思春期の子どもと外出規制:この状況を乗り切る手助けをしよう

友達と交流しつながることが、思春期の子どもにとっては世界の中心です。ですので、この年齢の子どもたちにとっては外出規制は特に辛いものになります。では、この状況とうまくつきあう手伝いをするために私たちには何ができるのでしょうか?
思春期の子どもと外出規制:この状況を乗り切る手助けをしよう
Mara Amor López

によって書かれ、確認されています。 心理学者 Mara Amor López.

最後の更新: 27 12月, 2022

若者にとって外出規制はどんな意味を持ち、自立したい段階にいる彼らはこの期間をどのように過ごしているのでしょうか?しばらく時間の経った今でもコロナウイルスの脅威は続いています。24時間家にいることが余儀なくされているということが、家族の他のメンバーとの関係に影響を及ぼしています。

思春期の子どもにとって、外出規制はなかなか辛いものがあります。過去にした小さなけんかがここにきて厳しい闘いになることもあるかもしれません。自立の方法を探している真っ最中である思春期の子どもたちが、親と四六時中一緒にいなければならないのです。この外出期間中に最も苦しむのは10代の若者なのかもしれません。

思春期の子どもと外出規制:一時的な状況だとわかってもらうために

誰もが皆困難な時を経験しており、現在の状況を歓迎している人などいません。しかし大人の私たちは思春期の子どもに比べれば状況を受け入れる心の準備ができていますし、うまく対処することができるでしょう。10代の子どもたちは身体がそう要求するので、外に出ていく必要があります。彼らは友達とつながる必要がある段階にあるのにもかかわらず、今や家を出ることさえ自由にできません。

そこで、この外出規制は私たちの気まぐれなどではないということを明確にしなければなりません。今は大変な状況なのであり、できる限り早くこの事態を終息させるには家にいなければならないのだということをわかってもらいましょう。

思春期 外出規制

現代社会では、即時性が当たり前の生活に私たちは慣れてしまっています。そして思春期の子どもたちも欲しいものがすぐに手に入る世界で育ってきました。しかし現在のパンデミックの中では、私たちは皆我慢して待たなければなりません。そしてこれは特にティーンエージャーにとっては辛いことです。

できる限りこの状況を乗り切る手助けをしよう

この外出規制期間、きっと10代のお子さんとの間の空気が悪くなることもあるでしょう。しかしその問題が長期化しないようにベストを尽くさなければなりません。

  • 思春期の子どもは怒りや不満を感じる段階にあるので、いろいろなことを言うでしょう。しかし気を悪くしないことが大切です。それが外出できないことから来る無力感や怒りの感情の表れであるということを忘れないようにしましょう。
  • 外出期間中にぶつかり合うこともあるでしょう。そこで必要なのは合理的な説明ではありません。それによって子どもの感じている気持ちが軽くなることはないでしょう。むしろ、彼らが自分の衝動性をコントロールすることが重要です。友達に会いたいという気持ちや友達と好きなことしたいという感情をコントロールすることが肝心なのです。
  • 家族で時間を過ごすこともあると思いますが、思春期の子どもが自分の部屋で一人きりになれる時間も作ってあげなければなりません。
  • 口論しあってもどうしようもないことについてケンカをするのは避けたいですね。権力争いになってしまわないようにし、平穏を保つためには必要に応じて口論をストップできるようになりましょう。
  • この期間には子どもはあなたに話を聞いてもらい、注意を向けてほしいと感じるでしょう。急かすことはもちろんせず、必要な時間を与えてあげましょう。

外出規制を過ごしやすくするために

子どもの気持ちになってみましょう

今までにないくらい、子どもの気持ちを理解しようと努めてみてください。 思春期は不安と変化の段階です。この時期に彼らが最も優先したいのは社会的な側面なので、現在の状況は非常に困難だと言えます。

思春期 外出規制

外出規制について話しましょう

思春期の子どもの成熟度合いは私たち大人とは違うということを頭に置いておかなければなりません。ですので、状況を理解してそれに耐えるのが子どもにとっては難しいかもしれないのです。家にいることで自分や他の人の命を守っていることになるのだということを、必ず伝えるようにしましょう。そして家のことを全部大人がやることはできないので、子どもの助けも必要だという話ををしましょう。

休暇中ではないので、ルーティーンを作りましょう

外出規制中だからといって、毎日朝起きてすぐソファでスマートフォンをいじっていいという訳ではありません。この期間に毎日のルーティーンを維持することの大切さについて子どもに話をしましょう。

早起きしなければならないと言っているのではありませんが、ほどよい時間には起きなければなりません。朝の時間を使って、学校の課題をやっつけてしまうといいでしょう。そして午後は自分の好きなことをすればいいのです。

使いすぎない範囲で、携帯を使って交流する時間を与えましょう

いろいろなことをする時間が必要です。携帯電話を使ってお友達と話したり、オンラインゲームをする時間も必要だということです。こういったことは一日中でなく適度な時間であればやっていいということを明確に伝えましょう。時間制限を設けたり一日の内で時間を決めるなどしたら、あとは携帯電話の使用を自分たちで管理させてあげましょう。

思春期の子どもと外出制限という状況はとても難しいものです。しかし、以上のようなアドバイスを行えば、状況は少し耐えやすいものになるはずです。不必要な衝突は避け、協力し、忍耐強く、家での時間を過ごしましょう。どうかうまくいきますように!


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。