自閉症の可能性がある子どもの行動とは?

2018年8月1日

子どもの健康について心配するのは、親として自然なことです。また、自閉症に関しては、できるだけ早く(18ヵ月になる前に)発見する方が良いでしょう。そして、自閉症の診断には、まず症状の特徴を知っておく必要があります。

自閉症と診断されるのが遅くなったとしても、どの段階でも治療が可能なので心配しないようにしましょう。治療することで症状が悪化せずに、子どもが健全に成長できるようになります。

自閉症とは?

自閉症によく見られる行動の前に、まずは基本的な症状についてまとめておきましょう。

自閉症の特徴は、子どもの発達に影響する他の症状とも似ていることもあるので、診断が分かりにくい場合もあります。

簡単に言うと、自閉症は脳発達において何種類かに分類される疾患で、その症状の重度によって診断されます。

自閉症の子どもは、社会的に適応したり、言葉やしぐさなど、人と意思疎通することが難しいです。他にも自閉症の子どもは同じ行動を繰り返す特徴があります。

幼い子どもの自閉症の特徴

以下に説明するのは、自閉症の子どもがあまりしない行動です。

  • 目を合わせない。(話しかけている時、食べさせている時、遊んでいる時など。)
  • 周りの人が笑っていても笑わない。
  • 名前で呼ばれたり、知っている人の声を聞いても反応がない。
  • 目の前で何か動かしても、目で追わない。
  • 話をする時に手振り身振りを示さない。例えば、あいさつする時に手を動かさない。
  • 手で何か物を指さしたり、他の身体の部分を使って、指し示したりしても、その方向を見ない。
  • 自分の方を見て欲しい時、または何か必要な時に、何も音を立てない。
  • 抱きしめたり、他の愛情表現を示しても、それに反応しない時がある。
自閉症の子ども

  • 遊んでいる時、他の子の動きを真似たり、その子に向けられた表情に反応しない。
  • 抱っこされたい時に、腕を上げて抱かれようとしない。
  • 他の子と遊んだり、遊び時間に興味を示したり、楽しんでいるように見えない。
  • 自閉症の子どもは、自分で何かできない時に助けを求めない。

月齢ごとに見られる自閉症の特徴

6ヵ月:あまり笑ったり、嬉しそうな顔を見せない。

9ヵ月:会話をする時に、音を出す、笑顔を見せる、表情豊かにすることがあまりない。

12ヵ月:名前を呼ばれても反応がない。赤ちゃん言葉を発しない(話をする最初の段階)。指さしたり、物を持ち上げるなどのしぐさや動きに応答しない。

16ヵ月:この年齢でまだ言葉を発していない。

24ヵ月:(2語以上を組み合わせた)文章を頭で組み立てることが、まだできない。

2歳以上の子どもに見られる自閉症の特徴

自閉症の特徴

  • 周りの人に興味を示さず、存在にも気付かないように見える。
  • 社会性や人との関わりに興味を示さない。
  • 触られる、抱っこされる、愛情を示されることを好まない。
  • グループ遊びに入っていかないことが多い。遊び時間に同年齢の子どもと親しくしたり、おもちゃで創造的な遊び方をしない。
  • 自分の感情について話すことが難しい。
  • 話しかけられているのに、聞いていないように見える。
  • 自分が達成したことや興味のあることを、親しい人に話さない。
  • 独特な音やリズムで話す。
  • この年齢の自閉症の子どもは、言葉を繰り返す特徴がある。
  • 質問されると、単にそれを繰り返すか、はっきりした返事をしない。
  • 自分のことを第三者とみなして話す。
  • 会話に文法的な間違いがたくさん見られる。
  • 自分が必要としていることや、やりたいことを表現するのが苦手。
  • 簡単な説明を受けても、それを実行できない。
  • 目を合わせない。
  • 話している内容と表情が一致しない。
  • 話している時に手振り身振りを使わないので、子どもの行動が少し機械的に見えることがある。
  • 姿勢が良くない。
  • 決まりきった生活習慣を変えない。
  • 何事も、変化に対応していくのが難しい。
  • 几帳面にものを並べる。
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