子どもの怒り:親には何ができるの?

· 2019年1月7日
子どもに自分の感情を表現させ、可能な限り最善の方法で自分の感情を扱う方法を親が教えてあげることが重要です。

怒りは子どもにとってよく起こるものです。癇癪を起こしたり、ものを蹴ったり、身体に異常が現れることもあります。

なんとか手を打たなければ、破壊的な行動へと繋がりかねません。親としては子どもに健康的な方法でこの感情に取り組む方法を教えることが大切です。

まず、怒りは2歳から4歳の子供によく見られます。

公平ではない、面白くないと子どもが感じるシチュエーションに直面すると、子どもはイライラとした感情を抱きます。

その場合、多くの親はどうしていいのか分かりません。どうやってこのシチュエーションを扱ったら良いのでしょうか?

怒りとは何か?どのような形をとって現れるか?

自分の怒りをどうしたら良いのか、子供にとっては難しいものです。気分は悪くなるし、そのシチュエーションに対して居心地が悪いし、とても心がかき乱されるものです。

子どもは、身体の筋肉を緊張させることで怒りを表現しようとします。それにより血圧が上昇します。

身体的な怒りの特徴として他にも、汗をかいたり、肌が赤くなったり、頭が痛くなったりします。

また、行動にも影響が出ます。特別な理由なしには、その場を動きたくなくなります。

怒りによる影響は他にも、ものを蹴ったり、押したり、おもちゃを投げたり、髪を引っ張ったり、叫んだり、噛み付いたり、ものを壊したりすることで現れます。

子どもの怒りの原因

子どもの怒りは通常、以下のような内面そして外面からの問題から引き起こされます。

  • ストレス
  • 身体や気持ちの問題に恐れている
  • 何かが自分ではできないことによる無力感やイライラ
  • 双極性障害
  • うつ病
  • 自分をかまって欲しい
  • コミュニケーションがうまくできない
  • 外部からの刺激に対する過敏症
  • 疲労、不安や嫉妬

怒りの表現は、小さな子どもにとっては自己表現の一つでもあります。

最善の策とは言えませんが、自分にとって何が大切であるかを親に知らせるために、子どもは怒りを使います。

子どもの怒り

怒りをどうしたらいいのかを子どもに教える重要性

怒りを感じていることが、好ましくない行動につながることがあります。

もし、子どもがイライラとしていることに常に攻撃的に反応していると、大人になっても攻撃的になる可能性があります。

社会的にも、感情的にも、身体的にも、重大な結果を招きかねません。

怒りとは火のようなもの。火花が散った時点で素早く消さなければ、手遅れになる。

ジオヴァンニ・パピニ

子どもの怒りを扱うための12のテクニック

たまに起こる癇癪は正常ですが、子どもの怒りをコントロールする努力はすべきです。

子どもをしつける際に、以下のような策をとって様子を見てください。

  • 冷静さを失わない。子どもが起こっていることに対してあなたが声を荒げると、事態をいっそう悪くします。また同時に、声を荒げてもいいのだと子どもが誤った認識をします。
  • 子どもの自制心の発達を手助けしてあげる。子どもが不利なシチュエーションをどう乗り越えるか、その手助けとなります。
  • 落ち着くまで時間をあげる。すぐに口論になるよりも、しばらくそっとしておきましょう。
  • 愛情と冷静さを持ちつつ、毅然とした態度をとる。こうすることで、家族の中での自分の立場を子どもが理解します。
  • 子どもが怒ったこと自体を正そうとしない。この行為は、不当な扱いにもなりかねません。
  • 自ら手本を示しましょう。「私のやることではなく、私の言うことをしなさい」では効果はありません。
  • 怒りを感じること自体は悪いことではなく、ただ、度を超えた過剰な行動は許されないのだと言うことを教えてあげましょう。
  • この感情が怒りというものなのだ、ということを教えてあげましょう。そしてそれをどういう言葉で表現できるのかを教えてあげましょう。
  • お菓子を食べ過ぎてはいけない、テレビを見過ぎてはいけないといった時に、それがなぜなのかをはっきりと伝えましょう。
  • 気分が良くなるような楽しいアクティビティをさせましょう。
  • 子どもが良くできた際には、ほめてあげましょう。
  • 子どもが間違えた際には、自分が間違っていたことを認めさせ、許しを求めるように教えましょう。
子どもの怒り

子どもの怒りをコントロールすることのメリット

子どもに自分の感情を表現させ、可能な限り最善の方法で自分の感情を扱う方法を親が教えてあげることが重要です。

こうすることのメリットの一つとして、親と子どもの間のより良いコミュニケーションを促す点です。

また、子どもが泣くこと以外にも、自己表現の方法があるのだということを学ぶ点です。

自分の感情をコントロールできるようになると、子どもは他人への共感も学びます。

さらに、お父さんとお母さんから何かを学ぶことができるのだということを理解します。

もし、お子さんが一度怒るとなかなか落ち着くことができなかったり、怒りの発作のようなものを頻繁に起こすようであれば、専門家に相談しましょう。

専門家に診断してもらい、子どもの怒りをコントロールするためのテクニックを聞きましょう。