1人目と2人目の妊娠の違いって?

もしあなたが2人目を妊娠中のお母さんだったら、2人目の妊娠はいろいろな意味で1人目の時とは違うことが多いということを心にとめておきましょう。
1人目と2人目の妊娠の違いって?

最後の更新: 28 6月, 2018

2人目を妊娠すると、たくさんの疑問が浮かんでくることでしょう。よくわからないことがあってとても不安になるかもしれません。でも、安心してください、妊娠が進んでいくと、違いがわかるようになってきます。

全ての赤ちゃんが同じニーズを持っているわけではありません。ですので、それぞれの妊娠でお母さんたちが異なるシチュエーションに出会うということは、ある程度よくあることなのです。

このことを妊娠している間頭に置いておいてください。また同じように、1人目と2人目では、出産のときにも大きな違いがあるかもしれません。

1人目と2人目の妊娠で違う9のこと

違いはたいていよくわかります。最初の妊娠のときにあった症状や不快感を思い出してみてください。

こうやって単純に思い返してみるだけでも、今の妊娠が以前とどれだけ違うかということがわかるでしょう。以下は、最もわかりやすい違いのいくつかです:

より疲れやすくなる

2人目の妊娠は、より疲れを感じるものになるかもしれません。最初の妊娠の時は簡単にできていたことがおろそかになってしまい、苛立たしく感じることもあるでしょう。

自分の身体の見た目を整えたり、エクササイズをする時間ももっと減ってしまうかもしれません。

体重の増え方

2人目の妊娠では、おそらく1人目のときほど体重は増えないでしょう。しかし心配しないでくださいね。これによって赤ちゃんに悪い影響があるということはありません。

実際、2人目の赤ちゃんの方がお兄ちゃんお姉ちゃんよりも体重が重くなることもとても多いのです。

2人目の妊娠

ストレスが少ない

きっと今回のほうがより落ち着いていると思います。それは、今後起こることと、出産のことをもう知っているからです。新しく赤ちゃんを迎えることは、すでに経験があればより怖くなくなります。

異なる身体の変化

1人目と2人目では、身体の変化の仕方も違います。例えば、おなかが以前よりも早く目立つようになります。

なぜならあなたの肌と筋肉がすでにこのプロセスを経験しているので、より簡単に伸びてくれるのです。その結果、以前より妊娠して見えるのが早くなります。

不快感の増加

2人目を妊娠すると、1人目のときは感じなかった症状や不快感が訪れることがよくあります。

腰がより痛くなったり、静脈瘤がもっとできたりします。これは、じん帯、関節、血管がすでに伸びた状態になっているために起こります。

出産はより楽に

2人目の出産は、子宮がより速く開くので、より短くなる傾向にあります。身体の内部の構造もよりゆったりと柔軟になっているので、出産を速めてくれます。

授乳

母乳をあげる経験がすでにあるので、2人目の赤ちゃんのニーズに応えるのもより簡単になるでしょう。おっぱいも準備ができているのがわかると思います。

産後うつになりにくい

お母さんであることで、すでにたくさんの素敵な経験をしてきましたよね。このため、今回はより自信を持つことができます。また、出産後のホルモンの変化を克服することにもつながります。

いいこともより大変なことも

回復により痛みをともなう

2人目を出産した後は、子宮が元のサイズに戻るまでより時間がかかります。このため出産後3、4日辛い痛みがあることがあります。

2人目の妊娠で気を付けておかなければならないこと

もうすでに一度経験しているからといって、2人目を妊娠して気を付けるべきことが何もないという訳ではありません。1人目の妊娠の時に勧められたことと同じことが、2人目の妊娠においても重要なのです。

  • 検診に行きましょう:妊娠中にお医者さんに定期的に行くことは、赤ちゃんの発達をコントロールする上で重要です。この期間に何をするべきで、何をするべきでないか、医療の専門家に教えてもらいましょう。
  • 健康的な食事をしましょう:自分自身と赤ちゃんのために、ヘルシーな食習慣を維持することが大切です。食事には、ビタミンと葉酸のような栄養素が含まれている必要があります。
  • 活動的でいましょう:疲れ切ってしまうことなくアクティブでいられる様々なアクティビティがあります。例えばヨガ、ピラティス、ウォーキング、スイミングなどです。
  • 水分をきちんと摂りましょう:健康の専門家が、妊婦さんは一日2リットルの水を飲むよう勧めています。水分不足は重大な結果をもたらしてしまうので、常に水の入ったボトルを持ち歩くようにしましょう。
  • 悪習慣はやめましょう:ドラッグ、たばこ、アルコールなどの悪習慣は、お子さんの発達に特に危険です。
  • 生ものは食べないようにしましょう:調理されていない食べ物を食べると、細菌に感染するリスクが高まってしまいます。
  • 会陰のエクササイズをしましょう:こういったエクササイズを日課にしておくと、出産が楽になります。

前の子どもを産んだ経験が、必ず2人目を産むときも役に立ちます。しかし、それぞれの妊娠が独特であり、それぞれの子どもが違ったものを求めているということを忘れないでください。

自信を持ちすぎず、新しいことをどんどん学んでいきましょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。