私たちがお母さんになった時

私たちがお母さんになった時
María Alejandra Castro Arbeláez

によって書かれ、確認されています。 心理学者 María Alejandra Castro Arbeláez.

最後の更新: 28 7月, 2018

長らく待った時がやってきました。ついに我が子をこの腕に抱き、永遠の絆を結ぶ時が来たのです。私たちがお母さんになった時、私たちの人生が永遠に変わることになります。

新生児とともに家に着くとすぐに、お母さんとしてのスキルを必要とするたくさんの基本的なタスクに取り掛からなければなりません。

お母さんになった時、私たちにとって完全に初めての責任の数々に直面します。そして私たちは本質的に新しいアイデンティティを形成することになります。

どこから始めたらいいか、考えるだけでも気が狂ってしまいそうになる新しいことがたくさんあります。

当たり前のことですが、まずあなたがやらなければならないことは赤ちゃんを健康で安全に保つことで、これは簡単な課題に思えますが、それにより多くの恐れも生まれるので、しっかり取り組まなくてはならなくなります。

お母さんになると起こること

お母さんとしての初日

日常で起こるすべての出来事を監督しなければという気持ちは、お母さんたちが経験する最も自然で初歩的な感情です。突然、とても優しい気持ちと共に、あなたのお子さんの命はあなたにかかっているのだということに気が付きます。また、お母さんとして、子どもたちの旅路を導いてあげなければなりません。

自然と、そのほかのたくさんの心配事が出てきて、やがて私たちを圧倒します。ですので、お母さんが誕生した瞬間から、恐れや疲れに関わらず子どものことを何よりも大切に思う一人の女性も誕生するのです。

お母さんの仕事は、守護者、友達、弁護士、共犯者、そして保護者としての仕事になります。私たちの今の姿を自覚する瞬間は、とても特別で人それぞれのものなのです。

実際、それは急に意識に上がってくる感情です。どんなとき、どんな場所でもそれは起こりえます。(これは病院で起こるかもしれませんし、家や一週間後道を歩いているときかもしれません。)

赤ちゃんを世話したいという止められない気持ち

私たちの中に存在する、過保護なお母さんと自分自身がつながる衝撃的な感情は、赤ちゃんをその腕に抱き、なんて小さくてか弱いんだろうと感じたときや、おっぱいをあげたり赤ちゃんが寝るのを見ているときなどに出てくることがあります。

その瞬間、私たちは世界と人生すべてが完全に変わってしまったように感じ、それ以降、私たちのハートは身体の外に存在し続けることになるのです。

お母さんになった時、たくさんの心配も生まれます。例えば、お母さんならだれもが抱く不安には、赤ちゃんがきちんと呼吸できているかどうかということがあります。

この赤ちゃんが大丈夫かどうかを確認したいと思わせる衝動は、強烈でとても力強いものです。実際、もしあなたがこの感情に注意を払っていないと、ひどい不安障害になってしまうおそれもあります。

また、私たちは子どもが必要な注目を与えられていなくて悲しんでいないかも心配します。幸い、こういった不安は時間と共に薄れていきます。しかし、それが完全に消えることは決してないのです。

2歳の子を持つお母さんなら、コンセントのことを心配するでしょうし、10代手前の子のお母さんなら、人さらいや交通事故の心配をするでしょう。

お母さんの心配事は絶えない

お子さんが成長し、発達するのを助けてあげましょう

子どもが成長し、新しい人生のステージに入っていくにつれて、お母さんも子どもと一緒に成長します。お母さんが心配するもう一つのカテゴリーは、お子さんの成長や発達についてです。

ですので、母乳か粉ミルクかどちらがよいのかを決めるとき、それがとても感情的な問題になるのは全く驚くべきことではないのです。

自分の子どもが大きすぎるのではないか、あるいは反対に小さすぎるのではないかという心配のために、よく圧倒されてしまうことがあります。子どもが正しく成長しているか、または子どもが探検をしているかどうかなど、私たちは心配になります。

他の人にとっては、これはとても些細な懸念に思えるかもしれません。しかし私たちにとっては、心の中で自分の母親としての素質を非難し続けているのです。

ですので、私たちがお母さんになった時、幾千ものためらい、不確実さと多くの不安が一緒にやってくるのです。

これらは耐えるのが難しいことかもしれませんが、時間が経てばどう扱ったらいいかがわかるようになります。

そうやって私たちのお母さんも生きてきたのです。そして同じように私たちも私たちの大切な子どもを育て、未来のお母さんが子どもの世話をしていくのです。お母さんであることについての話をしているとき、疑念や恐怖でさえも道理にかなうものになるから。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Bowlby, J. (1986). Vínculos afectivos: formación, desarrollo y pérdida. Madrid: Morata.
  • Bowlby, J. (1995). Teoría del apego. Lebovici, Weil-HalpernF.
  • Garrido-Rojas, L. (2006). Apego, emoción y regulación emocional. Implicaciones para la salud. Revista latinoamericana de psicología, 38(3), 493-507. https://www.redalyc.org/pdf/805/80538304.pdf
  • Marrone, M., Diamond, N., Juri, L., & Bleichmar, H. (2001). La teoría del apego: un enfoque actual. Madrid: Psimática.
  • Moneta, M. (2003). El Apego. Aspectos clínicos y psicobiológicos de la díada madre-hijo. Santiago: Cuatro Vientos.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。