新生児について知っておきたいこと

新生児について知っておきたいこと
María José Roldán

によって書かれ、確認されています。 教育心理学者 María José Roldán.

最後の更新: 27 12月, 2022

新生児について、あまり知られていないことがあります。妊娠した時、誰も教えてくれなかったけれど、子どもの出産と共に段々と気付いたこともあるでしょう。

夫婦が親になると決心して、初めて新生児を自分の腕に抱きかかえると、生涯またとない最高の気持ちになることでしょう。

しかし、同様にこの瞬間に驚いてしまうこともあると思います。

新生児の外見に驚くかもしれない

赤ちゃんの頭は予想していた形とは違うかもしれません。完璧に丸い形をした頭だと想像していたでしょうか。

実際には、赤ちゃんは産道を通り抜けてから、ママの腕に抱かれているのです。産道を通りやすくするため、赤ちゃんの頭の骨はまだ柔らかめなので、少々いびつな形になることもあります。

赤ちゃんの頭が少し卵型でも心配する必要はありません。それは一時的なもので、数日すれば予想通りの丸い頭に戻ります。

生後6週間過ぎないと新生児は笑顔を見せない

睡眠不足になりながら赤ちゃんのお世話をして、疲れている両親に対して、せめて赤ちゃんが笑顔を見せてくれてもいいのにと、少しがっかりしてしまうこともあるでしょう。

でもそれは生後6週間までの我慢です。生まれて直後の数週間は、ありったけの愛情を新生児に注いで、お世話をしてあげることがとても重要なのです。

両親の努力により、不思議な程赤ちゃんと深い関係を築くことができるのです。毎日の養育のおかげで、赤ちゃんはママとパパとだけ一緒にいたいと思うようになります。

6週間を過ぎると、赤ちゃんの貴重な笑顔を見せてくれるようになります。

新生児について

へその緒に気を付ける

赤ちゃんの沐浴の際は、へその緒に充分気を付けてあげて下さい。へその緒は自然に取れるものなので、無理に外すようなことがあってはいけません。赤ちゃんが痛がるのはもちろんのこと、さいヘルニア(でべそ)になることがあります。

身体を洗うときには、へその緒の部分が濡れないようにしましょう。へその緒を触らないようにして、スポンジやガーゼで身体を拭いてあげると良いでしょう。

新生児のへその緒はあまり汚れないので、不潔になってしまう心配は要りません。沐浴の時、もしへその緒が濡れてしまったら、やさしくふいてあげましょう。

大体2週間ほどでへその緒は取れます。それまでは心配せずに自然に取れるのを待ちましょう。

赤ちゃんの頭に注意する

赤ちゃんの頭には、泉門と呼ばれる柔らかい部分があります。産道に通り抜けることができるためには、頭の柔軟性が必要なので、赤ちゃんの頭蓋骨がまだ完全に固まっていないのです。

赤ちゃんを抱っこしたり、服を着せたり、お風呂にいれたり、その他の動きでも、常に頭には気を付けてあげましょう。

髪の毛をとかしたり、頭をなでても大丈夫ですが、頭はデリケートな部分だということを覚えておきましょう。2歳になるまでには、頭がしっかりしてきて、それほど繊細ではなくなり、正常な頭蓋骨になります。

新生児

赤ちゃんが満腹になったら教えてくれる

赤ちゃんがお腹を空かせたら、いつでも授乳する必要があります。大抵の場合、新生児は2・3時間おきに飲みますが、母乳育児の場合はもっと頻繁に授乳することになるでしょう。

母乳をあげていると、赤ちゃんが充分飲んでいるかどうか知るのが難しいと思います。赤ちゃんは飲み続けていても、摂取している母乳が赤ちゃんの必要量に足りているのか、よく分かりません。

赤ちゃんが必要な栄養を取っているかどうかを知るためには、赤ちゃんの合図に注目してください。お腹がいっぱいになると、ぐずつくので授乳を止めると良いでしょう。

赤ちゃんのしぐさを理解して、お腹が空いているのか、お腹がいっぱいになったのか、という必要性に応じて授乳しましょう。

赤ちゃんが充分飲んでいるかは、最初の一週間に体重の5~8%増えていれば、足りていると見てよいでしょう。それから毎日おしっこもうんちもきちんと出ていて、一日に5・6回おむつ替えをしているなら大丈夫です。

赤ちゃんは乾燥肌

出産後、赤ちゃんの肌はつるつるでなめらかです。しかし、時間と共に変化して、赤ちゃんは乾燥肌になります。

そこで新生児のデリケートなお肌には、赤ちゃん用のクリームで保湿してあげることが重要です。クリームは低アレルギー性のものを選んでください。

赤ちゃんはよく泣くことにお気付きでしょう。赤ちゃんが意思を伝える、唯一のコミュニケーション方法なのです。赤ちゃんはたくさん睡眠を取って、常に親の愛情を必要としています。

心配は要りません。この時期はあっという間に過ぎてしまうのですから。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。