赤ちゃんの歯について知っておきたいこと
赤ちゃんの歯が生え始めるのは、一般的に生後4か月頃です。場合によっては、1歳で生えることもあります。
赤ちゃんの歯がなかなか生えなくても、個人差があるものなので心配しなくても大丈夫です。
赤ちゃんの歯が生える順番
ほとんどの赤ちゃんは、摂取できる食べ物の変化によって乳歯が生え始めます。最初に生えるのは切歯(せっし)と呼ばれ、野菜や柔らかい食べ物を噛むのに便利です。その後に臼歯(きゅうし)と犬歯(けんし)が出てきて、肉などを噛むときに使われます。
前述のように、歯が出てくる時期は様々ですが、大体生後20~30か月までには生え揃います。
もちろん例外もあります。稀な例では、生まれてきた時にもう歯が生えているケースが報告されています。
乳歯が生え始めると、よだれが出やすく、何でも物を噛むようになります。歯の生え初めに痛みを伴わない場合もあれば、むずむずしたり、夜泣きや食べる時にぐずる時期があるでしょう。
赤ちゃんの歯にも虫歯ができ、乳歯は虫歯になりやすいです。
歯の生え始めの特徴
赤ちゃんの最初の歯が生え始めると、症状が軽いと歯が出てきたことに気付かない赤ちゃんもいます。それに反して、歯が出てきたことで発熱や下痢を起こす場合もあります。
以下の特徴に注意しましょう。
- 赤ちゃんの最初の歯は、何週間も歯ぐきの中に隠れていることがあります。何の前兆もなく、歯がいきなり歯ぐきを突き抜ける場合もあります。
- 歯が生え始める時に歯ぐきの様子が変わって、腫れてきます。触ると硬くて白い突起物があるのが分かります。乳児が痛がったり、歯が気になり始めます。
- 歯が出てくると、少々不快になることはよくあります。さらに熱が出て風邪に似た症状が出たり、下痢をして機嫌が悪くなることもあります。
歯ぐずりの解消法
時期がいつであっても、赤ちゃんの歯が生え始めると、むずむずして歯ぐずりが始まることがあるので、痛みを解消してあげるのが重要です。
以下の解消法を試してみましょう。
- 殺菌ガーゼを指にまいて、赤ちゃんの歯ぐきをマッサージしてあげると良いです。歯が生えてきた痛みを解消するのに効果的です。
- 歯ぐきの痛みに効く、もう1つの方法は、殺菌ガーゼで氷をくるんで歯ぐきをふいてあげることです。
- 天然ゴム製の歯固めのおもちゃは便利です。赤ちゃんが興味を持ちそうな形や色のおもちゃで、歯ぐきの痛みを解消し、歯ぐずりの赤ちゃんの気を紛らわします。
- 自然素材の歯ぐきに塗る痛み防止のクリームもありますが、専門家に相談してからお使いください。
赤ちゃんの歯磨き
歯が生え始める前から、濡れたタオルで歯ぐきをきれいにしてあげると、赤ちゃんが口をきれいにすることに慣れてきます。
最初の歯が出始めた後も、ガーゼで歯をきれいにすることができます。しかし離乳食が始まったら、小さな乳児用の柔らかい歯ブラシを使いましょう。
18か月を過ぎると、最初の奥歯が生えてくるので、歯と歯の間に食べ物がはさまりやすくなります。一日2・3回、特に寝る前には歯みがきをするよう、子供に習慣付けましょう。
欧州小児歯科学会では、乳児用の歯磨き粉を使って、1日2回歯みがきをするよう勧めています。歯のフッ素症の危険があるので、大人用の歯磨き粉は使わないで下さい。2歳以下の子供用歯みがきは、フッ化物濃度が500 ppmのものを選びましょう。
赤ちゃんにも個人差があるので、歯が生えてくるのもそれぞれの時期があるものです。何か気になる事があったら、歯科医、または小児科医にご相談ください。