裸足の赤ちゃんはハッピーで賢い?

2018年5月16日

「また靴を脱いだ!」 子どもはよく靴を脱ぎたがるし、それはお母さんの悩みの種でもあります。しかし、母親が裸足を心配して無理やり靴を履かせることは、子どもの成長を抑制するのではという科学的な意見もあります。実際に、裸足の赤ちゃんについて、どんな調査がなされているのでしょうか。

裸足の基本原則は、自由、幸福、知性です。この議論を呼んだ研究結果は、早い時期から子どもの足を覆う習慣を辞めて、風邪の予防と外見と礼儀のために靴を履かせるという迷信は誤りであると暴いたことで、ある意味この世に知られるようになったと言えます。

「予防足治療学 裸足の赤ちゃんは知的な子どもになる。」という研究結果が、スペインのマドリード・コンプルテンセ大学で発表されました。赤ちゃんが心地よく幸せで、自分の周りを冒険できて、正常に発達するのであれば、裸足にさせればいいという結論です。

科学的見解

イサベル・ヘンティル・ガルシア先生の研究冒頭には、赤ちゃんが裸足で歩くと身体の動作と感覚が刺激され、深部感覚と知的発達が早くなるとあります。

1人歩きする前の赤ちゃん用「ファーストシューズ」の商売もうけ主義と宣伝広告への批判も指摘されています。防寒という意味で必要なだけにも関わらず、小児科の医師が赤ちゃんの靴を勧めるのは果たして良いのでしょうか。

ヘンティル・ガルシア先生が忠告するのは、赤ちゃんの足をカバーしてしまったら、皮膚の感触、身体の位置感覚や運動感覚を妨げてしまうという事です。裸足の赤ちゃんは運動機能の発達が早く、視覚的感覚や運動調整力が向上する、と言う専門家の意見もあります。

様々な質感に触れることで、足を通して外界の情報を体感できるという意味でも、赤ちゃんの裸足は学際的にもいかに重要かという事がわかります。

サッカーボールと子ども

裸足の赤ちゃん:素足の役割

小児神経学の考え方では、赤ちゃんは10か月までは手の触感よりも足の感覚のほうが敏感だと言われています。最初の数か月もの間、赤ちゃんは足で触れて質感を感じながら、色々なものを試しその体感を習得しています。

マドリード大学の研究で赤ちゃんの裸足を強く奨励する理由はそこにあります。赤ちゃんに靴を履かせると、中枢神経系に伝わる大事な知覚情報を奪ってしまうのです。

ピアジェの思考発達の感覚運動段階において、動きや知覚に関する情報は、子どもが最初に自分自身の身体と時空間の関係、そして自分の行動による操作結果を概念として理解する、極めて重要な時期と提唱されています。

赤ちゃんの知性発達にも直結する感覚を認識するには、素足が最適なのです。身体とその周りの環境との複雑な関係は、自分の身体を認識する所から始まります。

さらに赤ちゃんの素足が触れるのは平らな所だけではなく、でこぼこな表面を歩くこともあるので筋肉発達にも役立ちます靴の重量が無く自分の身体のみ足で支えて、自由に動けるので、身体をコントロールできるようになります。

裸足の赤ちゃん:利点

風邪をひくのでは、という親の心配をよそに、赤ちゃんは素足もはだかも大好きです。しかし子どもが心地よいばかりでなく、他にも利点がたくさんあります。

  • 足の指の動きを見て触って匂いを嗅いで、自己意識を理解する。
  • つちふまずの形成に役立ち、偏平足の予防になる。
  • 大きくなって歩き始めるのを促進する。
  • 赤ちゃんに感覚経験を与える。
  • 汗や湿気から起こる、バクテリア、細菌感染、角質、悪臭などを防ぐ。

 

赤ちゃん

裸足の赤ちゃんは、自由で知的で、ハッピーです

赤ちゃんの素足を見ると大人は心配しますが、子どもは何も履かず、何も着ないでいるのが大好きです。前述の研究はそういう大人を安心させます。素足で歩く子どもは幸せなのです。

裸足の赤ちゃんの方が外界を認識して、より深く環境と触れ合うことができます。同時に自分の周囲を体感する機会が多いほど、靴を履く赤ちゃんとは違った感覚で自分自身の身体を知るようになります。

専門家曰く、子どもの知能発達の初期時点では、自己と周りの違いがわからず、全ての情報が1つのかたまりとして蓄積されています。歩く前の赤ちゃんはそのかたまりの情報を探索するのに、表面に直接触れて少しずつ覚えていくのが大事です。

さあ、どうでしょう。裸足の重要性が分かりましたか。赤ちゃん用の小さなかわいい靴をはかせようとしていたなら、この情報で思いとどまりますね。裸足の研究結果の感想を聞かせてください。

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