しゃっくり、熱、嘔吐の治し方

しゃっくり、熱、嘔吐の治し方

最後の更新: 05 7月, 2018

しゃっくり、熱、嘔吐は、生後数か月の赤ちゃんのお世話をする中で、親が最もよく怖がることです。こういった症状は数年間時々起こるかもしれませんが、これはとてもよくあることです。そして、このような症状は異物に対する身体の反応なのです。

今回は子どもの健康における主な警戒事項なので、これらの症状を一緒に見ていこうと思います。熱に比べればしゃっくりはなんてことないことですが、中には深刻なものもあるので、後々子どもに害がないように適切に対処しなければならないのです。

これらの症状に共通していることは、予防ができないという点です。

子どもはウイルスや細菌によって熱を出します。こういったウイルスなどがどこから来ているかはたいてい不明です。嘔吐もまた、身体の中にいる異物に対しての反応です。そしてしゃっくりも横隔膜に圧力のかかる不随意運動で、特に理由もなく始まります。

では、しゃっくり、熱、嘔吐への対処の仕方を学んでいきましょう。

危険な敵:子どもの熱

熱自体は病気でありませんが、 身体の中でなにかもっと深刻なことが起こっているというサインです。子どもの身体に病原体が入ったときにはたいてい熱が出ます。

熱への対処

熱はいつも心配に値します。熱が長引き、体温が37度以上になったときだけ、危険な状態だと言えます。

一般的には熱はよくあるウイルス感染によるものです。ほとんどの場合は警戒することもありませんし、治療せずに治ってしまいます。

熱の時どうしたらいいの?

熱の種類にもよりますが、子どもは熱が出ればいくぶん気分が悪そうにするでしょう。どれくらい深刻なのかを判断するためには、子どもが見せる他の不快感のサインに気づいてあげなくてはなりません。

熱が38度を超え、32時間以内におさまるということは普通です。それが2日以上続いた場合にはお医者さんに相談しましょう。
お子さんに熱が出ている場合は、以下のアドバイスに従ってください:

  • 扇いだり、服を脱がせたり湿度を上げたりするなどの民間療法体温を下げましょう。
  • 子どもの体温をこまめに測りましょう。
  • 説明書に従ってアセトアミノフェンを最小限与えましょう。
  • 低い温度のお風呂に入れるというお母さんもいます。これは温かく室温程度で行い、凍えるほど冷たい水では決して行ってはいけません。
  • 飲み物をたくさん与えましょう。

子どもの嘔吐

これは身体の中に病原体がいるというサインです。 なにかお腹の状態に関係するものである可能性もありますが、本当はウイルスのサインで、細菌や一般的な感染の存在を教えてくれているのです。

子どもが吐いたときは多くの親が心配します。ご存知のように、なにか重大なことの症状であり子どもは自分の状態を表現できないからです。さらに、嘔吐により息が詰まってしまうこともあります。

嘔吐のすべてが深刻なわけではありませんが、大人やお医者さんの介入がすぐに必要かどうかを判断することは重要です。また、吐いているときは傍にいてあげなければなりません。

子どもはたいてい吐いた後は気分がとてもよくなります。問題なのは嘔吐が長い間続いてしまうことです。例えば、子どもが2日以上吐いている場合は、お医者さんに診てもらうことが必要です。

嘔吐には正しい判断を

嘔吐に対処するには

  • 食事のスケジュールを制限しましょう
  • 子どもの身体に対して食べ過ぎないようにしましょう
  • 手の清潔を保ちましょう
  • 赤ちゃんが触るものをきっちり殺菌消毒しましょう
  • 食べ物のまわりのものの清潔を保ちましょう
  • 水分をしっかりとりましょう
  • 吐いているとき一人にしてはいけません
  • 熱、食欲の減退、痛みや下痢などの他の不快のサインを見逃さないようにしましょう

しゃっくりの心配をしなければならない理由

しゃっくりは普通は一時的なもので、心配やケアが必要な健康上の問題や深刻な状況から引き起こされるということはほとんどありません。しかし、長続きすると神経、胃、代謝の問題である可能性があります。

赤ちゃんのしゃっくりは大人と同じ理由で起こりますが、子どもの身体では普通に見えないので親は心配してしまいます。また子どもにとってはものすごく不快なものでもあります。

しゃっくりが出たらどうすればいいの?

しゃっくりの出方も不思議ですが、止め方も変わっています。以下のやり方のどれがそれぞれのケースで必ず効くかというのはわかっていません。

赤ちゃんへの心配を解決するため、以下のことをやってみることをお勧めします。:

  • お子さんが食べたり飲んだりするのが速すぎないようにしましょう
  • 食事のあとすぐに寝かせないようにしましょう
  • 食べた後はいつもげっぷをさせましょう
  • 十分に水分をとるようにしましょう

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