コロナウイルスの影響で自宅待機中の親御さんへのアドバイス

自宅待機期間中、状況を耐えやすいものにするために毎日のガイドラインに家族が従うことが重要です。今日は、このコロナウイルスの自宅待機期間中に関して、親御さんに向けた役に立つアドバイスをご紹介します。
コロナウイルスの影響で自宅待機中の親御さんへのアドバイス
María José Roldán

によって書かれ、確認されています。 教育心理学者 María José Roldán.

最後の更新: 27 12月, 2022

世界中で起こっていることを目の当たりにしつつ、それがまさか自分たちにも起こるなんて夢にも思っていませんでしたよね。しかしコロナウイルス(COVID-19)は私たち一人一人に影響をもたらすパンデミックを引き起こしました。そのため、多くの親御さんたちが自宅待機期間中子どもたちと家で過ごすことになっています。

必要な予防策をとらないために何千人という人が毎日このウイルスに感染しており、何百人という人が数日間の間に亡くなっています。このウイルスは全世界に拡大しているというのが現実です。今やコロナウイルスは多くの苦悩、不快感、心配、孤独を生み出している本当に悩ましいものとなりました。

ついに人々は人生で本当に大事なものはなんなのかということに気づき始めています。そしてそれは、やはり家族と健康でしょう。これ以上に大切なものなどあるでしょうか。ですので、できるだけ幸せにこの二つを享受できるよう、毎日注意深く生活しなければなりません。

そこで、この自宅待機期間中にお子さんと自宅で過ごす親御さんに向けて、この期間を乗り切るためのアドバイスをご紹介したいと思います。

コロナウイルス自宅待機期間中の親御さんへのアドバイス

まず、お子さんと自宅待機をする際に絶対に欠かせないのがしっかりとしたルーティーンです。子どもは気持ちを整理するために、自分の一日がどんなふうに進んでいくのかを知っておく必要があるのです。

お子さんがある程度大きい場合は、親の手を借りて自分でルーティーンをデザインしてもいいでしょう。小さい子どもに関しては、絵を使って毎日のルーティーンを作ってあげれば、お子さんは次に何をするのかがわかります。 子ども自身に絵を描いてもらうのもいいでしょう。

例えば午前中は、学校に行っている普段とできるだけ同じようなスケジュールにしようとしてみましょう。つまり学校のある時間は勉強をしたり宿題をしたりする時間にするということです。さらに、朝食や昼食の時間、休憩時間なども決めましょう。

早起きをすること

子どもが起きたら、朝ごはんを食べさせましょう。そして快適な服に着替え、歯を磨くなどします。準備ができたら座って学校の勉強をしましょう。

小さい子については、読書や遊び、お絵かき、ダンスなどのルーティーンを作るといいでしょう。それぞれのお子さんに合ったもので、興味関心や責任に合わせたものを作ることが大切です。

お昼前

お子さんが学校の勉強を終えたら、それぞれの年齢や能力に合わせて家のお手伝いをしてもらうのもいいでしょう。 自分の部屋の片づけ、午後にやる遊びの準備、またはお昼ご飯の準備を手伝ってもらってもいいですね。

食後

お昼ご飯のあとは、お子さんがお昼寝をするのに最適な時間です。お昼寝をしない年齢の子どもの場合は、リラックスできるアクティビティをするのがおすすめです。コロナウイルスの自宅待機期間中で家にずっといるとはいっても、休憩吸うことは大切なことなのです。

コロナウイルス 自宅待機

午後

午後は家族で遊んだり、それぞれの身体能力に合ったアクティビティをして運動するのに最適な時間です。全員で動き、外出しないことで溜まっている余分なエネルギーを燃焼させましょう。

また、普段は時間が無くてできないことをするのもいいですよ。例えばボードゲームで遊んだり、洋服の整理をしたり、冷蔵庫を掃除するのもいいですね。ただし何をするにしても、家族みんなでするようにしましょう。

夕食前と食事中

夕食の前後も、普段通りのルーティーンに従いましょう。お風呂に入り、パジャマに着替え、家族でゆっくりするために少しテレビを観たりといったものです。

夕食の時間は一日を振り返るのにもってこいの時間です。うまくいったことと、明日もっと改善できることについて考えましょう。その日に感じた気持ちについて考えることも、不安を回避するのにいい方法です。 家族の気持ちについての日記をつけてもいいでしょう。

夕食を食べ終えたら、寝る時間です。この静かな時間を、夫婦としての絆を深める時間にするのもいいですね。 困難な時ですが、この状況に自分たちの関係性を壊されないようにすることが重要です。これも自分の気持ちを内省したり、寄り添って、お互いは1つのチームなんだということを思い出すのにぴったりの時間でもあります。

私たちはみな同じ状況の中で、自宅待機期間が長引かないようにできることをしなければなりません。あなた自身の気持ちと安定が、お子さんのウェルビーイングにも欠かせないということを覚えておきましょう。そして柔軟に現在の状況に適応することが重要だということも知っておきましょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。