【整理整頓】片付けができる子どもに!8つのアイデア

小さい頃から片付けができるようになることは大切なことです。例えば、整理整頓によって子どもが責任感を持つようになります。
【整理整頓】片付けができる子どもに!8つのアイデア
Mara Amor López

によって書かれ、確認されています。 心理学者 Mara Amor López.

最後の更新: 27 12月, 2022

整理整頓は大人の生活にとって大事な要素ですが、子どもの生活にはさらに重要になってきます。実際に子どもが見つけ始めた新しい世界の一部となって、適切な成長を遂げるにはそれが不可欠になるでしょう。しかし、どのようにして子ども達に片付ける方法を教えたらいいのでしょうか?

子どもが自発的に整理整頓をしようと思わないのは当然です。実際にはその反対で、おもちゃを全部出すことを楽しんでいるかのようです。そこで幼少期から整理整頓を教えて、片付けを習慣づけることが重要なのです。

整理整頓がなぜ重要なのか、さらにどのようにそれを子ども達に教えてあげることができるか、気になるところですよね。この記事では片付けのポイントと整理整頓を教えるコツをご紹介します。

子どものための整理整頓:時間と空間の整理

子ども達の学びに欠かせないので、整理整頓は子どもの生活にとても重要です。物事が整理されていることで安心感をもたらし、子ども達は思考を整理して理解することができます。ということは、子ども達の環境が時間的にも空間的にも整理されていることが不可欠になります。

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空間的整理

この空間的な整理というのは、子どもの生活環境のバランスが取れているかどうかについての話です。それはどういう意味なのでしょうか。特に環境が美的であるかが問われているのではなく、むしろ実用的で機能的に整理されているかどうかなのです。ものがシンプルに並べられていて、子ども達が簡単にその環境を利用できるのがベストでしょう。

自分の環境空間を整理すると自律性が育まれ、子ども達はどこに何があるかを知っているので自立した生活ができるようになります。そのためには、親がものをどこにしまうかを決めて、子どもが自分で整理して片付ることができるようにしましょう。

子どもの環境が空間的に整理されていないと、お子さんが自主的に整理整頓を身につけるようにはなりません。それに対して全てが整っていると、自分のものを片付け、身の回りを清潔に保つ方法をより簡単に知ることができます。

時間的整理

小さい頃から子どものスケジュールを決めて日課を設定すると、時間的に規則正しい生活になります。例えば食事、お風呂、睡眠などのルーチンを設定することは、子ども達の発達に大切です。生活の日課を知ることで子ども達は安心するでしょう。そのため、食べる、遊ぶ、寝る、外へ出かける時間を子どもが意識して、その日課に従うようにすることが大事なのです。

子ども達に整理整頓を教えるためのアイデア

子ども達が片付けるようになるための実用的なアイデアをご紹介します。ぜひメモして参考にしてください。

自分の空間を与える

一人っ子の場合は、部屋の全てが自分の空間となるので簡単ですね。しかし兄弟姉妹と部屋を共有しているのであれば、部屋の一部を各子どもの担当にすることが必要となってきます。例えば、押し入れ、自分のベッド、自分の物の収納場所など、担当を決めます。そうするとお互いを尊重して、自分のものだけでなく各自の所持品をうまく扱えるようになります。

食事、遊び、お風呂の時間を決める

毎日の生活には変化があり、家族それぞれのスケジュールや週末の予定などもあるので、適応性のある計画を立てるようにしましょう。しかし急にいつもの生活と違うことをすると、子ども達が混乱してしまうこともあります。

子ども達を家事に参加させる

子ども達ができる範囲で家事に参加してもらうことができます。例えば、洗濯物を干す、ベッドを直す、靴をしまう、使用済みの服を洗濯かごに入れることなどを、子どもに手伝ってもらいましょう。

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おもちゃをカテゴリー別に分類する

子ども部屋でおもちゃを種類別に分けて、引き出しに分類しておきましょう。これで子ども達が特定のゲームを探しているときなど、簡単に見つけることができます。子ども達はどこを探せばいいのかすぐに分かります。本も同様に分類できますね。

整理しておくと全てが手に届く場所にある

必要な時にすぐに手に入るように、よく使うものはすべて整理しておきましょう。そうすれば何か探している時に、いちいち誰かに聞かなくてもすぐに自分で見つけることができます。

おもちゃを山積みにしないで片付け方を教える

子ども達がもう使わなくなったおもちゃを時々別の場所へ片付けるようにして、今遊んでいるおもちゃを置く場所を確保するようにしてください。これでおもちゃが山積みになることを避けられます。

服を脱ぎっぱなしにしないで整理整頓する

押し入れの中で子どもが届かない所に服がしまってあると、服を片付けることができません。これでは服が脱ぎっぱなし、置きっぱなしの状態になってしまいます。そこで、子ども達が届くように踏み台を置くなどして、自分で片付けられるようにしましょう。

次の作業へ移る前にまず片付ける

食事を始める、映画を観る、公園へ行く等、何か次のアクティビティへ移行する前に、まずおもちゃを片付けることを子ども達に理解させましょう。

整理整頓を子どもに教えるメリット

子ども達の生活が整理整頓されていることがいかに重要であるか、そしてどのように子ども達に教えていけばいいかというコツについてもお分かりいただけましたね。今すぐにでもこれを実践して、子ども達に大きな変化が見られるはずです。ぜひお試しください。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。