子どもが怠け者にならないための6つのアドバイス

これから紹介するアドバイスは、親ならみんな直面する子どもの問題に取り組むのに役立ちます。そして、その問題は怠惰のことです。
子どもが怠け者にならないための6つのアドバイス
María Alejandra Castro Arbeláez

によって書かれ、確認されています。 心理学者 María Alejandra Castro Arbeláez.

最後の更新: 24 12月, 2018

子どもが怠けているのしまうのは、親にとっては心配ですよね。これは子どもの受けている教育に大きく関係していることがあります。

親として、私たちには子どもを導き、子どものモチベーションを高め、限度を定める責任があります。怠惰に対抗するためには、目標を達成するために一生懸命頑張り、努力することの大切さを教えてあげなければなりません。

物事をできるだけ簡単にできるようにしてあげることが、あなたの目標であってはなりません。その反対に、そうすることは子どもが怠け者になるのを助けてしまうだけなのです。

あなたが何か一時的なものに対処している間に、子どものモチベーションはずっと無いままになってしまいます。
親子の間にオープンな対話がある限り、こういった子どもの態度は普通だと考えられます。この対話には非難や過剰な不安が無いものでなくてはなりません。

お子さんにテクノロジーを常に使わせていると、 少しの努力で満足をすぐに得ることに慣れてしまいます。これは問題になります。

テクノロジーは子どもをいとも簡単に楽しませるので、そこから怠惰さが生まれるのです。

可能性のある結果

子どもの怠惰さには、以下のような深刻な結果が伴う恐れがあります。

  • 学習の遅れ
  • 働く習慣の欠如
  • 学ぶことへの興味の欠如
  • 睡眠の問題

子どもが怠け者にならないようにする6つのアドバイス

こういった態度にならないようにするために、いくつかのアドバイスをお伝えしようと思います。次のようなアイデアが、お子さんが示す怠惰な習慣に対峙するのに役立つでしょう。

1.自己評価をしましょう

あなたが怠け者だと、お子さんもおそらく怠け者になるでしょう。自分の労働倫理を振り返ってみましょう。あなたの働く習慣が、お子さんがお手本にする習慣そのものなのです。

子どもを怠け者にしないために

2.お子さんと一緒に仕事をしましょう

お子さんにいい労働倫理を教えるには、子どもと一緒に働くことです。お子さんに、楽しく物事をするにはどうしたらいいかを教えましょう。

自分の目標を達成するための正しい方法を見せてあげれば、子どもはよくできた仕事への満足感をきっと感じることでしょう。

一生懸命仕事をすることの大切さをお子さんに教えてあげましょう。この労働倫理は、お子さんの一生を通して役に立つはずです。

あなたが時間をとって、子どもに仕事のやり方を教え、自分のプロジェクトを実行するのを助けてあげることはとても大切です。

3.一生懸命取り組むという感覚を育てましょう

一生懸命取り組むという感覚は、価値のある特性です。子どもが目標でも課題や仕事でも、何かに一生懸命取り組めば、そのためにより本物の努力をするようになるでしょう。

一生懸命取り組まないと、不完全あるいは質の悪い仕事に一歩近づくことになります。それはもちろん怠惰さの症状です。

4.子どもが欲しがるものを何でも与えてはいけません

お子さんに教えられる最もよい教訓の一つは、欲しいものを手に入れるためには努力をしないといけないということです。これはつまり、多くの場合お子さんが何かを欲しがったときに「ダメ」と言わなければならないということです。

もちろん、お子さんに「ダメ」と言うことはとても言いにくいですよね。これはお子さんが何か良いことをお願いしているときは特に難しいものです。

しかし、お子さんが全く一生懸命にならず、努力もしないのに、お子さんの願いや要求すべてを叶えてあげることはできません。

「ダメ」と言うことがベストなこともあるのです。お子さんが本当にそれが欲しいなら、それを得るために努力をさせてあげましょう。その結果、お子さんは犠牲の価値を学ぶことになるでしょう。

5.家事を割り当てましょう

家事の手伝いをすることは、お子さんが小さいころから一生懸命働くことの価値を教えるのにベストな方法の一つです。

年齢に適していて、子どもが達成できる課題を選びましょう。

ベッドを整えたり、テーブルをセットしたり、お皿洗いやゴミ出し、床の掃除などがあります。

あなたがお子さんのためになんでもかんでもやってしまうと、お子さんが基本的な課題を学ぶための機会を奪ってしまっているのです。

「怠け者が話すのは、やろうと思っていることや、これからやることである。本当に物事を行う人は、自分のすることについて話している時間さえないものである。」
-ゲーテ

6.忍耐と思慮分別

お子さんのモチベーションの無さには、忍耐力を持ち、しっかりすることが必要です。お子さんが空虚さを感じ、解決方法を見つけられていないことに気づいたら、怖がることなく賢明に助けの手を差し伸べましょう。

モチベーションの無さにも助けの手を 怠惰

モチベーション

私たちは、お子さんに本当は適切なモチベーションが欠けているだけなのに、お子さんは怠け者だと思ってしまうというミスをすることがあります。

お子さんの努力に対するご褒美と結果のシステムを作ることで、お子さんの態度にすぐに影響を与えることができるかもしれません。

ですが、多くの場合、長期的に見るとごほうびは目標達成に本当の意味で関心を持たせることにはあまりならないということも覚えておきましょう。

お子さんのモチベーションを高めるには?

  • 子どもの興味があることをサポートする。
  • 努力をすることの必要性を納得させる。
  • 子どもを励まし、子どもができたことの価値を認める。
  • 子どもの強みを守る。
  • 忍耐を持つ。

御覧の通り、お子さんが怠け者にならないためには、適切な成長環境を与えることです。

悪い習慣を助長し、人生を楽にしてしまうことは、自分の欲しいものを追いかけることのできない人間を作ってしまうだけです。

モチベーションを持ち、一生懸命頑張る子どもを育てるためには、あなたが一緒にいて導いてあげることに勝るものはありません。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。