幼い子によく見られる悪い習慣

子どもは周りにいる人の行動を真似るものです。子どもの健康のためにも早い時点で悪い習慣を直しましょう。
幼い子によく見られる悪い習慣
María Alejandra Castro Arbeláez

によって書かれ、確認されています。 心理学者 María Alejandra Castro Arbeláez.

最後の更新: 23 10月, 2018

小さい子どもの 悪い習慣 は、将来もっと深刻な問題につながることもあります。そのことを踏まえて、両親はその危険サインに早く気付き、悪い習慣を直すようにすることが重要です。

子どもは周りにいる人の行動を真似るものです。いつも悪い習慣を持つ人と一緒にいると、子どももその行動をマネし始めます。

ですので、幼い子どもの悪い習慣を直す時に、子どものいる環境を意識することも大切になってきます。

悪い習慣 :どのようにして起こるのか?

悪い習慣は、その行動を無意識に始めて繰り返すことで定着します。小さい子どもによく見られる悪い習慣は、身体的/精神的な問題によって引き起こされることもあります。

習慣によっては、その行動に執着してしまうこともあるので、その場合は医師や心理学の専門家の治療を求める方が良いでしょう。

小さい子どもの悪い習慣

小さい子どもの悪い習慣には、直接子どもの健康に悪影響があるものもあります。他にも、人との関係や家族生活に支障をきたす習慣があります。

どちらにしても、早い時点で悪い習慣を直して、それがずっと続かないようにするのが重要です。

1.不健康な食生活

ジャンクフードを食べるのは、よくある悪い習慣です。実に、ファーストフードだけを食べたがる子ども達もいるのです。

この悪い習慣の結果、小児肥満や高血圧などの問題が起こってしまうのです。

この習慣から子ども救うには、色々な食材を使うレシピを利用して、視覚的にも子どもが食べたくなるような食べ物を作りましょう。

子どもが嫌いな食べ物がある場合は、同じ食品グループの中から、他の食材に変えてみる方法もあります。

一緒に食事作りをして、子どもに手伝ってもらうと、もっと食べるようになるでしょう。

子どもの 悪い習慣 :食生活

2.テレビの前で食べる

テレビの前で食べると、体重増加の原因になるという研究もあります。子どもがお気に入りのテレビ番組に集中していると、満腹になったというメッセージが脳に伝わらず、食べすぎにつながります。

そうでなくても、夕食は家族で一緒に座って、その日についてお互い話をする時間にするべきです。

子どもは周りにいる人の行動を真似るものです。いつも悪い習慣を持つ人と一緒にいると、子どももその行動をし始めます。

3.失礼で感情を害する言葉使い

子どもは見た通りに真似をするものだという話をしました。家庭で大人の誰かが失礼な態度でふるまったり、悪い言葉を使っていたら、子どももその習慣を取り入れて、なかなかそれを直せなくなります。

子どもは家庭以外の場所で、先生や他の大人の前でも悪い言葉を使ってみるのです。良いお手本を示して、それを直すのは家庭で行われなければなりません。

4.コンピュータ、ビデオゲーム、テレビ

テクノロジーと画面を見る時間が、趣味から中毒に変わることもあります。現実に、それは健康を害することでもあるのです。

多くの子どもは外で遊びたがらず、家の中でコンピュータやスマホの前でじっとしているのです。

画面を見る時間が長いと、睡眠障害になったり、子どもの社会的発達に影響が出ることがあります。

デジタル機器使用やゲームの時間が長いと、子どもが宿題をしないなど、学校で遅れてしまいます。

特に小さな子どもの悪い習慣を直すには、スケジュールを決めて、一度に画面を見る時間が2時間以上にならないように注意しましょう。

他の問題が根底にあるという原因で、テクノロジー中毒になっている場合もあります。心配事や不安感がある子どもは、現実逃避からテクノロジーに頼ることがよくあります。

何かもっと深刻な問題がありそうな時は、すぐに医師の診断が必要です。

5.指しゃぶりや鼻ほじり

幼い子どもは、おしゃぶりの代わりに親指をしゃぶることがあります。早い時期にその悪い習慣が出始め、いつの間にか指しゃぶりをしなくなるのが一般的です。

もしいつまでも指しゃぶりを続けている場合は、専門家に相談して、子どもの口蓋に何か問題がないか診てもらいましょう。

鼻ほじりも、けして見ていて心地良くない習慣で、鼻血の原因になります。小さい子は無意識に鼻ほじりをすることが多いようです。

子どもが指を鼻に持っていく度に、何をしているか自覚させていれば、その習慣をやめさせることができるでしょう。

6.寝る時間が遅い

小さい子供は、毎晩11~13時間の睡眠が必要です。充分休まないと、子どもはイライラして、集中力に欠け、疲れて、無気力になってしまいます。その結果、記憶が抜けたり、思考力が鈍くなりこともあります。

子どもの 悪い習慣 :睡眠

充分な睡眠と取らないと、ホルモンバランスの崩れにつながる可能性もあります。きちんと就寝時間を決めて、例外なくスケジュール通りにすれば、悪い習慣を変えることができます。

例えば子どもの夕食時間を早めにして、寝る前に本を読み聞かせたりして、子どもが早く眠れるようにしてあげれば、それが新しい習慣となります。

7.衛生面での悪い習慣

健全で正常な社会生活を過ごすために、清潔にするのは衛生の基本です。多数の子どもはお風呂やシャワーを嫌がったり、食後の歯みがきを面倒くさいと感じるものです。

それでも嫌だと抵抗し続けると、それが悪い習慣となります。家族みんなで一緒に習慣付けて、よく手洗いをし、毎日シャワーを浴びて、規則正しく歯みがきをするようにしましょう。

子どもは両親の習慣をまねるということを忘れずに、ぜひ良いお手本となって下さい。


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