対して我慢させてはいけません。子のためを思ってやってなどと、乱暴を正当化することはやめてください。そんなことすると子どもの中で、誰かと争う時に暴力を使うのは正当な方法だと思ってしまい、拒絶心が芽生えます。
子ども時代は非常に重要です。自分は誰なのか、どのように行動するのか、という性格はこの成長段階に形成されます。私の物事に対する考え方が確立していく時期なのです。そして自分自身の価値観や本質が決まっていき、誰もが持つ少々の弱点が、しっかりと根付いてしまうのもこの時期です。
幼少期は思い出となる素敵な宝物
ママ、私の子ども時代には気を付けてね。何と言っても、それは思い出となる美しい宝物だから。子ども時代は物質的なものでないけれど、とても貴重でいつでも懐かしく振り返ることができる、素敵な思い出です。ママも自分の子ども時代を思い出すでしょう? 純粋無垢な目で全てを見ていたあの頃が、よみがえってくるでしょう?
無邪気で新鮮で正直な子どもというものを、再発見してください。無力な子どもの、純潔な心を分かってあげてください。ほんの小さなことで幸せを感じられますし、少し位悩みがあっても、大したことではなくて、人生のスパイスだと思えるのです。
お腹をくすぐったり、ドキドキ緊張したりすることを楽しんでみましょう。子どもの好奇心と限りなく学びたいという探求心を心で感じて、自分を受け入れてください。すごく高い夢に向かって大胆な行動を取っても見守っていてください。親であるあなたには、心から思いっきり笑えるような人生を送ってほしいです。
自分の感情をさらけ出してください。 子どもの感情知性と誠実さは、傷ついた大人の魂を癒してくれます。周りの人に思いやりを持って接してください。自分は他の人間と平等だということを理解して、大人が言いふらす馬鹿げた差別なんか忘れて欲しいのです。
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