子どもに話を聞いて欲しいなら怒る前にまず考える

2018年7月7日

親がお手本となって行動する事が、家族生活を営むのに良い方法です。家庭で見られる生活そのものが、子ども達の人生となって繰り返されるものなのです。そこで子どもに話を聞いて欲しいなら、怒る前にまず考えて、より良いしつけをする機会に変えていく必要があります。

簡単なようでも、実際怒る前にまず考えるのは難しいです。毎日の生活の中で、子どもの心の知能を育てるための努力でもあるのです。難しい状況の中で、適切な態度をとる努力をするのは、大人の辛抱強さを試されます。

サロベイとマイヤーの研究によると、心の知能というのは「自分自身と他の人の感情を区別して、それに基づいて自分の考え方や行動を決めていくこと」です。

何か理由もなく怒る前に、状況を把握して適切な行動を取るべきです。我々は冷静に行動を変えられるのに、大人げない行動をとって子どもの心の知能の発達に悪影響を与えたくないですね。

怒る前にまず考える

どうして怒るのか

専門家の意見では、怒るというのは、人も動物も感じるごく一般的で基本的な感情であり、生存するために必要な感情でもあります。しかし怒りっぽい親にならないようにしなければなりません。

それは否定的な感情を隠すべきという意味ではありません。人間は様々な感情を経験するのがごく普通のことです。ただし、自分が気に入らないことを客観的に見てみる、というのがポイントです。抑えられない怒りというのは、周囲にどうしても悪影響を与えてしまいます。

例をあげると、息子が室内でボール遊びをしていて、コップを割ってしまったとします。あなたの母親からの贈り物だったので、かっとして怒りを感じます。でもそこで深呼吸をして、これからは同じ間違いをしないように、おだやかに落ち着いた声で説明してあげましょう。子どもはそれを聞き、精神的ショックを受けずに事が収まります。

もしそれと反対の行動を選び、コップが割れた時に親が激怒して子どもに怒鳴ったりしたら、子どもは怖がって泣き出すでしょう。精神的に圧倒されてしまい、その行動を繰り返してはいけないということを理解できないかもしれません。

怒る前にまず考える2

怒る気持ちには、まず5分おいてから子どもに接すると話を聞くようになる

怒りの対処法は、子どもの成長発達のどの段階においても大変重要です。大きくになるにつれて、思春期や青年期などの時期に入ると、特に状況は複雑になっていきます。

怒りの感情をコントロールするような努力をして、子どもが2・3歳の頃から対話によるコミュニケーションを試みることが、確実に必要になっていきます。

特に子どもが小さい時は幼く可愛いので、ちょっと間違えたくらいで怒られなくてもいいと思われがちですが、少しずつ子どもは周りの状況を理解し始めるので、毎日の生活の中で繰り広げられる様々な行動を、少しでも良い例として慣れさせるのも大事なのです。

大人自身が怒りをコントロールして、イライラしてきた気持ちを察知できるようになれば、ある意味とても都合が良いとも言えます。

こういう時こそ、怒る前にまず5分時間をおいて、嫌な気分を落ち着かせて、よりプラスになるような子どもとの関係を築くようにしましょう。

子どもから距離を置いて、上から権威を押し付けるのではなく、なるべく感情的にならずに話ができるようにして、賢いしつけを心がけましょう。

  • まずしゃがんで子どもの目線に合わせて、適切な口調で話しましょう。
  • 子どもと目を合わせて、きちんと注意して聞くように指導します。
  • 話を聞いているようであれば、状況を説明して、子どもが理解したかどうか確認しましょう。
  • 必要であればもう一度説明して、コミュニケーションを習慣付けます。そうすれば家庭内がピリピリしたり、問題回避をせずに済みます。

そうすると、より良い親子関係を作り出し、お互いを尊重しながら、大事な教訓を伝えることが可能です。

これらの方法を毎日利用すれば、もっとリラックスした生活を送ることができるようになり、子どもに愛情あるしつけをして、親子の絆が深まります。

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