男の子が優しくて愛情深くても大丈夫

· 2018年10月2日

私の息子たちは男の子なのに、娘たちと同じように優しく親しくて愛情深いです。敏感なのは女の子だけに見られる特徴ではないのです。このようなステレオタイプをなくし、感情的に知的な息子を育てましょう。息子たちが愛情と情緒を理解し、それを良い性質としてとらえるように教育しないといけません。

現代社会では今なお、男の子は強く冷静で勇敢であるべきという堅苦しい考え方が通用しています。同時に女の子は従順で繊細で可愛くしていればいいと思われています。この性別によって決められた2種類の特徴は、典型的なイメージを強制的に押し付けるばかりでなく、他人との関係性までも侵害しています。

昨日まで男の子だった子どもが男性となり、自分の感情について話をするのが苦手になります。気持ちを言葉に出したり、状況によってはオープンに相手に共感することに慣れていないのです。

それでも子どもが小さい頃から、私達が理解するべきことがあります。男らしさの中に、深い感情を持つことが除外されているわけではありません。男の子も男性も、独自の愛情の言葉を持っていて、愛情を表現することができるのです。

その力は息子さんが幼い頃から伸ばしてあげる必要があります。すると、間違いなく感情豊かな人生を送るようになるはずです。

男の子に感情を表現することを恐れないように教えてあげることは重要です。子どもの現在も未来でも、より健康的な人間関係を作り出すように教育しましょう。心の知能を持つ子どもを育てるのは賢い子育てです。子どもはみな心の知能を持つ資格があるのです。

男性の脳に見られるテストステロンとミラー神経細胞

男の子が優しくて愛情深い

母親の子宮内で、男の子の胎児のテストステロンは徐々に増えていき、集中的な増加を経験します。そして、胎児が生まれてから急にテストステロン値が下がり、その後思春期まで低い状態が続きます。このホルモンにより脳の細かな部分が分散され、再度接続するそうです

その他の影響も受けて、男の子は少し違う方法で情報処理します。そのような理由から男の子は女の子よりも衝動的であったり、競争心の強さを見せたりすることがあるのです。しかし、量は比較的に少ないですが、女性の脳にもテストステロンが見られることを忘れてはいけません。

テストステロンは男の子をより攻撃的にして冷たい人にするのか?

これは典型的な考え方です。男の子は生まれた時から遺伝的に、女の子よりも強く攻撃的な傾向があると伝えられてきました。でもそれは真実ではありません。攻撃性や愛情深さは遺伝とは関係なく、少なくとも一般的に思われている程の影響はありません。攻撃性や愛情深さは教育方法で決まってくるのです。

  • 男の子も女の子と同じように、親しみを持って、直感的に考え、愛情深くなるように教育するべきです。
  • 男の子は生まれつき攻撃的ではありません。もし男の子が攻撃的であるとしたら、育った環境でそういう行動を見て真似しただけに過ぎません。子どもによっては「男らしく」なければと証明するために、一定の行動を取るよう無理強いされている事もあります。それは全然子どものためにならず、むしろ有害で、子育ての方法としてふさわしくありません。

男性にもミラー神経細胞がある

愛情深い男の子

ミラー神経細胞には、人間の認識能力を機能させる役割があり、それにより我々は他の人と関係を持ちます。自分を他の人の立場に置いて考え、他の人を真似たり、理解したり、感情的なつながりを持てるのです。

  • 女性だけがこのような神経細胞を持つと、習慣的に伝えられてきました。この考え方は、女性は相手を理解して思いやりを持つ傾向があることに基づいています。女性の方が暖かく愛情深い関係を持ち、他の人の物の見方を理解しやすいのです。
  • しかしここではっきりしておかなければいけません。男性もこのミラー神経細胞を持ち合わせています。実は男の子の赤ちゃんは、女の子と同じように感情に対して敏感なのです。ママの笑った顔をみると、すぐにそれに反応します。同様にパパにお世話してもらうと、男の子の赤ちゃんは喜んで愛情を示します。

男の子も女の子と同じ位、感情移入する力を持ち、他の人とのつながりを持つことができるのです。しかし、幼い時から感情を抑えつけたりすると、感情的な成長に伸び悩む傾向があります。同時に子どもが人との距離を置くようになります。これが息子を育てるのに正しい方法とは言えません。

感情知性を持つ愛情深い息子を育てる重要性

あなたの男の子もどうやって抱きしめるかを知っており、ママの事をとても心配しています。ママが泣いていたら怖くなってしまうでしょうし、パパが幸せだと男の子は笑って喜びます。息子さんはなるべくお父さんの近くにいられるような機会を楽しみにして、愛情を求めて、お世話をして欲しくて、一緒に遊ぶことを心待ちにしているのです。

それは決して悪いことではありません。むしろその反対で、子どもが自由に自分の感情をうまく表現できるのは素晴らしいことなのです。息子さんが他の人に暖かさを求めて、それを誠実に表現する方法を知っているのは素敵なことなのです。

毎日の生活の中で息子さんの心の知能を磨くような子育てを目指すことはとても重要です。昔から言われるように「男は泣かない!」などと言って、息子さんが冷静に感情を抑えるように強制することは避けなければいけません。そんなことをすると、役立たずで未熟な男性をこの世に送り出し、非常に不幸な人間になってしまいます。

愛情をもって教育することで、男の子も女の子も共に愛情と感情を表現できる人に育てましょう。

(写真提供 Pascal Campion)

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