【ハリーポッターを読もう!】物語から学ぶ6つのありがたい教訓

「誰もが心に光と闇を持っている。重要なのはどの道を選ぶかだ。人はそこで決まるんだよ。」シリウス・ブラック(ハリーポッター・シリーズより)
【ハリーポッターを読もう!】物語から学ぶ6つのありがたい教訓
Natalia Cobos Serrano

によって書かれ、確認されています。 社会教育者 Natalia Cobos Serrano.

最後の更新: 27 12月, 2022

ハリーポッター・シリーズを読んで育った人なら誰でも、これはただのマジックだけではない深いストーリーがあることをご存知でしょう。ハリーポッターは、努力、友情、愛、勇気の大切さを通して、貴重な教訓を読者に伝えてくれます。

今回はこの長編シリーズから、子ども達に(そして大人にも)向けられた6つの人生の教訓をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

ハリーポッター・シリーズから学ぶ6つの貴重な教訓

1.運命は自分の手で切り開ける

第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』では、主人公のハリーがホグワーツ魔法魔術学校に到着してまもなく、この価値ある教訓を読者に伝えます。ホグワーツの新入生は皆、魔法の組分け帽子をかぶり4つの寮の内どれに入るかを決めることになっています。

ハリーの順番が回ってきたときに、組分け帽子は「スリザリン」の寮を勧めます。しかし読者が愛する主人公ハリーはそれを拒否して、自分は「グリフィンドール」に入りたいことを主張します。

このシーンは私達には自分で物事を決定する力があり、 自分の将来は自分で決めるべきだということをハリーが教えてくれています。

「自分が本当に何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということなんじゃよ。」

– アルバス・ダンブルドア –

【 ハリーポッター 】シリーズから学ぶ教訓:組分け帽子

© Heyday Films

2.自分の夢を実現させるには、どこで生まれたかなど関係ない

ハリーポッターの親友であるハーマイオニー・グレンジャーは、ホグワーツ校で最も優秀な生徒です。しかし自分の血筋のことで他の生徒から軽蔑されていると感じています。

ハーマイオニーの両親はマグルと呼ばれる非魔法族なのです。それでもこの現実が決して障害になることはありません。生まれがどうであれ、彼女は一生懸命努力して、自分で決めた目標を達成し続けるのです。

「大事なのはどう生まれついたかではなく、どう育ったかなのだ」

– アルバス・ダンブルドア –

3.勇気があるというのは、恐怖に立ち向かえること

ハリーポッターの物語において、勇気を持つことは最も価値のある行動とされています。このシリーズを通して、グリフィンドールのメンバーはもちろんのこと、登場人物の多くが勇気ある行動を起こすことが分かります。その中でも特に比類ない勇敢さを示すのは、やはり主役のハリーです。

小説の第1巻目からハリーは数々の困難な状況に直面し、ディメンターという吸魂鬼と闘わなければなりません。ハリーが最も恐れているヴォルデモート卿との対決でも、彼は決してためらうことはありません。

4.他人がどう言うかで本当の君が決まるわけではない

第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で、ハリーの名付け親であり、またハリーの亡くなった両親の親友でもあるシリウス・ブラックが登場します。どれだけ悪口を言われ罪をなすりつけられても、最終的にシリウスはハリーとみんなに自分の正体を明かすのです。

ここでは、他の人達がハリーのことをどう見ているかが問題になります。ハリーは敵から向けられる憎しみや、軽蔑心や不信感を抱いている人々の冷淡さを常に感じています。彼の人生に起こる多くの困難にも関わらず、私達のヒーローは常に前進していくのです。

【 ハリーポッター 】シリーズから学ぶ貴重な教訓

© Heyday Films

5.見た目で物事を判断してはいけない。

魔法薬調合に長けるセブルス・スネイプ教授という役柄を通して、私達は外見だけで判断すると誤解を招くこともあると学べますね。それだけではなく、誰しも各自の行動にはそれを裏付ける理由があり、勝手に決めつける前にその人のことを良く知ることが大切です。

スネイプの役からさらに学べる大事な教えがあります。相手を許し人を愛する方法を知ることはとても難しいけれど、それを迷いなくできると、より良い人になれるということです。覚えておきましょう。

6.ハリーポッター・シリーズで愛と友情は最大の力

ハリーポッターのどの本にも魔法があふれ、魔法使いがたくさん出てきますが、そればかりではありません。著者のJ・K・ローリングは、人生で本当に大切でありまた真実の力を持つのは、愛と友情であるということを示してくれます。この2つの要素によって、この壮大なシリーズの主人公が救い出され、悪に打ち勝つことができたのです。

ハリーポッター・シリーズの教訓の結論として、難題に直面できる力は自分の周りにいる人達によって決まるということです。信頼でき応援してくれる友達に囲まれていると、さらに自分が強くなれるでしょう。

「もう一度君たち全員に言うが、ヴォルデモート卿の復活に備えて、人は団結すればそれだけ強くなるが、分裂すればそれだけ弱くなるものじゃ。」

– アルバス・ダンブルドア –

今回はハリーポッター・シリーズの世界をのぞいてみましたがいかがでしたか?お子さんたちにこの小説を勧めてみませんか? 一緒に映画を観てみるのも良いでしょう。そして勿論、ご紹介した貴重な教訓について、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。


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